Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51906-01 |
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カスタム・フォルダを作成および編集するには、このダイアログを使用します。これを行うには、SQLのSELECT文を入力します。カスタム・フォルダでは、他のフォルダと同様に、ビジネスエリアでデータを別のフォルダのデータに関連付ける結合が必要です。
詳細は、次の項目を参照してください。
カスタム・フォルダを定義するSQL文を入力します
このフィールドを使用して、フォルダを定義するSQL文を入力します。たとえば、次のようになります。
SELECT ENAME, JOB, SAL FROM EMP@ORCL
選択されたリスト・アイテムごとにアイテムが作成されます。Discoverer Plusでは、エンド・ユーザーはカスタム・フォルダを使用して、他のフォルダと同じ方法でクエリーを作成できます。
このフィールドには、最大2,000,000,000個の文字を入力できます。
名前
このフィールドを使用して、フォルダの名前を入力します。
SQL文のチェック
このボタンを使用して、SQL文に、保存する前のチェックをします。SQL文が無効な場合は、エラー・メッセージが表示されます。
OK
このボタンを使用して、SQL文をチェックし、カスタム・フォルダを保存します。
注意
SQL文が無効でもカスタム・フォルダは保存できます。これは、実際のデータベース・オブジェクトが作成または利用可能になる前にSQL文をEULに挿入する必要がある状況が考慮されているためです。ただし、ユーザーはSQL文が修正されるまでクエリーを行えません。
SQL文が無効でこれを修正する場合には、「データ」タブでカスタム・フォルダを選択し、マウスの右ボタンをクリックして「プロパティ」ダイアログを開きます。「カスタムSQL」フィールドをダブルクリックして「カスタム・フォルダ」ダイアログを表示します。
現行のユーザーにビジネスエリアの作成/編集権限がない場合、このダイアログは読取り専用になります(詳細は、「「権限」ダイアログ: 「権限」タブ」を参照)。このダイアログが読取り専用の場合でも、SQL文をコピーして別の文書に貼り付けることはできます。
カスタム・フォルダがビューに基づいていて、そのビューを更新した場合(新規列の追加など)、Discovererで更新が有効になるのは、ビジネスエリアをリフレッシュした場合のみです。詳細は、「ビジネスエリアとデータベースの同期化方法」を参照してください。
カスタム・フォルダのSQLでWITH句を使用することはできません。