プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
目次へ移動
目次

前
次

12.4 Fusion Middleware Controlでのパフォーマンスの表示

Fusion Middleware Controlでは、管理者向けに様々なパフォーマンス・メトリックが提供されています。

次の各項では、さらに詳細を説明します。

12.4.1 選択したノードとターゲットに対して表示されるページ

Fusion Middleware Controlを使用すれば、ライブ・セッションのパフォーマンス・メトリックを様々な書式で表示できます。

Fusion Middleware Controlでは、管理者に次の情報が提供されます。

  • Access Managerとセキュリティ・トークン・サービスのパフォーマンスのクラスタ全体表示

  • 重要パフォーマンス・メトリックのサーバーごとのドリルダウン

  • パフォーマンス・メトリックを迅速に追加または削除する能力

選択されたノードとターゲット・インスタンスに対するページの概要を表12-2に示します。

表12-2 選択したノードとターゲットに対して表示されるページ

ノード ターゲット 情報サマリー・ページ パフォーマンス概要 パフォーマンス・サマリーとメトリック

アプリケーション・デプロイメント

内部アプリケーション

...AdminServer

oamsso_logout(11.1.1.3.0) AdminServer

oamsso_logout(11.1.1.3.0) oam_server

はい

はい

はい

いいえ

いいえ

いいえ

はい

はい

はい

WebLogic Serverドメイン

oam_bd(クラスタ名)

AdminServer

oam_server

はい

はい

はい

いいえ

いいえ

いいえ

いいえ

はい

はい

Identity and Access

OAM (クラスタ)

oam_server (サーバー)

いいえ

いいえ

はい

はい

はい

はい

ノート:

セキュリティ・トークン・サービスのパフォーマンスは、関連するOAMクラスタおよびサーバーのページとともに含まれます。

12.4.2 Fusion Middleware Controlのパフォーマンス概要のページ

Fusion Middleware Controlの「パフォーマンス概要」は、個々のクラスタやサーバー・ターゲットの特定のパフォーマンス・メトリックに至るまでのWebLogicクラスタ情報を反映するために使用できます。

「クラスタ」ページ: Identity and Accessの最上位ノードを選択すると、「パフォーマンス概要」を含む「OAMクラスタのデプロイメント」のページが表示されます。図12-8では、「クラスタ」がナビゲーション・ツリーのIdentity and Accessノードの下で選択されています。図12-8は、「クラスタ」の「デプロイメント」セクションと「パフォーマンス概要」セクションを示します。このページには、トークン発行とトークン検証の表が含まれます。

図12-8 「クラスタ」ページ

図12-8の説明が続きます
「図12-8 「クラスタ」ページ」の説明

OAMサーバー・ページ: OAMサーバー・ターゲット名をナビゲーション・ツリー(または開いているページ)で選択すると、ターゲットの「パフォーマンス概要」が表示されます。OAMサーバー・ページの最上部で、サーバー・インスタンスの「主要なメトリック」のサマリーが「クラスタ」の「デプロイ」セクションのかわりに表示されます。図12-9は、OAM Serverインスタンスの「主要なメトリック」を示しており、「トークン発行/秒」と「トークン検証/秒」を含みます。「トークン検証」の成功率が含まれます。

図12-9 サーバー・ページの「主要なメトリック」

図12-9の説明が続きます
「図12-9 サーバー・ページの「主要なメトリック」」の説明

表12-3に、Fusion Middleware ControlのクラスタおよびOAMサーバー・インスタンスのパフォーマンス概要の要素を示します。違いはわずかです。

表12-3 Fusion Middleware Controlの「パフォーマンス概要」のサマリー

セクションまたは列名 説明

クラスタ・メニュー

動的コンテキスト・メニューには、選択したターゲットに関係する機能が含まれています(ナビゲーション・ツリーでターゲットを右クリックしても表示されます)。このメニューは、選択したクラスタで使用できます。

「コンポーネント・パフォーマンス」コマンドを使用すると、「Access Manager」メトリックを表示するか、「セキュリティ・トークン・サービス」メトリックを表示するかを選択できます。

関連項目: 「Access Managerコンポーネント・ページ」および「セキュリティ・トークン・サービス・コンポーネント・ページ」

デプロイメント、OAMクラスタのページ

このセクションは、OAMクラスタのページのみで表示されます。クラスタ内の各インスタンスのステータスについて説明します。次の情報が含まれています。

  • インスタンス名

  • ステータス

  • 認証

  • 認可

インスタンス名

この列には、クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの名前が含まれます。次に例を示します。

OAM_server_name

ステータス

この列は、クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスのステータスを、次のいずれかで示します。

  • 緑色の上向き矢印(実行中)

  • 赤の下向き矢印(停止中)

認証

「認証」列が示す内容:

  • 認証/秒: クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの秒当たりの認証数

  • 成功率(成功した認証の割合): クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの認証成功の割合を表す数値

認可

この列は、クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの秒当たりの認可数を示します。

「認可」列が示す内容:

  • 認可/秒: クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの秒当たりの認可数

  • 成功率(成功した認可の割合): クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの認可成功の割合を表す数値

サーバー・インスタンス・メニュー

動的コンテキスト・メニューには、選択したターゲットに関係する機能が含まれています(ナビゲーション・ツリーでターゲットを右クリックしても表示されます)。このメニューは、選択したサーバー・インスタンスで使用できます。

「コンポーネント・パフォーマンス」コマンドを使用すると、特定の「Access Manager」メトリックを表示するか、「セキュリティ・トークン・サービス」メトリックを表示するかを選択できます。

関連項目: 「Access Managerコンポーネント・ページ」および「セキュリティ・トークン・サービス・コンポーネント・ページ」

「主要なメトリック」、OAMサーバー・ページ

この表には、選択したOAMサーバー・インスタンスのみの統計のサマリーが表示されます。主要なメトリックには、次に示す、Access Managerとセキュリティ・トークン・サービスの両方の詳細が含まれます。

  • 認証/秒、平均認証待ち時間(ミリ秒)、および成功比率

  • 認可/秒、平均認可待ち時間(ミリ秒)、および成功比率

  • トークン発行/秒、平均発行待ち時間(ミリ秒)、および成功比率

  • トークン検証/秒、平均検証待ち時間(ミリ秒)、および成功比率

「パフォーマンス概要」、OAMクラスタ・ページおよびOAMサーバー・ページ

この項では、Access Managerの認証および認可操作と、セキュリティ・トークン・サービスのトークン発行およびトークン検証操作について図示します。「パフォーマンス概要」の「メトリック」は構成できません。メトリック・パレットを使用できるのはパフォーマンス・サマリーだけです。

OAMクラスタまたはOAMサーバー・インスタンスが選択されている場合、「パフォーマンス概要」には次が含まれます。

  • 「認証/秒」と「認可/秒」

  • 「トークン発行/秒」と「トークン検証/秒」

それぞれの表の座標は次のとおりです。

  • 横軸(x軸)方向の座標は時間を表します。

  • 縦軸(y軸)方向の座標は、その時間内に発生した指定トランザクションの回数を表します。

表ビュー

「パフォーマンス概要」の右下の「表ビュー」リンクをクリックすると、ポップアップ・ウィンドウ内の列にパフォーマンス情報が表示されます。

LDAPサーバー、OAMクラスタおよびOAMサーバー・ページ

このセクションは、OAMクラスタ・インスタンスまたは単一のOAMサーバー・インスタンスが選択されていると使用可能になります。デフォルトのLDAPユーザー・アイデンティティ・ストアの情報を示します。

  • LDAP操作/秒

  • LDAPレイテンシ(ミリ秒)

  • LDAP成功率

「アプリケーション・ドメイン」、OAMクラスタおよびOAMサーバー・ページ

OAMクラスタ・ページおよびOAMサーバー・ページのこのセクションには、認証プロセスおよび認可プロセスで使用されたすべてのアプリケーション・ドメインに関する情報が表示されます。

このセクションの列に表示されるものは、次のとおりです。

  • アプリケーション・ドメイン名: リクエストに使用された認証および認可ポリシーを含む各アプリケーション・ドメイン。

  • 各アプリケーション・ドメインの「認証/秒」、「認証待ち時間」(ミリ秒)、成功比率(%)

  • 各アプリケーション・ドメインの「認可/秒」、「認可待ち時間」(ミリ秒)、成功比率(%)

12.4.2.1 Access Managerコンポーネント・ページ

「クラスタ」およびサーバー・インスタンスの両方のメニューにある「コンポーネント・パフォーマンス」コマンドを使用すると、Access Manager固有のメトリックを表示できます。

クラスタ・コンポーネント固有のメトリックは、図12-10で示すように、クラスタ全体で集約されます。表12-4の後に詳細な説明があります。

図12-10 クラスタの集約されたAccess Managerコンポーネント・メトリック

図12-10の説明が続きます
「図12-10 クラスタの集約されたAccess Managerコンポーネント・メトリック」の説明

図12-11は、単一のOAMサーバー・インスタンスのAccess Managerコンポーネント・メトリックを示しています。

図12-11 単一のOAMサーバー・インスタンスのAccess Managerコンポーネント・メトリック

図12-11の説明が続きます
「図12-11 単一のOAMサーバー・インスタンスのAccess Managerコンポーネント・メトリック」の説明

表12-4は、Access Managerのコンポーネント固有のメトリックを示しています。

表12-4 Access Managerコンポーネント・メトリック

Access Managerメトリック 説明

Access Managerクライアント

選択内容(クラスタ・インスタンスまたはサーバー・インスタンス)に基づいて、このページにはクラスタ内でアクティブなすべてのアクセス・クライアントの(または個別のOAMサーバーのアクティブなアクセス・クライアントの)情報が表示されます。詳細には次の情報が含まれます。

  • クライアントID

  • タイプ

  • 認証

  • 認可

クライアントID

Oracle Access Managementコンソールのエージェント登録で定義されたエージェント名が表示されます。次に例を示します。

IAMSuiteAgent

タイプ

エージェントのタイプを表示します。例:

OAM Webゲート

認証

「認証」列が示す内容:

  • 認証/秒: クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの秒当たりの認証数

  • 待ち時間(ミリ秒): 認証が遅延したミリ秒数

  • 成功率(%): クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの認証成功の割合を表す数値

認可

「認可」列が示す内容:

  • 認可/秒: クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの秒当たりの認可数

  • 待ち時間(ミリ秒): 認可が遅延したミリ秒数

  • 成功率(%): クラスタ内の各OAMサーバー・インスタンスの認可成功の割合を表す数値

12.4.2.2 セキュリティ・トークン・サービス・コンポーネント・ページ

「クラスタ」およびサーバー・インスタンスの両方のメニューにある「コンポーネント・パフォーマンス」コマンドを使用すると、セキュリティ・トークン・サービス固有のメトリックを表示できます。

クラスタのコンポーネント固有のメトリックが、図12-10で示すように集約されています。

図12-12 クラスタの集約されたSTSコンポーネント・メトリック

図12-12の説明が続きます
「図12-12 クラスタの集約されたSTSコンポーネント・メトリック」の説明

図12-10で示したとおり、それぞれ個別のサーバー・インスタンスで、STSコンポーネント固有メトリックも使用可能です。

図12-13 個別のOAMサーバー・インスタンスのSTSコンポーネント・メトリック

図12-13の説明が続きます
「図12-13 個別のOAMサーバー・インスタンスのSTSコンポーネント・メトリック」の説明

表12-5では、STSコンポーネント固有のメトリックを説明します。

表12-5 STSコンポーネント固有のメトリック

セキュリティ・トークン・サービスのメトリック 説明

リクエスタ・パートナ

選択したOAMサーバー・インスタンスの統計サマリー(あるいはクラスタの集約されたサマリー):

  • パートナID

  • トークン発行

  • トークン検証

リクエスタ・パートナIDを選択すると、指定したパートナのみの特定情報を含むリライイング・パーティの詳細が明らかになります。

トークン操作

STSトークン操作のメトリックには、次のものが含まれます。

  • トークン・タイプ

  • トークン発行: リクエストの合計、リクエスト/秒、平均発行待ち時間(ミリ秒)

  • トークン検証: リクエストの合計、リクエスト/秒、平均発行待ち時間(ミリ秒)

12.4.3 メトリック・パレットと「パフォーマンス・サマリー」ページ

「クラスタ」メニューまたはサーバー・メニューの「パフォーマンス・サマリー」コマンドは、選択したターゲットのメトリック・チャートを表示します。

図12-14 「パフォーマンス・サマリー」コマンド

図12-14の説明が続きます
「図12-14 「パフォーマンス・サマリー」コマンド」の説明

「パフォーマンス・サマリー」ページには、選択されたそれぞれのメトリックに対してチャートが表示されます。OAMサーバーの「パフォーマンス・サマリー」ページです。図12-15は、「メトリック・パレット」が開いている「パフォーマンス・サマリー」ページを示しており、ここからメトリックを選択してチャート化できます。積上げチャートでは、同じ時間枠の複数のメトリックを比較したり、時間枠を変更して過去にさかのぼったり、拡大や縮小を容易にできます。

図12-15 メトリック・パレットを表示した「パフォーマンス・サマリー」ページ

図12-15の説明が続きます
「図12-15 「メトリック・パレット」を表示した「パフォーマンス・サマリー」ページ」の説明

「パフォーマンス・サマリー」ページで使用できるステータスとコントロールを表12-6 に示します。

表12-6 「パフォーマンス・サマリー」ページのステータスとコントロール

ステータスまたはコントロール 説明

過去n分間

ステータスは指定された時間枠に基づくもので、この時間はスライダで調整することができます。

すべて

n

指定された時間枠。スライダを使って調整できます。

スライダ

時間枠を調整するために使用するツール。

チャート・セット

保存されたチャートのセットを選択して表示することのできるリスト。

表示

グリッドの追加、チャートの保存、およびページ上の情報を構成することのできるメニュー。

オーバーレイ

同じタイプの別のインスタンスを検索して表示し、これをサマリー内のインスタンスと比較することのできるメニュー。

メトリック・パレット

チャートに表示するパフォーマンス・メトリックを選択することのできるリスト。Access Managerおよびセキュリティ・トークン・サービス独自の項目がここに表示されます。

左: クラスタの「メトリック・パレット」

右: 単一のOAMサーバーの「メトリック・パレット」

12.4.4 Fusion Middleware Controlのパフォーマンス・メトリックの表示

Fusion Middleware Controlの管理者は、「パフォーマンス・サマリー」に表示されるメトリックを追加または変更できます。

  1. 「Fusion Middleware Controlへのログイン」の説明に従ってログインします。

  2. パフォーマンス概要:

    1. 希望のノードを開いてターゲットを選択します。例: アイデンティティとアクセス

      • Identity and Access
      • oam_server
    2. パフォーマンス概要を確認します。

  3. パフォーマンス・サマリー:

    1. ターゲットを選択します(ステップ1)。

    2. コンテキスト・メニューから「パフォーマンス・サマリー」を選択します。

    3. 「サマリー」ページを確認します。

  4. メトリックの変更:

    1. 「パフォーマンス・サマリー」ページから(ステップ2)、「メトリック・パレットの表示」ボタンをクリックします。

    2. サマリーにメトリックを追加する(または削除する)には、メトリック・パレットでノードを開いてチェック・ボックスをチェック(またはクリア)します。

    3. 更新された「サマリー」ページを確認します。

    4. 終了したら、「メトリック・パレットの非表示」をクリックします。

  5. チャート・セットの保存:

    1. 「パフォーマンス・サマリー」ページの「表示」メニューで、「チャート・セットの保存」をクリックします。

    2. 表示されたダイアログ・ボックスでそのチャート固有の名前を入力し、操作を確認して「OK」をクリックします。

    3. 終了したら、「メトリック・パレットの非表示」をクリックします。

    4. 「サマリー」ページで更新された情報を確認します。

  6. オーバーレイ、Access Managerの追加:

    1. 「パフォーマンス・サマリー」ページの「オーバーレイ」メニューで、「別のOracle Access Managerをクリックします。

    2. 「ターゲットの検索と選択」ダイアログでターゲット名とホスト名を入力し、「実行」をクリックします。

    3. ターゲット結果の表で希望するターゲット名をクリックし、「選択」をクリックします。

    4. オーバーレイの表示が終了したら、「オーバーレイ」メニューで「オーバーレイの削除」をクリックします。

  7. オーバーレイ、今日と昨日の追加:

    1. 「パフォーマンス・サマリー」ページの「オーバーレイ」メニューで、「今日と昨日」をクリックします。

    2. オーバーレイの表示が終了したら、「オーバーレイ」メニューで「オーバーレイの削除」をクリックします。

  8. テスト:

    1. アクセス・テスターを使用し、認証および認可のテストをいくつか実行します(「アクセス・テスターを使用した接続性およびポリシーの検証」を参照)。

    2. Fusion Middleware Controlでパフォーマンス・メトリックを確認します。

12.4.5 コンポーネント固有のパフォーマンス詳細の表示

Fusion Middleware Controlの管理者は、次の手順を使用してコンポーネント固有のパフォーマンス・データを表示および比較することができます。

  1. 「Fusion Middleware Controlへのログイン」の説明に従ってログインします。

  2. 希望のノードを開いてターゲットを選択します。次に例を示します。

    • Identity and Access
    • oam_server
  3. コンテキスト・メニューから、「コンポーネント・パフォーマンス」を選択します。

  4. 「Access Manager」(または「セキュリティ・トークン・サービス」)を選択します。

  5. STSパートナID: 必要な場合は、詳細について「セキュリティ・トークン・サービス」結果表で「パートナID」を選択します。

  6. コンポーネント・パフォーマンス:

    1. コンテキスト・メニューから、「コンポーネント・パフォーマンス」を選択します。

    2. 「Access Manager」または「セキュリティ・トークン・サービス」のいずれかを選択します。

    3. 使用可能な場合は、結果表で項目を選択して詳細を表示します。

  7. テスト:

    1. アクセス・テスターを使用し、認証および認可のテストをいくつか実行します(「アクセス・テスターを使用した接続性およびポリシーの検証」を参照)。

    2. Fusion Middleware Controlでパフォーマンス・メトリックを確認します。