説明
このコマンドを使用して、構成のスレッド・プールのプロパティを設定します。thread-pool
要素では、HTTPリクエストの処理に使用されるスレッドを構成します。スレッド・プールを使用して、一定数のスレッドを特定のサービスに割り当てることができます。スレッドの最大数を1とするプールを定義することで、指定したサービス機能に対して1つのリクエストのみを許可できます。
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
スレッド・プールの次のプロパティを設定できます。
queue-size
: 処理のためにキューに入れる同時HTTP接続の最大数を指定します。
値: 1 - 1048576。
注意: プロパティqueue-size には、値としてauto-tuned を指定できます。auto-tunedは、サーバーが実行時にこのプロパティの値を計算することを示します。 |
min-threads
: HTTPリクエスト処理スレッドの最小数を指定します。
値: 1 - 4096。
注意: プロパティmin-threads には、値としてauto-tuned を指定できます。auto-tunedは、サーバーが実行時にこのプロパティの値を計算することを示します。 |
max-threads
: HTTPリクエスト処理スレッドの最大数を指定します。
値: 1 - 4096。
注意: プロパティmax-threads には、値としてauto-tuned を指定できます。auto-tunedは、サーバーが実行時にこのプロパティの値を計算することを示します。 |
stack-size
: HTTPリクエスト処理スレッドのスタック・サイズ(バイト単位)を指定します。
値: 8192 - 67108864。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-thread-pool-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.passwd --port=8989 --no-prompt --config=www.example.org queue-size=238 max-threads=789
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。