EPM System製品は、グラフィカル・ユーザー・インタフェース、コンソール・モード・インタフェース、またはサイレント・モードのインストール応答ファイルを使用してインストールできます。
EPM System製品をインストールする場合は、実行するインストールのタイプを選択します:
新規インストール。
リリース11.1.2.0、11.1.2.1、11.1.2.2または11.1.2.3からリリース11.1.2.4に移行する場合はメンテナンス・リリースを適用します。
このリリースを再インストール
インストールについて次の点に注意してください:
SOA SuiteおよびWebLogic Serverはすでにインストールされているが、EPM System製品はまだインストールされていない場合、インストール時に、最初に「メンテナンス・リリースの適用」を選択して最新のWebLogic Serverをインストールしてから、「新規インストール」を選択してEPM System製品のインストールに進みます。
Windowsマシンでは、インストールおよび構成にAdministratorユーザーを使用しないでください。管理者権限のあるユーザーとして、EPM SystemインストーラおよびEPM Systemコンフィギュレータを実行します。すべてのEPM System製品と同じユーザーとして、EPM System Diagnosticsをインストールし、構成して実行します。Windows 2008を使用している場合は、UACを無効にした状態でインストールします。EPM System製品をインストール、構成および実行するには、UACを無効にする必要があります。UACは、エンドユーザーのクライアント・デスクトップで有効化できます。
UNIXマシンで、rootユーザーを使用してインストールおよび構成を行わないでください。すべてのEPM System製品と同じユーザーとして、EPM System Diagnosticsをインストールし、構成して実行します。UNIXマシンでは、すべてのOracle製品について、インストールを行うユーザーは同じグループに属している必要があります。このグループには、中央インベントリ(oraInventory)に対する書込み権限が必要です。
EPM Systemインストーラを、Oracle Universal Installerの別のインスタンス(Oracle Databaseのインストーラなど)の実行中に実行することはできません。
UNCアドレスからではなく、マップ済ドライブからEPM Systemインストーラを実行します。
EPM System製品をインストールするには:
(Windows) EPM Systemインストーラ・ファイルを抽出したルート・ディレクトリでinstallTool.cmdをダブルクリックします。
(Windows) Windowsコンソールで、EPM Systemインストーラ・ファイルを抽出したルート・ディレクトリに移動し、installTool.cmd -consoleと入力します。
サイレント・インストールの応答ファイルを作成します。サイレント・インストールの実行を参照してください。
(UNIX) EPM Systemインストーラ・ファイルを抽出したルート・ディレクトリに移動し、./installTool.shと入力します。
(UNIX) EPM Systemインストーラ・ファイルを抽出したルート・ディレクトリに移動し、./installTool.sh -consoleと入力します。
-tmpパラメータを使用すると、他のtmpディレクトリを指定できます。例: ./installTool.sh -tmp /templocation。
EPM Systemインストーラは起動中に初期チェックを実行します。Windows 2008システムでUser Account Control (UAC)が有効になっているというメッセージが表示された場合は、UACを無効にして再起動してから、EPM Systemインストーラを再起動します。
EPM Systemインストーラが起動します。
ヒント: | EPM Systemインストーラの最初のページは、EPM Systemインストーラ・ウィンドウから離れたり、初期状態のウィンドウの位置を変更したりすると、他のウィンドウの背後に隠れて開く場合があります。ウィザードの最初のページに切り替えるには、[Alt]を押しながら[Tab]を押します。 |
EPM Systemインストーラ全体を通して、選択した言語でのインストールにコンポーネントが利用できない場合、コンポーネントはアスタリスク(*)が付いて網掛けで表示されます。
EPM Systemインストーラの各ページを確認して完了し、「次へ」をクリックして次のページに移動します。
コンソール・モードで、必要な選択内容の隣に数値を入力します。
ヒント: | EPM Systemインストーラは、インストールするアセンブリのリストを準備した後に開始し、進行状況インディケータを表示します。選択した製品の数によっては、数分かかる場合があります。EPM Systemインストーラにより、各アセンブリのインストールの完了を示す進行状況が表示されます。 |
次の表に、EPM Systemインストーラの各ページの詳細情報を参照できるリンクを示します。
インストールが完了したら、「構成」をクリックまたは選択してEPM Systemコンフィギュレータを使用して製品を構成するか、または「終了」をクリックまたは選択してEPM Systemインストーラを閉じます。
注意: | Financial Close Managementをインストールする場合、EPM Systemコンフィギュレータを使用した構成を行う前に追加手順を実行する必要があります。次に続くプロセスについては、Financial Close ManagementおよびTax Governanceのインストール・チェックリストを参照してください。 |