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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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15.10 エージェントのリモート更新

この項では、エージェント・タイプに関係なく、Access Managerを使用して登録したエージェントに関する次のトピックについて説明します。

15.10.1 エージェント登録のリモート更新

エージェント・タイプに関係なく、Access Managerに登録されているエージェントをリモート更新できます。

このトピックでは、エージェント・タイプに関係なく、Access Managerを使用して登録したエージェントを更新するステップについて説明します。開始する前に、「リモート・エージェント更新のモード」を確認します。

  1. 「リモート登録ツールの取得および設定」の説明に従って、登録ツールを設定します。
  2. 次のいずれかのテンプレートを使用して、更新リクエストを作成します。
  3. エージェントをホストしているコンピュータで、agentUpdateモードで次のコマンドを実行し、入力ファイルとして独自の*Request*.xmlを指定します。次に例を示します。
    ./bin/oamreg.sh agentUpdate input/*UpdateAgentRequest.xml
    
  4. 求められた場合に登録管理者ユーザー名およびパスワードを入力します。
  5. 画面のメッセージを参照して確認します。
    • 成功: 画面のメッセージを確認します。

      agentUpdateプロセスは正常に完了しました。

      固有の構成ファイルの場所が出力フォルダに作成されます。

      出力フォルダは、RREG.tar.gzが展開されている場所(/rreg/output/AgentName/)にあります。

  6. エージェント登録を完了します。更新したObAccessClient.xmlとcwallet.ssoをコピーします。

    再配置元AdminServer (コンソール)ホスト: /rreg/output/Agent_Name/

    コピー先のエージェント・ホスト: $11gWG_install_dir/WebGate/config。次に例を示します。

    • $WebTier_MW_Home/Oracle_WT1/instances/instance1/ config/OHS/ohs1/WebGate/config
  7. このエージェントをホストしているOAMサーバーを再起動し、「エージェント登録のリモート検証」に進みます。

15.10.2 エージェント登録のリモート検証

エージェント・タイプに関係なく、エージェント登録をリモート検証できます。

このトピックでは、エージェント・タイプに関係なく、エージェント登録を検証するステップについて説明します。開始する前に、「リモート・エージェント更新のモード」を確認します。

  1. 「リモート登録ツールの取得および設定」の説明に従って、登録ツールを設定します。
  2. エージェント・ホストで、agentValidateモードで次のコマンドを実行します。次に例を示します。
    ./bin/oamreg.sh agentValidate agentname
    
  3. 求められた場合に登録管理者ユーザー名およびパスワードを入力します。
  4. 画面のメッセージを参照して確認します。
    • 成功: 画面のメッセージを確認します。

      AgentValidationプロセスは正常に完了しました。

15.10.3 エージェント登録のリモート削除

エージェント・タイプに関係なく、登録済のエージェントを削除できます。

開始する前に、「リモート・エージェント更新のモード」を確認します。

  1. 「リモート登録ツールの取得および設定」の説明に従って、登録ツールを設定します。
  2. エージェントをホストしているコンピュータで、次のagentDeleteコマンドを実行します。次に例を示します。
    ./bin/oamreg.sh agentDelete agentname
    
  3. 求められた場合に登録管理者ユーザー名およびパスワードを入力します。
  4. 画面のメッセージを参照して確認します。
    • 成功: 画面のメッセージを確認します。

      AgentDeleteプロセスは正常に完了しました。