ドライブグループのデータ保護

Oracle FS System は、障害発生が予測されるドライブからデータをコピーします。

論理ボリューム内のデータは複数のドライブグループのドライブにわたってストライピングされます。さまざまなボリュームからのデータが同じドライブグループ上に配置されることもあります。これらのボリュームからのデータは 1 つ以上の RAID レベルで保護されます。このストライピングにより、異なるボリュームからのデータが 1 つのドライブに格納されることもあります。その結果、特定のドライブが複数の RAID レベルをサポートしている場合もあります。

ドライブグループ内のドライブに障害が発生した場合または障害の発生が予測される場合、システムは影響を受けるドライブ上のデータブロックに適切なステータスを割り当てます。同じドライブ上のデータブロックであるにもかかわらず、あるデータブロックのステータスがほかのデータブロックのステータスと異なる場合があります。ステータスが異なる場合、それはデータブロックの RAID レベルの違いによるものです。

ドライブグループ内で同じ RAID レベルで保護されているデータブロックは 1 つのグループと見なされます。システムがデータブロックを RAID レベルでグループ化しているのは、レポート作成のためです。