チェックポイント保持ポリシーの概要

保持ポリシーは、システムに保持するチェックポイントを指定します。保持するチェックポイントの最大数、チェックポイントの保持期間、またはその組み合わせを指定できます。ポリシーはアプリケーション整合性グループに適用します。保持ポリシーを適用することによって、整合性グループのために作成されるすべてのチェックポイントが同じ保持ポリシーによって制御されるようになります。

保持ポリシーを設定する場合は、3 つのオプションがあります。
保持ポリシーをオーバーライドするには、チェックポイントを永続とマークします。永続オプションは、即時のチェックポイントまたはスケジュールされたチェックポイントを計画している場合に使用します。スケジュールされたチェックポイントを計画する場合は永続オプションを使用できますが、このオプションを選択すると、そのスケジュールによって作成されたすべてのチェックポイントが永続として設定されます。使用可能なリソースに負荷をかけないように、個別のチェックポイントのみを永続と設定してください。
注: チェックポイントは、Oracle FS System上のクローン LUNストレージを消費します。クローン LUNの管理については、Oracle Flash Storage System 管理者ガイドを参照してください。

チェックポイントの削除アクティビティーは、イベントの概要ページからモニターできます。永続チェックポイントは、保持ポリシーを使用して削除できません。永続チェックポイントは手動で削除する必要があります。