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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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enable-perfdump

構文

tadm enable-perfdump common_options [--uri=uri] --config=config_name --vs=vs_name

説明

このコマンドを使用して、perfdumpユーティリティを有効にします。perfdumpは、Oracle Traffic Directorに組み込まれたサーバー・アプリケーション機能(SAF)であり、OTD内部統計から様々なパフォーマンス・データを収集して、ASCIIテキストで表示します。perfdumpの出力では、コマンドライン統計または管理者コンソールを通じて使用可能なすべての統計が表示されるわけではありません。

perfdumpは、管理サーバーが実行されていない場合でも使用できます。perfdumpの出力は、CLIを通じて表示できます(これはデフォルトで有効です)。または、perfdumpの出力をURIを通じて表示できます(これは有効にする必要があります)。URIを有効にする場合、ユーザーに表示されないようにperfdump URIへのアクセスを制御する必要があります。perfdumpでは、統計が統合されます。単一のプロセスを監視するのではなく、統計はプロセスの数に応じて増加するため、サーバー全体の正確なビューが提供されます。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--uri|-r

perfdumpレポートを使用可能にするURIを指定します。

--config|-c

perfdumpを有効にする構成の名前を指定します。

--vs|-s

perfdumpを有効にする仮想サーバーの名前を指定します。

tadm enable-perfdump --user=admin --password-file=./admin.passwd
 --host=admin.example.com --port=8989 --no-prompt 
--config=www.example.org --vs=soa.example.org

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。