用語集

注記:

(I) 記号が付いている用語集エントリは『IBM Dictionary of Computing』によるものです。

4410

Oracle StorageTek 標準ライブラリストレージモジュール (LSM)。

4480

Oracle StorageTek 製 18 トラック 1/2 インチカートリッジトランスポート。

4490

Oracle StorageTek 製 ESCON サポート付き 36 トラックロングテープカートリッジトランスポート。「Silverton」とも呼ばれます。

9310

Oracle StorageTek ライブラリストレージモジュール (LSM) で、標準 4410 LSM の高性能バージョン。「PowderHorn」とも呼ばれます。

9360

Oracle StorageTek ライブラリストレージモジュール (LSM)。「WolfCreek」とも呼ばれます。

9740

Oracle StorageTek ライブラリストレージモジュール (LSM)。「TimberWolf」とも呼ばれます。

タスクの異常終了 (不正終了)

コンピュータの処理タスクを終了させる、ソフトウェアまたはハードウェアの問題。

ACSid

LIBGEN プロセスで使用する、10 進数 (00 - 99) による ACS の識別方法。

ACS

Automated Cartridge System。カートリッジストレージと取得ライブラリサブシステムから成る完全な自動処理システムで、パススルーポートに接続される 1 つまたは複数のライブラリストレージモジュール (LSM) で構成されます。

ACS ライブラリ

各ライブラリは、カートリッジドライブに取り付けられている 1 つまたは複数の自動カートリッジシステム (ACS: Automated Cartridge System) と ACS 内のカートリッジで構成される。

ACSLS

自動カートリッジシステムライブラリソフトウェア。UNIX® ベースのライブラリ制御システムを実行する、Oracle StorageTek ライブラリ制御ソフトウェア。

アドレス

ハードウェア ID、データの着信先または送信元を符号化によって示したもの。

割り振り

特定のタスクにリソースを割り振ること。

非同期送信

文字処理型のデータ伝送方式 (IBM のブロックモードの伝送と比較)。

自動カートリッジシステム (ACS)

ACSを参照。

自動カートリッジシステムライブラリソフトウェア (ACSLS)

ACSLS」を参照。

自動モード

LSM と、接続されたすべてのホストとの間の関係。自動モードで動作している LSM は、オペレータによる介入なしに、カートリッジ処理を行う。このモードは、オンラインで変更されている LSM の通常の運用モードである。反対の状況は「手動モード」である。「手動モード」を参照。

バーコード

一連のさまざまな幅の縦線から構成されるコード。このコードは、カートリッジの背に添付されている外側のラベル上に表示され、ボリュームシリアル番号 (volser) と同じ。このコードは、ロボットのマシンビジョンシステムによって読み取られる。

BISYNC

Binary Synchronous Communications (バイナリ同期通信)。IBM によって開発された、同期通信リンク上でのデータ伝送用の初期の低レベルプロトコル。送信側の端末と受信側の端末で生成されるタイミング信号によって、文字の同期化を制御する伝送方式。

CAPid

CAPid は、LSM 内に常駐する CAP の位置を個別に定義する。CAPid は、「AA:LL:CC」という形式で表される (AA:LL は LSMid で、CC は 2 桁の CAP 番号)。

カートリッジ

プラスチック製テープ収容筐体。約 4 インチ (100 mm) x 5 インチ (125 mm) x 1 インチ (25 mm) サイズ。テープは、トランスポートにロードされると、自動的に装着される。自動装着用にプラスチック製ローダーブロックが付属している。カートリッジの背には、VOLSER (tape volume identifier: テープボリューム ID) を示す OCR/バーコードラベルが表示される。

カートリッジアクセスポート (CAP)

人手で LSM に挿入することなく、複数のカートリッジを LSM から出し入れできる機構。

カートリッジドライブ (CD)

2 - 4 個のカートリッジトランスポート、関連電源、および空圧源で構成されるハードウェアデバイス。

カートリッジテープ入出力ドライバ

カートリッジサブシステムにコマンド (読み取り、書き込み、巻き戻しなど) を発行するオペレーティングシステムソフトウェア。特定の種類の制御ユニットを接続する際のソフトウェアの中核となる部分。(Oracle の StorageTek CARTLIB 製品など。)

セル

1 つのカートリッジを収容する LSM 内の容器。

CGI

Common Gateway Interface (共通ゲートウェイインタフェース)

チャネル

ホストとメインストレージを入出力デバイスの制御ユニットに接続するデバイス。全二重チャネルには 2 つのパス (2 本線、または 2 種類の周波数信号を備えた 1 本線) が備わっている。半二重チャネルの場合は、1 つのポートから送信している間、もう一方のポートから受信する。

チャネル間 (CTC)

チャネル間アダプタに接続されている逆の終端のプログラム間で行われる通信 (データ送信) を指す。(I)

クライアント

ライブラリ制御システムが提供する ACS サービスを利用する最終的なユーザー。

クライアントリンク

LCS とクライアントの間の通信リンク。

クライアント/サーバー

分散型システムにおける対話モデル。1 つのサイトのプログラムが、別のサイトのプログラムへの要求を処理し、応答を待機する。要求を行う側のプログラムをクライアント、要求を満たす側のプログラムをサーバーと呼ぶ。

クライアントシステム

LCS が StorageTek Automated Cartridge System へのインタフェースを提供するシステム。

クライアントシステムコンポーネント (CSC)

クライアントコンピューティングシステムのオペレーティングシステムと、StorageTek Library Control System (LCS) の間にインタフェースを提供するソフトウェア。

同軸ケーブル

同期通信ネットワークでのデータ伝送に使用する伝送媒体。非同期 RS-232 通信には、ツイストペアケーブルが使用される。

コンプレックス

ACS サーバーシステムやクライアントシステムなどのほかのシステムで構成される複合システム。

接続モード

ACS とホストとの関係を表す用語。通信できる関係にある (ACS に対して少なくとも 1 つの端末がオンラインになっている) モード。

接続番号

通信パスでのサーバーの固有 ID。この番号は、サーバーノードとサーバー上の特定ポートの間、およびクライアントノードとクライアント上の特定ポートの間の固有の通信を識別するため、TCP/IP によって割り振られる。接続番号は、通信の継続中のみ保持される。

コンソール

システム上のセッションを制御するプライマリ入出力デバイス。

制御データセット (CDS)

自動ライブラリの機能を制御するためにホストソフトウェアによって使用されるデータセット。ライブラリデータベースとも呼ばれます。

制御パスアダプタ (CPA)

ホストプロセッサのブロックマルチプレクサチャネルとローカルエリアネットワーク間の通信を可能にする、Bus-Tech, Inc. 製のハードウェアデバイス。

制御ユニット (CU)

マイクロプロセッサを土台にしたユニットで、チャネルと入出力の間に設置される。チャネルコマンドをデバイスコマンドに変換し、デバイスのステータスをチャネルに送信する。

結合機能

シスプレックス環境で、高速キャッシングやリスト処理、ロッキング機能を提供する特殊な論理パーティション。(I)

結合機能チャネル

結合機能と、同機能に直接接続されている中央処理デバイスコンプレックスとの間のデータ共有に必要な高速接続を提供する高帯域光ファイバチャネル。(I)

CTC

チャネル間。

データパスアダプタ

クライアントコンピューティングシステムのデータプロトコルを、StorageTek 制御ユニットまたは IMU のデータプロトコルに変換するハードウェアデバイス。一例として、DEC の TC44-AA/BA STI から 4400 ACS へのインターコネクトがある。

データセット

1 つの単位としてスレッド化されている一連の記録。

データ共有

並列サブシステムまたはアプリケーションプログラムが、データの整合性を保持しながら、同じデータに直接アクセスし、変更できる能力。(I)

デバイス番号

プロセッサに接続されているデバイスを固有に識別する、4 桁の 16 進数で示される番号。

デバイス優先度

特定の 36 トラックトランスポートタイプを別の 36 トラックトランスポートタイプより優先するプロセス。

デバイス分離

ドライブ除外を参照。

DFSMS

Data Facility Storage Management Subsystem (データ機能ストレージ管理サブシステム)。

直接アクセスストレージデバイス (DASD)

ディスクドライブストレージデバイスに関する IBM 用語。

指定割り振り

「ドライブ優先度」を参照。

切断モード

ACS とホストとの関係を表す用語。通信できない関係にある (ACS に対してオンラインになっている端末がない) モード。

小数点付き 10 進数

4 つの 8 ビットの 10 進数字をピリオド (小数点、ドット) で区切った 32 ビットの整数を示す統語表示。TCP/IP では、インターネットアドレスが小数点付き 10 進数で示される。

ドライブ除外

(以前の呼称は「デバイス分離」) SMC 除外条件に基づいて、ドライブを割り振り対象から除外する、SMC の機能。

ドライブパネル

テープトランスポートが収容される LSM の壁面。T9840 トランスポートのドライブパネルには、10 または 20 個のトランスポートを収容できる。非 T9840 トランスポートのドライブパネルには、最大 4 個のトランスポートを収容できる。

ドライブ優先度

(以前の呼称は「指示割り振り」) ボリューム位置などの割り振り条件に基づいて、特定のドライブを優先的に選択する SMC の機能。

デュアル LMU

冗長 LMU 機能を提供するハードウェア/マイクロコード機能。

ダンプ

t 時のメインストレージ内容の出力表現。デバッグ目的で使用される。

動的サーバー切り替え

アクティブなサーバーでシステム障害が発生した場合、サーバープロセッサを切り替える機能。

ECART

Enhanced Capacity Cartridge (拡張機能カートリッジ)。

拡張機能カートリッジ

36 トラックトランスポート (4490、9490、9490EE) 専用の 1100 フィート長のカートリッジ。

エンタープライズシステム接続 (ESCON)

光ケーブルを伝送媒体として使用し、動的な接続環境を提供する一連の製品およびサービス。(I)

エラーコード (EC)

メッセージに表示される、エラーの発生原因の種類を示す数値コード。

エラー回復手順 (ERP)

エラーを隔離し、可能であればエラーからの回復を行うための手順。

ESCON

エンタープライズシステム接続。

エソテリック名

同じデバイスタイプのトランスポートに割り振られる名前。

Ethernet

さまざまなコンピュータを共通のシールド付き同軸ケーブルに接続する、バストポロジーによる LAN アーキテクチャー。Ethernet アーキテクチャーは IEEE 802.3 標準規格と同様。

イベント制御ブロック (ECB)

処理の終了時、完了コードの保存領域を提供する。

ファイル

1 つの単位として取り扱われる一連の関連記録。

ファイル転送プロトコル (FTP)

TCP/IP を介して接続されているマシン間のファイル転送方法を提供する TCP/IP コマンド。

外部ソケット

TCP/IP 接続指向プロトコルの 2 つの終端の一端。サーバーに接続できる外部ホストのアドレスを示す。

G バイト

1,073,741,834 バイトのストレージ

ハンドシェイク

1 つのプロセスから別のプロセスに送信される制御フロー信号。

ヘリカルカートリッジ

50G バイトの非圧縮データを記録できる、高容量のヘリカルスキャン方式のカートリッジ。RedWood (SD-3) トランスポート専用。

ホストコンピュータ

ネットワークで接続されている複数のコンピュータを制御するコンピュータ。

HTTP

ハイパーテキスト転送プロトコル。

IEEE 802.3

IEEE によって策定され、世界的に普及している、CSMA/CD (Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection) 方式のローカルエリアネットワーク向けの標準規格。

ICRC

改良カートリッジ記録機能。1/2 インチカートリッジの記録容量を拡大する圧縮/圧密機能。

初期プログラムロード (IPL)

マシンリセットをアクティブにするプロセス。

対話型ストレージ管理機能

DFSMS/MVS ストレージグループおよびクラスを定義する一連のアプリケーション。

インターネット

仮想ネットワークとして動作する TCP/IP を用いる一連のネットワーク。

インターネットアドレス

TCP/IP 通信用のネットワーク上で、ネットワークまたはホストを識別するために使用する付番方式。標準的なインターネットアドレスは、小数点付き 10 進数で示される。

インターネットプロトコル (IP)

2 つのネットワークがメッセージを交換する際に使用する正式なメッセージおよび規則の記述方式。

ISMF

Interactive Storage Management Facility (対話型ストレージ管理機能)

ジョブ制御言語 (JCL)

オペレーティングシステムに対してジョブの処理要求を記述するために開発された問題解決型の言語。

JES

Job entry subsystem (ジョブ入力サブシステム)。(I)

JES2

システムへのジョブの受信、内部フォーマットへの変換、実行対象のジョブの選択、出力処理、システムからのパージを行う MVS サブシステム。複数のプロセッサが装備されている場合、各 JES2 プロセッサは自身のジョブ入力を個々に制御/スケジューリング/出力処理する。「JES3」も参照。(I)

JES3

システムへのジョブの受信、内部フォーマットへの変換、実行対象のジョブの選択、出力処理、システムからのパージを行う MVS サブシステム。緩やかに結合されている処理ユニットから成るコンプレックスの場合、グローバルプロセッサがローカルプロセッサを集中管理し、共通のジョブキューを通じてジョブを分配するよう、JES3 プログラムがこれらのプロセッサを管理する。「JES2」も参照。(I)

LAN

ローカルエリアネットワーク (小規模 (ローカル) なエリア内のネットワーク)

LCS

ライブラリ制御システム (LCS)

LCS プロセッサコンソール

ライブラリ制御システムのプロセッサコンソールを使用して、(VM ベースの LCS 用) VM オペレーティングシステムを制御する。

LCU

「ライブラリ制御ユニット」を参照。

LIBGEN

VM/HSC に対してライブラリ構成を定義するプロセス。

ライブラリ

「TapePlex」を参照。

ライブラリカートリッジトランスポート

「トランスポート」を参照。

ライブラリコンプレックス

ライブラリコンプレックスは、1 つの HSC Control Data Set (CDS: 制御データセット) と、最大 256 個の Automatic Cartridge System (ACS: 自動カートリッジシステム) で構成され、各 ACS には最大 24 個の Library Storage Module (LSM: ライブラリストレージモジュール) を収容できる。

ライブラリ制御コンポーネント

ACS へのカートリッジのマウント/マウント解除を制御するソフトウェア。

ライブラリ制御プラットフォーム

ライブラリ制御システム向けの適切な環境を整備するハードウェアとソフトウェア。

ライブラリ制御プロセッサ

ライブラリ制御システムの運用を支援する、適切に構成されたコンピュータハードウェア。

ライブラリ制御ソフトウェア

ライブラリ制御コンポーネント、クライアントシステムインタフェース、およびライブラリユーティリティー。

ライブラリ制御システム (LCS)

ライブラリ制御プラットフォームおよびライブラリ制御ソフトウェア。

ライブラリ制御ユニット (LCU)

ロボットの動作を制御する LSM の部分。

ライブラリデータベース

取り外し可能なメディアボリュームの位置やステータス (セルの位置やスクラッチステータスなど) に関する情報を含むファイルまたはデータセット。別称「制御データセット (CDS)」。

ライブラリドライブ

ACS 内のカートリッジドライブ。スタンドアロン型のカートリッジドライブと区別される。

ライブラリ管理ユニット (LMU)

LMU」を参照。

ライブラリモード

4400 自動カートリッジシステムの一部を成す 4480 カートリッジサブシステムの運用を指し、オペレータがトランスポートにカートリッジを装着する「手動モード」と区別される。「手動モード」を参照。

ライブラリストレージモジュール (LSM)

LSM」を参照。

LMU

ライブラリ管理ユニット (1 つまたは複数の LSM/LCU の動作を調整するハードウェアおよびソフトウェア製品)。

ローカルエリアネットワーク (LAN)

LAN」を参照。

ローカルポート

TCP/IP 対応のホストプロセッサで利用できる特定のアプリケーションやプロセスの着信先。

ローカルソケット

TCP/IP 対応のホストのネットワークアドレスと、アプリケーションプロセス専用ポートのアドレスの組み合わせ。

論理ポート (LP)

LPを参照。

LP

論理ポート (クライアントシステムとインタフェースする CLS ソフトウェア)。CLSLP は、クライアントシステムと VM/HSC の間でデータをやり取りする際に使用するソフトウェアコンポーネント。

LSM

ライブラリストレージモジュール (標準 LSM (4410) は、12 面構造で、最大約 6000 本のカートリッジを収容する)。ストレージセルと付属トランスポートの間でカートリッジを移動するビジョンシステム付きの自立型ロボットアームが備わっている。「PowderHorn」、「SL3000」、「SL8500」、および「WolfCreek」も参照。

LSMid

LSMid は、LSM 番号と ACSid とを結合 (連結) した ID である。

LSM 番号

LSM の識別に使用される方法。LIBGEN の実行中に SLIACS マクロ LSM パラメータを定義すると生成される。このパラメータに最初に表示される LSM に LSM 番号 00 (10 進数)、2 番目の LSM に番号 01、それ以降も同様に割り振られることにより、すべての LSM が識別される (番号は最大 99 まで)。

手動モード

ACS から独立した、カートリッジドライブの運用。「ライブラリモード」を参照。

マスター LMU

デュアル LMU 構成で現在の ACS の機能を制御している LMU。

異種混在構成

手動モードおよびライブラリモードで、異なる種類のカートリッジドライブが混在している構成。

モデム

アナログ伝送機能を介して、デジタルデータの伝送を可能にする装置。

マルチクライアント

複数 (同種または異種) のクライアントシステムが 1 つの LCS に接続されている環境。

MVS システムコンソール

MVS/CSC では、MVS システムコンソールを介して、オペレータインタフェースが提供される。

OCR ラベル

光学式文字認識 (Optical character recognition) ラベル。カートリッジの背に添付されている、人間にもマシンにも読み取れる形式の外部ラベル。

オペレータコンソール

このドキュメントでは、MVS クライアントシステムのコンソールを指す。

オペレーティングシステム (OS)

システム全体でプログラムの実行を制御しているソフトウェア。

パススルーポート (PTP)

複数の LSM を持つ ACS において、異なる LSM 間でカートリッジを受け渡し可能にするメカニズム。

物理ポート

サーバーとクライアントのリンクをサポートするために必要な通信用ハードウェア。

物理ボリューム

物理的に関連付けられているデータファイルメディアの単位。「カートリッジ」を参照。

PowderHorn (9310)

標準 LSM の高性能バージョン。

事前構成済みパッケージ

ベンダーが用意したすべてのハードウェア、ソフトウェア、構成パラメータ設定が同梱されているストレージサーバーパッケージ。

製品変更依頼 (PCR)

製品の機能拡張に関する依頼。通常、この依頼はクライアントから寄せられるが、オラクルが提出する場合もある。

プログラム一時修正 (PTF)

1 つまたは一連の不具合を修正するためにリリースされるソフトウェア。

プログラム更新テープ (PUT)

MVS/CSC システムソフトウェアの更新や新バージョンを含む 1 つまたは複数のテープ。

プロトコル

2 台以上のマシン間がメッセージを交換する場合に従わなければならないメッセージフォーマットと規則の正式な記述方式。

回復

サーバーシステムの障害を自動処理または手動で修復する手順。

リール ID

特定のテープボリュームの ID。ボリュームシリアル番号 (VOLSER) と同じ。

要求

テープ関連の機能を実行するよう、4400 ACS に対して発行されるコマンドを表す用語。

スクラッチテープ

所有しているユーザーがいないため、あらゆるユーザーが使用できるテープ。

スクラッチテープサブプール

すべてのスクラッチテープの定義済みサブセット。サブプールは、物理特性 (ボリュームタイプ - リールまたはカートリッジ、リールサイズ、リール長、物理的な位置など) が似通った 1 つまたは複数の volser で構成される。インストール状況によっては、ラベルタイプなどのほかの特性によって、スクラッチプールがさらに細分化されている場合がある。

SD-3

Oracle StorageTek 製ヘリカルカートリッジトランスポート。「RedWood」とも呼ばれる。

SL3000

Oracle StorageTek SL3000 モジュラーライブラリは、メディアの混在、論理および物理パーティション分割機能、高度な管理、および高可用性を提供します。メインフレームおよびオープンシステムを含む混在環境をサポートし、カートリッジスロットは 200 から 6,000 までとスケーラブルです。

SL8500

Oracle StorageTek SL8500 モジュラーライブラリは、メディアの混在、論理および物理パーティション分割機能、高度な管理、高容量、および高可用性を提供します。メインフレームおよびオープンシステムを含む混在環境をサポートし、カートリッジスロットは標準の 1,450 から複雑な構成の 100,880 までとスケーラブルです。

サーバー

HSC などの ELS ライブラリ制御システム。SMC で、サーバーは、指定の TAPEPLEX に対して、指定の SERVER パスによって表される。SMC HTTP サーバーソフトウェアコンポーネントがリモートホストのミドルウェアとして要求されるのに対し、サーバーは SMC に関するかぎりでは、リモートホストで動作する ELS ライブラリ制御システム。

ソケット

ネットワーク上の固有アドレスと、ノードアドレス、および特定のネットワーク上の特定のアプリケーション ID を組み合わせたもの。TCP/IP で使用される抽象概念。

標準容量のカートリッジ

水平方式のトランスポート (4480、4490、9490、9490EE) で使用可能なカートリッジ。

スタンバイ

デュアル LMU ACS 構成で、オンラインになっているが、スタンバイ LMU に接続されている端末のステータス。

スタンバイ LMU

デュアル LMU 構成で、マスター LMU に障害が発生した場合や、オペレータよって SWITCH コマンドが発行された場合に、引き継ぎを行う準備が整っている冗長 LMU。

端末

ホストコンピュータと LMU の間のハードウェアパス。VM/HSC と LMU は、このパスを介して、制御情報を送信する。

ストレージサーバー

異種システムが混在しているコンピュータシステムで、自動テープカートリッジライブラリサービスを使用できるようにするための一連のハードウェアおよびソフトウェア製品。

ストレージ管理コンポーネント (SMC)

IBM の z/OS オペレーティングシステムと、StorageTek 自動ライブラリ制御システム (HSC および MVS/CSC) の間のソフトウェアインタフェース。SMC は ELS ソリューションのために割り振り処理、メッセージ処理、および SMS 処理を実行する。

スイッチオーバー

スタンバイ LMU がマスター LMU の機能を引き継ぐこと。

同期

BISYNCを参照。

同期 LAN

同期通信上に構築されているローカルエリアネットワーク。

システムネットワークアーキテクチャー (SNA)

ネットワークの構成と運用を制御し、ネットワークを介して情報ユニットを伝送するための論理構成、フォーマット、プロトコル、および運用シーケンスを記述したもの。

T9840A

9840A カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製のアクセス重視カートリッジトランスポート。

T9840B

T9840B カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製のアクセス重視カートリッジトランスポート。

T9840C

T9840C カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製のアクセス重視カートリッジトランスポート。

T9840D

T9840D カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製のアクセス重視カートリッジトランスポート。

T9940A

60G バイト T9940A カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製の容量中心カートリッジトランスポート。

T9940B

200G バイト T9940B カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製の容量中心カートリッジトランスポート。

T10000A

120G バイトまたは 500G バイトの T10000A カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製の T10000 A 大容量カートリッジトランスポート。

T10000B

240G バイトまたは 1T バイトの T10000B カートリッジの読み取りおよび書き込みが可能な、Oracle StorageTek 製の T10000 B 大容量カートリッジトランスポート

T10000C

Oracle の StorageTek T10000 C 高速/大容量テープドライブで、最大 252M バイト/秒および 5T バイトをネイティブで実現し、データボリュームが増大し続けるデータセンターオペレーションに最適です。

T10000D

Oracle の StorageTek T10000D 高速/大容量テープドライブで、最大 252M バイト/秒および 8.5T バイトのネイティブ容量を実現し、データ保存要件が増大し続けるデータセンターオペレーションに最適です。

テープドライブ

1 つのキャビネット内に最大 4 つのトランスポートを収容するテープ処理デバイス。1 つのドライブが個々のトランスポートを指す場合もある。

テープライブラリ管理システム (TLMS)

このドキュメントでは、TLMS は、CA-1 ではなく、テープライブラリ管理システムを指す。

TapePlex

以前の「ライブラリ」で、単一の StorageTek ハードウェア構成。通常は単一の HSC 制御データセット (CDS) で表される。TapePlex には、複数の自動カートリッジシステム (ACS) と仮想テープストレージサブシステム (VTSS) が含まれる場合があります。

TCP/IP

Transmission Control Protocol/Internet Protocol。

トレースイベントタイプ

トレーシングが有効になっている場合に、システムを通じてトレースされるイベントの種類。

トレースファイル

システムのデバッグに有用な情報が含まれているファイル。

トランザクション

特定プロセスの実行をトリガーする特定の一連入力。

伝送制御プロトコル (TCP)

全二重ストリームサービスを提供するネットワーク間の標準プロトコル。

トランスポート

テープのスレッド化や配置、テープからの読み取り、テープへの書き込みに使用する電気機械デバイス。

UCB

Unit Control Block (ユニット制御ブロック)。

ユーザー ID

特定の「仮想マシン」のユーザーまたはクライアントを識別する名前 (別称「VM userid」)。

ユーティリティー

コンピュータシステムの主機能に付随している補助機能を実行するプログラム。

仮想マシン (VM)

VMを参照。

仮想ストレージ

プログラムでの必要に応じて、メインストレージ要求がセグメント (またはページ) 別に割り振られることにより、無制限または仮想上のストレージが存在するように見せる OS の機能。

仮想ストレージマネージャー (VSM)

VTSS バッファーのボリュームとトランスポートの仮想化によって、メディアとトランスポートの使用効率を改善するストレージソリューション。

仮想テープ制御システム (VTCS)

仮想ストレージマネージャー (VSM) ソリューションのプライマリホストコード。このコードは、別のアドレス空間で動作するが、HSC と密接に通信を行う。

仮想テープストレージサブシステム (VTSS)

仮想ボリューム (VTV) と仮想ドライブ (VTD) を含む DASD バッファー。VTSS は、トランスポートエミュレーションを実現するマイクロコードを備えた、StorageTek 製の RAID 6 ハードウェアデバイス。RAID デバイスはディスクからテープデータを読み取り、データをディスクに書き込むことができる。また、実際のテープドライブ (RTD) からデータを読み取ったり、ドライブにデータを書き込むことも可能。

仮想通信アクセス法 (VTAM)

IBM ホストに常駐する、通信のための共通インタフェースとして機能する通信ソフトウェア。

VM

仮想マシン (コンピュータと関連デバイスの機能のシミュレーション)。各仮想マシンは、適切なオペレーティングシステムによって制御される。

VM/SP または VM/XA

主として、CP と CMS の 2 つの主要コンポーネントで構成される、IBM 独自のオペレーティングシステム。

ボリューム

1 つの単位として、マウントまたはマウント解除されるテープカートリッジ (データキャリア)。

ボリュームシリアル番号 (VOLSER)

物理ボリュームの ID。

WolfCreek (9360)

標準 LSM よりも小さい容量の高性能 LSM。

ZCART

より薄型のメディアを使用し、拡張容量 (ECART) カートリッジの 2 倍の容量を提供する追加拡張容量のカートリッジ。このカートリッジは、2200 フィート長で、TimberLine 9490EE の 36 トラックトランスポート専用。