G ライブラリファームウェアのアップグレード

ファームウェアをアップグレードするには、Oracle サポートに連絡してください。Oracle の保守担当者のみが、新しいライブラリファームウェアをインストールするようにしてください。

注記:

コードのダウンロードおよびアクティブ化はローカルオペレータパネルでは使用できません。

ライブラリファームウェアにはドライブコードのアップグレードが含まれません (ドライブ固有のドキュメントを参照してください)。

ライブラリコントローラへのコードのダウンロード

  1. 次の場所でファームウェアのアップグレードパッケージ (.jar file) を検索します。

    http://edelivery.oracle.com

  2. そのコードをシステムにダウンロードします。

  3. SLC にログインします。

    SL8500 コンプレックスをアップグレードする場合は、コンプレックス内の任意のライブラリに接続できます。アップグレードは、単一の SLC セッションからコンプレックス内のすべてのライブラリに同時にダウンロードされます。

  4. 「Tools」 > 「Diagnostics」を選択し、デバイスツリーで「Library」を選択します。

  5. Load Code」タブをクリックします。

  6. ファームウェアのパッケージを検索します。

  7. 内容とファイル名を確認します。「Load」をクリックします。

    ダウンロードプロセスには最大で 10 分かかる場合があります。

  8. パッケージが正常にアンパックされたことを確認します (失敗したラベルには 0 が表示されます)。

ライブラリコントローラでのコードのアクティブ化

Oracle の保守担当者のみが、新しいライブラリファームウェアをインストールするようにしてください。Oracle サポートに連絡してください。

注記:

コードをアクティブ化するには、ライブラリをリブートする必要があります。それに応じて、アクティブ化をスケジュールします。
  1. コードをダウンロードして展開します (ライブラリコントローラへのコードのダウンロードを参照してください)。

  2. SLC で「Tools」 > 「Diagnostics」を選択し、デバイスツリーで「Library」を選択します。

  3. Activate Code」タブをクリックします。

  4. 「Target」リストで、アクティブ化するコードパッケージを選択します (この例では「SL8500 Code」)。

  5. 「Available Versions」セクションで、アクティブ化するコードバージョンを選択します。「Activate」をクリックします。

    注意:

    内部ファイルを破損する可能性があります。コードのアクティブ化の実行中は、ライブラリ内のどのデバイスもリブートせず、また、ライブラリ上ではどのような操作も実行しないでください。
  6. アクティブ化のプロセスが完了したら、「OK」をクリックしてライブラリをリブートします。

  7. OK」をクリックして、SLC セッションを終了します。ライブラリの初期化が完了すると、SLC に再度ログインできます。