フリーフォーム・グリッドは、1つのデータ・オブジェクトに関するOLAPデータ、リレーショナル・データ、および手動で入力したデータを表し、統合された動的計算でこれらのデータ・ソースを利用できるようにします。
フリーフォーム・グリックは行と列のみで構成されます。セルの交差に関係するページ・ディメンションの視覚表現はありません。ページの軸に割り当てられたディメンションのメンバーを持つOLAPデータベース接続は使用できますが、追加の要素コントロールを作成しなければ、これらのページ・ディメンションにより移動することはできません。つまり、マルチディメンショナル・キューブの最初のページのみが表示されます。
Web Analysis Studioでは、4つの方法を使用してリレーショナル・データにアクセスできます:
通常のスプレッドシート、チャートおよびピンボードで使用できるようリレーショナル・データベース接続を作成できます。リレーショナル・データベース接続の作成を参照してください。
SQLスプレッドシートのデータ・オブジェクトを使用してリレーショナル・データ・ソースをクエリーし、戻されたデータ値をカスタム・ドキュメントに表示します。SQLスプレッドシートの作成を参照してください
OLAPデータベース接続からリレーショナル・データ・ソースへのリレーショナル・ドリルスルー接続を作成できます。リレーショナル・ドリルスルーの作成を参照してください。
「関連コンテンツ」ダイアログ・ボックスを使用して、事前定義された統合サービス・ドリルスルーを活用できます。統合サービス・ドリルスルーを参照してください。
フリーフォーム・グリッドを作成するには、次のものを指定する必要があります。
フリーフォーム・グリッドの作成プロセスでは、データ・ソースとログオン情報を知っているものとします。フリーフォーム・グリッドのクエリー方法は1つだけではありません。その他のデータ・オブジェクトに設定されたデータベース接続を使用できます。