プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
目次へ移動
目次

前
次

15.9 リモート・エージェント更新のモードおよびテンプレート

管理者はリモート管理モードを使用して既存のエージェント登録をすばやく更新、検証または削除します。

この項では次のトピックを記載しています:

15.9.1 リモート・エージェント更新のモード

既存のエージェント登録を管理するには、リモート・エージェント管理モードを使用できます。

表15-13に、リモート・エージェント管理モードを示します。コマンドのパラメータには、モード、入力*Request.xmlファイル($OAM_REG_HOMEに対する相対パス、入力*Request.xmlファイルの優先ロケーション)が含まれます。

./oamreg.sh <mode> <input_file> [prompt_flag] [component.oam.config_file] <mode> value

表15-13 リモート・エージェント更新のモードと入力ファイル

モードおよび入力ファイル 説明および構文

agentUpdateモード

OAM11GUpdateAgentRequest.xml

OAMUpdateAgentRequest.xml

エージェント・タイプに関係なく、管理者が既存のエージェント属性を更新できます。

./bin/oamreg.sh agentUpdate input/*UpdateAgentRequest.xml

関連項目:

OpenSSOUpdateAgentRequest: 「レガシーOpenSSOエージェントの登録および管理」

OSSOUpdateAgentRequest: 「レガシーOSSOエージェントの登録および管理」

agentValidateモード

入力ファイルは不要です

エージェントがOracle Access Managerですでにプロビジョニングされているかどうかを検証します。

./bin/oamreg.sh agentValidate agentname

agentDeleteモード

入力ファイルは不要です

管理者がエージェント登録を削除できます。

./bin/oamreg.sh agentDelete agentname

15.9.2 リモート11g OAMエージェント更新のテンプレート

OAM11GUpdateAgentRequest.xmlを使用して、特定のエージェント更新値をリモート登録ツールのoamregに渡します。

更新リクエストと元の登録リクエストの主な違いは、更新リクエストの次の点にあります。

表15-14 相違点: OAMエージェント更新と登録リクエスト

相違点 要素

追加

<ipValidation>

省略

<ipValidationExceptions>

省略

<hostidentifier>

省略

<virtualhost>

省略

<hostportVariations>

省略

<authCreatePolicy>と、アプリケーション・ドメイン関連の要素

省略

<ssoServerVersion>

省略

<idleSessionTimeout>

関連項目: