プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース5.0
E64891-02
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

このリリースでの変更点

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Application Expressリリース5.0での変更点

Oracle Application Expressリリース5.0の『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • ページ・デザイナ

    ページ・デザイナは、開発者の生産性を大幅に向上させ、Oracle Application Express内でページを迅速に拡張および保持するように設計された、完全に新しい統合開発環境(IDE)になりました。

    • 統合されたユーザー操作性

      複数のコンポーネントを変更する際にコンテキスト切替えやドリルダウンは不要です。すべての変更はページ・デザイナ内で行われます。ページを保存する前に、必要に応じて変更を元に戻したりやり直します。

    • より優れたビジュアル表現

      リージョンおよびアイテムがグリッド・レイアウト内にどのように配置されるかを即座に把握できます。ページ上のコンポーネントに加えられた変更は、ツリーおよびグリッド・レイアウト全体にすぐに反映されます。さらに、エラーと警告は即時に表示されます。

    • 直感的なドラッグ・アンド・ドロップ

      ページ・デザイナにより、ページを開発するまったく新しい方法が提供されます。「グリッド・レイアウト」ペインで、コンポーネント・ギャラリから新しいコンポーネントをドラッグしたり、既存のコンポーネントを移動およびコピーできます。「ツリー」ペインで、一度に複数のコンポーネントをドラッグして移動およびコピーできます。

    • 拡張されたコード・エディタ

      新しいコード・エディタには、インライン・エラーによるSQLおよびPL/SQL検証、オートコンプリート、構文のハイライト処理、regexサポートによる検索および置換、元に戻すおよびやり直しのサポートが備わっています。

    「アプリケーション・ページの理解」および「ページ・デザイナでのページの管理」を参照してください。

  • 新しいデザインおよびユーザー・インタフェースの強化

    Oracle Application Expressは、扱いやすさと簡潔性によりユーザー操作性を向上させることに重点が置かれたユーザー・インタフェースを備えています。新しいデザインでは、カラー・パレットやアイコンが新しくなり、メニューとナビゲーションが改善されて、アクセシビリティとキーボード・ショートカットのサポートが向上しており、ページ・レイアウトもより直感的なものになっています。

    • ユニバーサル・テーマ

      ユニバーサル・テーマは、過剰なテンプレートを排除した、テーマ・ローラー、テンプレート・オプションおよびテーマ・スタイルによって容易なカスタマイズをサポートする新しいアプリケーション・ユーザー・インタフェースです。ユニバーサル・テーマによって、開発者はHTML、CSSまたはJavaScriptの専門知識がなくても、最新で応答性が高く洗練されたアクセスしやすいアプリケーションを構築できます。

      ユニバーサル・テーマの詳細は、ユニバーサル・テーマのサンプル・アプリケーションをインストールしてください。「パッケージ・アプリケーションのインストール」を参照してください。

    • テーマ・スタイル

      ユニバーサル・テーマ - 42モバイル - 51などの新しいテーマで使用可能です。テーマ・スタイルは、ベースCSSに追加されるCSSです。開発者は、テーマ・ローラー・ユーティリティを使用してアプリケーションの外観を変更できます。

    • テーマ・ローラー

      多数のスタイル属性を調整し、アプリケーションに適用された変更内容をリアルタイムで確認します。適切な結果が得られたら、変更内容をテーマ・スタイルとしてアプリケーションに直接保存できます。

      「テーマ・ローラーの使用」を参照してください。

    • テンプレート・オプション

      ボタン、リージョン、リスト、およびその他のテンプレートベースのコンポーネントの表示方法を簡単にカスタマイズできます。テンプレート・オプションを使用すると、単一のテンプレートを複数の様々な方法で表示でき、少ないテンプレートを使用してはるかに多用途のアプリケーションを構築できます。

      「テンプレート・オプションの理解」を参照してください。

    • テーマのサブスクリプション

      「テーマのサブスクリプションの理解」を参照してください。

  • 対話モード・レポートの強化

    複数の対話モード・レポートを単一のページで簡単に作成できます。対話モード・レポートには、データの表示、レポート設定、固定列ヘッダーのサポートのための新しいユーザー・インタフェースが用意されており、以前にも増してアクセシビリティに優れています。

    「レポートの開発」を参照してください。

  • モーダル・ダイアログ

    標準ページ・プロセスを使用する機能を備えたモーダル(および非モーダル)ページを簡単に定義できます。

  • ナビゲーションの向上

    静的リストおよび動的リストを、アプリケーションのナビゲーション・メニューおよびナビゲーション・バーのベースとして使用できます。ナビゲーション・メニューをページの上部または横に配置したり、リスト・テンプレートに基づいてレンダリングできるため、ネストされたナビゲーション・アイテム、キーボード・サポートおよびより優れたアクセシビリティを実現できます。

    「ナビゲーション・メニューについて」を参照してください。

  • 新しいカレンダ

    カレンダ・コンポーネントには、月、週、日および予定表の各ビューの組込みサポートが備わっており、カスタマイズが非常に簡単です。カレンダは一般的なFullCalendarライブラリに基づいており、ドラッグ・アンド・ドロップ、時間ベースのイベントをサポートし、高い応答性も備えています。

    「カレンダの作成」を参照してください。

  • モバイル・レポート

    リフロー表または列切替えを使用することによって、モバイル・デバイスですべてのデータを表示するレポートを作成します。リフロー表では、非常に小さい画面に複数の行を表示するために、各列がラップされるか変更されます。列切替えでは、最も重要な列を指定し、より小さい画面では必要に応じて非表示にする列を指定できます。

    「レポートの開発」を参照してください。

  • 静的ファイルのアップロード

    共有コンポーネント、プラグインまたはテーマにアップロードされたファイルをブラウザでキャッシュし、相対ファイルURLを使用して参照できます。ZIPファイルをアップロードすることもできます。内容は自動的に抽出され、相対ファイル参照はそのままの状態で保持されます。「静的アプリケーション・ファイルの管理」および「静的アプリケーション・ファイルの管理」を参照してください。

非推奨となったかサポートが終了した機能

『Oracle Application Expressリリース・ノート』の非推奨となった機能およびサポートが終了した機能に関する項を参照してください。

その他の変更

このリリースでの追加変更は次のとおりです。