LUN のマップ

保持、バックアップ、およびオプションのホームLUNをマップするには、「LUN のマップ」機能を使用します。レプリケートされたペアの物理バックアップコピーに使用される LUN をマップすることもできます。

注: 「LUN のマップ」機能は、レプリケーションペアで使用されるソースまたはターゲット LUN をマップするときには使用されません。これらの LUN は、「保護計画の作成」プロセス中に自動でマップされます。
LUNをマップする前に、次の点を検討します。
  • LUNをマッピングすると、Oracle FS SystemLUNの既存のホストマッピングを削除します。

  • Oracle MaxRep for SANは、第 3 および第 4 世代の Linux ファイルシステム (ext3 および ext4) をサポートします。Linux オペレーティングシステムはファイルシステムをジャーナルするため、これらのファイルシステムは、データの破損時に回復される可能性があります。

  • LUNは、常にターゲットのアプライアンスイニシエータ (AIT) ポートグループにマップされます。AIT ポートグループは、レプリケーションエンジンにマウントされた保持およびバックアップ LUN (およびオプションでホームLUN) にアクセスするために使用されます。

LUNをフォーマットしてマウントしたり、LUNがすでにフォーマットされている場合はマウントしたり、マップしてOracle MaxRep for SANからスキャンを開始したりすることができます。

  1. 「設定」 > 「Oracle ストレージ」 > 「Toolkit for MaxRep」を選択します。
  2. 「MaxRep オプションの選択」ページで、「マップ」を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「Oracle ストレージの選択」リストで、マップするLUNが含まれるOracle FS Systemを選択します。
  4. 「MaxRep の選択」リストで、レプリケーションエンジンを選択します。
    結果:「マッピングする LUN の選択」表に、使用可能なLUNが一覧表示されます。
  5. LUNを含むOracle FS Systemのエントリを展開します。
  6. マッピングするLUNを選択し、「次へ」をクリックします。
    結果:LUN がすでにマップされている場合はアクションによって選択した LUN がアンマップされることを知らせる警告メッセージが表示されます。
  7. ローカルで使用される LUN の場合 (保持、バックアップ、オプションのホームファイルシステムなど)、「マウントポイント」パスを指定します。LUN をマッピングすると、システムによって LUN が指定されたパスにマウントされます。
  8. 「フォーマットが必要」オプションを指定します。システムによってマッピング後に LUN がフォーマットされるようにする場合は、このオプションを選択します。
    注: LUN が正常にマウントされるには、フォーマットする必要があります。
    注意
    フォーマットによって、LUN からファイルシステムデータが削除されます。
  9. ローカルで使用される LUN の場合 (保持、バックアップ、オプションのホームファイルシステムなど)、「物理 FC ポートへのマップ」を使用するかどうかを指定します。
    注: 保持、バックアップ、およびオプションのホーム LUN の場合は、このオプションをお勧めします。
  10. オペレーティングシステムでサポートされている「ファイルシステム」プロトコルを選択します。
    注: ローカル (保持、バックアップ、およびオプションのホーム) LUN の場合は推奨ファイルシステム (ext4) を使用することをお勧めします。
  11. マッピングを開始するには、「送信」をクリックします。

操作のステータスを表示するには、「設定」 > 「Oracle ストレージ」 > 「Toolkit for MaxRep」の順に移動し、「履歴の表示」をクリックします。「ステータス」列に、操作の状態 (保留中、進行中、成功、または失敗) が表示されます。