説明
このコマンドを使用して、perfdump
ユーティリティを有効にします。perfdumpは、Oracle Traffic Directorに組み込まれたサーバー・アプリケーション機能(SAF)であり、OTD内部統計から様々なパフォーマンス・データを収集して、ASCIIテキストで表示します。perfdump
の出力では、コマンドライン統計または管理者コンソールを通じて使用可能なすべての統計が表示されるわけではありません。
perfdump
は、管理サーバーが実行されていない場合でも使用できます。perfdump
の出力は、CLIを通じて表示できます(これはデフォルトで有効です)。または、perfdump
の出力をURIを通じて表示できます(これは有効にする必要があります)。URIを有効にする場合、ユーザーに表示されないようにperfdump
URIへのアクセスを制御する必要があります。perfdump
では、統計が統合されます。単一のプロセスを監視するのではなく、統計はプロセスの数に応じて増加するため、サーバー全体の正確なビューが提供されます。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--uri|-r
perfdumpレポートを使用可能にするURIを指定します。
--config|-c
perfdumpを有効にする構成の名前を指定します。
--vs|-s
perfdumpを有効にする仮想サーバーの名前を指定します。
例
tadm enable-perfdump --user=admin --password-file=./admin.passwd --host=admin.example.com --port=8989 --no-prompt --config=www.example.org --vs=soa.example.org
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。