DPM VMI サービスをインストールする

Oracle FS Data Protection Manager (DPM) を vSphere や Hyper‑V などの仮想環境でインストールする場合、仮想マシンインタフェース (VMI) サービスをインストールする必要があります。DPM 仮想マシンインタフェース (VMI) は VM および物理ホスト間のブリッジを提供します。VMI は Hyper-V および VMware ESX のハイパーバイザーで使用できます。

前提条件:
DPM のインストール先となるホスト上に、正常に機能している仮想マシンが存在している。DPM でサポートされるユーティリティーは次のとおりです。
  • vCenter サーバーによって管理される VMWare ESX の場合:

    install-win-pds-dpmvmiserver-vcenter.exe

  • Hyper‑V の場合:

    install-win-pds-dpmvmiserver-hyperv.exe

  • サーバーに Java がインストールされており、JAVA_HOME または JRE_HOME 変数で Java Development Kit のパスが構成されている必要があります。

DPM VMI は次の場所にインストールします。
  • VMWare ESX の場合: vCenter サーバーが実行されている Windows サーバーにソフトウェアをインストールします。

  • Hyper‑V の場合: 仮想マシンホストにソフトウェアをインストールします。

  1. ダウンロードした DPM VMI インストールパッケージを見つけ、パッケージ名をダブルクリックします。
  2. ようこそ画面で「次へ」をクリックします。
  3. インストールフォルダのダイアログで、デフォルトのフォルダ場所を受け入れるか選択したフォルダの名前を入力し、「次へ」クリックします。
    注: Oracle は、デフォルトのインストールフォルダ場所を受け入れることをお勧めします。
  4. 「ポート情報」ダイアログから、あとで使用するための VMI 通信ポート番号を記録します。
    このポート番号は、DPM を仮想マシンにインストールする際に使用されます。
    注: また、システムのファイアウォール経由でポートが使用可能になっていることも確認してください。
  5. 続行するには「次へ」をクリックします。
  6. 「インストールの準備完了」ダイアログで「次へ」クリックします。
    結果:プログラムによってインストール手順が実行されます。
インストールが完了すると、DPM VMI サービスが起動します。
注: システムのファイアウォールで VMI のポート番号が開いていることを確認してください。