13.3項の説明に従い、URIアクセスを有効化すると、次のURLを使用しブラウザを介して、stats-xml
およびperfdump
レポートにアクセスできます。
http://host:port/uri
host
およびport
は、統計へのURIアクセスを有効化した仮想サーバーのIPアドレス(またはホスト名)およびポート番号です。uri
は、URIアクセスを有効化するときに指定した場所です。仮想サーバーが複数のリスナーに関連付けられている場合、任意のリスナーのアドレスhost:port
を使用してURIベースのレポートにアクセスできます。
たとえば、/perfdump
が、仮想サーバーsoa.example.com:1904
のプレーンテキスト・レポート用に構成されたURIである場合、レポートのアクセスに使用する必要があるURLは次のようになります。
http://soa.example.com:1904/perfdump
次の例に示すように、ブラウザでperfdump
レポートを自動的にリフレッシュする間隔(秒数)をURL内に指定することもできます。
http://soa.example.com:1904/perfdump?refresh=5
同様に、/stats-xml
が、仮想サーバーsoa.example.com:1904
のXMLレポート用に構成されたURIである場合、XMLレポートのアクセスに使用する必要があるURLは次のようになります。
http://soa.example.com:1904/stats-xml
表示させない要素を指定するURL問合せ文字列を指定することで、XMLレポートに表示されるデータを制限できます。問合せ文字列を含めない場合、XMLレポート内のすべての要素が表示されます。
たとえば、次のURLに指定された問合せ文字列では、XMLレポートでvirtual-server
およびserver-pool
要素が表示されなくなります。
http://soa.example.com:1904/stats-xml?virtual-server=0&server-pool=0
次のリストは、統計XMLレポート内の要素の階層を示しています。レポート内で要素を表示しないように選択した場合、その要素の子要素も表示されなくなることに注意してください。
server
connection-queue
thread-pool
profile (if profiling is enabled)
process
connection-queue-bucket
thread-pool-bucket
dns-bucket
keepalive-bucket
compression-bucket
decompression-bucket
thread
request-bucket
profile-bucket
virtual-server
request-bucket
profile-bucket
server-pool
origin-server-bucket
cache-bucket
cpu-info