この章の内容は次のとおりです。
Oracle Application Expressリリース5.0の『Oracle Application Expressインストレーション・ガイド』では、次の点が変更されました。
このリリースの新機能は次のとおりです。
Oracle Application Expressは、Oracle Database 12cマルチテナント・アーキテクチャをサポートします。「Oracle Database 12c.でのマルチテナント・アーキテクチャの使用」を参照してください。
すべてのアーキテクチャ・タイプに同じインストール・スクリプト
Oracle Application Expressリリース5.0は、簡略化された能率的なインストール・プロセスが特徴です。以前のリリースでは、ターゲット・アーキテクチャ(つまり、マルチテナントか非マルチテナントか)によって、異なるインストール・スクリプトを実行しました。たとえば、Oracle Application Expressリリース4.2.6では、非マルチテナント・アーキテクチャにはapexins.sql
、マルチテナント・アーキテクチャにはapexins_con.sql
でした。Oracle Application Expressリリース5.0では、すべてのターゲット・アーキテクチャに対して1つのインストール・スクリプト、apexins.sql
を実行するだけです。
このリリースでのその他の変更は次のとおりです。
すべての内容は、リリース5.0の機能にあわせて更新されました。
Oracle Database、WebブラウザおよびWebリスナーの要件が変更されました。「Oracle Application Expressのインストール要件」を参照してください。
『Oracle Application Expressインストレーション・ガイド』の手順は、Webリスナーにより整理されました。詳細は、次を参照してください。
Oracle REST Data Servicesの場合は、「Application ExpressのインストールとOracle REST Data Servicesの構成」を参照してください。
埋込みPL/SQLゲートウェイの場合は、「Application Expressのインストールと埋込みPL/SQLゲートウェイの構成」を参照してください。
Oracle HTTP Serverの場合は、「Application ExpressのインストールとOracle HTTP Serverの構成」を参照してください。