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Oracle® Solaris 11.3 でのファイルのセキュリティー保護とファイル整合性の検証

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更新: 2016 年 1 月
 
 

ファイル情報を表示する方法

ls コマンドを使用して、ディレクトリ内のすべてのファイルに関する情報を表示します。

  • 次のコマンドを入力すると、現在のディレクトリ内のすべてのファイルの一覧が長形式で表示されます。
    % ls -la
    –l

    ユーザー所有権、グループ所有権、ファイルのアクセス権などを長形式で表示します。

    –a

    ドット (.) で始まる隠しファイルを含め、すべてのファイルを表示します。

    ls コマンドのすべてのオプションについては、ls(1) のマニュアルページを参照してください。

使用例 1  ファイル情報の表示

次の例では、/sbin ディレクトリ内のファイルを部分的に表示しています。

% cd /sbin
% ls -l
total 4960
-r-xr-xr-x   1 root   bin      12756 Dec 19  2013 6to4relay
lrwxrwxrwx   1 root   root        10 Dec 19  2013 accept -> cupsaccept
-r-xr-xr-x   1 root   bin      38420 Dec 19  2013 acctadm
-r-xr-xr-x   2 root   sys      70512 Dec 19  2013 add_drv
-r-xr-xr-x   1 root   bin       3126 Dec 19  2013 addgnupghome
drwxr-xr-x   2 root   bin         37 Dec 19  2013 amd64
-r-xr-xr-x   1 root   bin       2264 Dec 19  2013 applygnupgdefaults
-r-xr-xr-x   1 root   bin        153 Dec 19  2013 archiveadm
-r-xr-xr-x   1 root   bin      12644 Dec 19  2013 arp
.
.
.

    それぞれの行には、ファイルについての情報が次の順で表示されています。

  • ファイルの形式 – たとえば、d。ファイル形式の一覧は、ファイルとディレクトリの所有権を参照してください。

  • アクセス権 – たとえば、r-xr-xr-x。詳細は、ファイルとディレクトリの所有権を参照してください。

  • ハードリンクの数 – たとえば、2

  • ファイルの所有者 – たとえば、root

  • ファイルのグループ – たとえば、bin

  • バイト数でのファイルサイズ – たとえば、12644

  • ファイルの作成日時、またはファイルが最後に変更された日時 - たとえば、Dec 19 2013

  • ファイルの名前 - たとえば、arp