Oracle の StorageTek Library Console (SLC) は、SL8500 テープライブラリを構成、モニター、および管理するための GUI アプリケーションです。
注記:
テープカートリッジ上のカスタマデータは、SLC またはライブラリでは使用できません。テープドライブの外部データインタフェースは、ライブラリのインフラストラクチャーから分離されています。特に注記がないかぎり、このドキュメントに示す手順は、次の SLC バージョンのいずれでも実行できます。
スタンドアロン — SLC は、ライブラリにネットワーク接続された任意のシステムからリモートで実行されます。
Web 起動型 — SLC はサーバー上にインストールされます。これにより、各クライアントがブラウザを使用して SLC にアクセスできます。
ローカルオペレータパネル — SLC はライブラリ上に事前にインストールされています。これにより、ライブラリのオペレータはライブラリから、ほとんどの SLC 機能に直接、アクセスできます。
メディアパックには Web 起動型の SLC サーバー、Web 起動型の SLC クライアント、およびスタンドアロンの SLC が含まれています。
次の Oracle Software Delivery Cloud にアクセスします。
「Sign In/Register」をクリックします。
条件や制約事項を読みます。同意することを示します。
SLC を検索してから、「Oracle StorageTek Library Console」を選択します。「Select Platform」をクリックします。
「GENERIC (All Platforms)」を選択し、「Select」をクリックします。
Oracle StorageTek Library Console が「Selected Products」の下に一覧表示されていることを確認し、「Continue」をクリックします。
「Select Alternate Release」をクリックします。SLC バージョンを選択して、「Continue」をクリックします。
条件や制約事項を読みます。承認を示してから、「Continue」をクリックします。
zip ファイルを保存します。目的の場所にメディアパックを展開します。
SLC を更新する前に、以前のバージョンをすべてアンインストールします。
スタンドアロンの SLC メディアパックをダウンロードし、展開します (SLC メディアパックのダウンロードを参照してください)。
使用しているオペレーティングシステムに対応した SLC インストーラファイルを選択します (メディアパックの Readme を参照してください)。
情報を確認します。「Next」をクリックします。
SLC をインストールする場所を指定します。「Next」をクリックします。
SLC のショートカットアイコンを作成する場所を指定します。「Next」をクリックします。
注記:
Solaris の場合、デフォルトのルートディレクトリを選択できません。Oracle は、/u-sr/bin
または同様の場所を推奨しています。情報が正しいことを確認します。「Install」をクリックします。
「Done」をクリックします。
サーバーには、Web 起動型 SLC の更新のみをインストールする必要があります。Web 起動型の SLC サーバーは、実行中に更新できます。更新はインストールされたあと、クライアントがアプリケーションを起動すると自動的にダウンロードされます。
Web 起動型の SLC サーバー (.war) ファイルをダウンロードし、展開します (SLC メディアパックのダウンロードを参照してください)。
そのファイルをサーバー上に配備します (メディアパックの Readme を参照してください)。