ライフサイクル管理のクイック・スタート

ライフサイクル管理の移行は、この高度なプロセスに従います。各部分のプロセスの説明は、次の表で説明されているガイドまたは項で説明されています。

注意!

ライフサイクル管理のインポートを実行する前に、宛先環境をバックアップしておくことをお薦めします。ライフサイクル管理を使用したエクスポートおよびインポートは元に戻せません。

表2. ライフサイクル管理のプロセス

タスク追加情報
1. Shared ServicesおよびEPM System製品をインストールして構成します。『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』
2. LCM管理者の役割をライフサイクル管理のユーザーに割り当てます。

注意:

ほとんどの製品では、ライフサイクル管理タスクを実行するための追加の役割をユーザーにプロビジョニングする必要があります。追加の役割については、このガイドの巻末付録を参照してください。

『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemユーザーおよび役割セキュリティ・ガイド』

3. 移行のインポートおよびエクスポートのオプションを定義します。

Shared Services Consoleの場合は、「ライフサイクル管理およびShared Services Consoleの操作」を参照してください。

ライフサイクル管理ユーティリティの場合は、ライフサイクル管理ユーティリティの使用方法を参照してください。

4. Shared Services Consoleまたはライフサイクル管理ユーティリティで、ファイル・システムにアーティファクトをエクスポートします。

クラシック・アプリケーションの場合:

  1. 必要に応じて、Shared Servicesのアーティファクトをすべて選択します。

  2. 必要に応じて、製品固有のアーティファクトをすべて選択します。

    関連するすべてのアーティファクトを選択することもできます;Calculation Managerのルール、Financial Reportingのレポート、Essbaseのグローバル代替変数などがあります。

  3. 選択したアーティファクトを単一のファイル・システム・フォルダにエクスポートします。

EPMAアプリケーションの場合:

  1. 必要に応じて、Shared Servicesのアーティファクトをすべて選択します。

  2. 必要に応じて、EPMAのアーティファクトをすべて選択します。

  3. 選択したShared ServicesおよびEPMAのアーティファクトを単一のファイル・システム・フォルダにエクスポートします。

  4. 必要に応じて、製品固有のアーティファクトをすべて選択します。

    関連するすべてのアーティファクトを選択することもできます;Calculation Managerのルール、Financial Reportingのレポート、Essbaseのグローバル代替変数などがあります。

  5. 選択した製品固有のアーティファクトを2番目のファイル・システム・フォルダにエクスポートします。

ファイル・システムへのエクスポートを参照してください。
5. 製品固有の移行の前提条件を実行します。このガイドの巻末にある付録の各製品の「移行の前提条件」を参照してください。
6. 宛先環境をバックアップします。Oracle Enterprise Performance Management Systemバックアップおよびリカバリ・ガイド
7. Shared Services Consoleまたはライフサイクル管理ユーティリティで、ファイル・システムからアーティファクトをインポートします。

クラシック・アプリケーションの場合:

エクスポートされたファイル・システム・フォルダを右クリックして、「インポート」を選択します。

EPMAアプリケーションの場合:

  1. EPMAアプリケーションのアーティファクトが含まれるファイル・システム・フォルダを右クリックして、「インポート」を選択します。

  2. EPMAアプリケーション・ライブラリからEPMAアプリケーションを手動でデプロイします。

  3. 製品固有のアーティファクトが含まれるファイル・システム・フォルダを右クリックして、「インポート」を選択します。

ファイル・システムからのインポートを参照してください。
8. 移行ステータス・レポートを表示して、すべて正常に移行されたことを確認します。移行ステータス・レポート