メンバーを共有することで、ディメンション・ライブラリ内で別の階層構造を許可できます。共有メンバーを作成する前に、基本メンバーが存在する必要があります。1つのメンバーに対して複数の共有メンバーを作成できます。
メンバーの第2インスタンスには共有メンバーであることを示すタグ(かっこに囲まれた「共有」)が付けられます。
次の例では、WashingtonというエンティティはUnitedStates階層のメンバーで、Management-Gates階層のメンバーでもあります。
注意: | 親メンバーのみを共有する場合、ディメンション・ライブラリには、共有される親とその子が表示されますが、親のみが共有メンバーとして作成されます。アプリケーション・ライブラリには、Essbase、PlanningおよびProfitability and Cost Managementアプリケーションの共有される親メンバー(子ではない)のみが表示されます。たとえば、Financial Managementアプリケーションの場合、共有される親の下に子が表示されます。 |
共有メンバーは次の2つの方法で作成できます:
子または兄弟として共有メンバーをコピーおよび貼り付けます。コピーおよび貼付けによる共有メンバーの作成を参照してください。
メンバー・セレクタを使用して共有メンバーを挿入すると、「共有ライブラリ」ツリー・ビューの位置を失うことなく、ディメンションの別の部分からメンバーを選択できます。メンバー・セレクタを使用した共有メンバーの作成を参照してください。
注意: | メンバーの共有インスタンスのグローバル・プロパティを変更できます。グローバルおよび関係プロパティの詳細は、プロパティの変更を参照してください。 |