ls コマンドを使用して、ディレクトリ内のすべてのファイルに関する情報を表示します。
% ls -la
ユーザー所有権、グループ所有権、ファイルのアクセス権などを長形式で表示します。
ドット (.) で始まる隠しファイルを含め、すべてのファイルを表示します。
ls コマンドのすべてのオプションについては、ls(1) のマニュアルページを参照してください。
次の例では、/sbin ディレクトリ内のファイルを部分的に表示しています。
% cd /sbin % ls -l total 4960 -r-xr-xr-x 1 root bin 12756 Dec 19 2013 6to4relay lrwxrwxrwx 1 root root 10 Dec 19 2013 accept -> cupsaccept -r-xr-xr-x 1 root bin 38420 Dec 19 2013 acctadm -r-xr-xr-x 2 root sys 70512 Dec 19 2013 add_drv -r-xr-xr-x 1 root bin 3126 Dec 19 2013 addgnupghome drwxr-xr-x 2 root bin 37 Dec 19 2013 amd64 -r-xr-xr-x 1 root bin 2264 Dec 19 2013 applygnupgdefaults -r-xr-xr-x 1 root bin 153 Dec 19 2013 archiveadm -r-xr-xr-x 1 root bin 12644 Dec 19 2013 arp . . .
それぞれの行には、ファイルについての情報が次の順で表示されています。
ファイルの形式 – たとえば、d。ファイル形式の一覧は、ファイルとディレクトリの所有権を参照してください。
アクセス権 – たとえば、r-xr-xr-x。詳細は、ファイルとディレクトリの所有権を参照してください。
ハードリンクの数 – たとえば、2。
ファイルの所有者 – たとえば、root。
ファイルのグループ – たとえば、bin。
バイト数でのファイルサイズ – たとえば、12644。
ファイルの作成日時、またはファイルが最後に変更された日時 - たとえば、Dec 19 2013。
ファイルの名前 - たとえば、arp。