スケジュールの作成と表示

スケジュールを作成するには、スケジュール グループ (SCH_GROUP)、シフト (SCH_SHIFT)、勤務日 (SCH_WRKDAY)、および定義 (SCH_DEFINITION) の各コンポーネントを使用します。

注: セルフサービス ページは、管理者が勤務スケジュールを作成、表示、および修正するために使用できます。これらのページについてはこのトピックの後の方で説明します。

ページ名

定義名

用途

スケジュール グループ ページ

SCH_GROUP

スケジュール グループを定義します。

シフト ページ

SCH_SHIFT

経過時間、フレックス、および記録時刻の各シフトを設定します。

勤務日ページ

SCH_WRKDAY

勤務日を設定します。

定義 - 定義ページ

SCH_DEFINITION

基本的なスケジュール定義の詳細を定義します。

定義 - スケジュール シフト ページ

SCH_DEFINITION_2

スケジュール定義のシフトを定義します。

定義 - シフト情報ページ

SCH_DEFN_SEC

シフト詳細を定義または確認します。

スケジュール カレンダー ページ

SCH_CLND_VW_SEC

特定のスケジュール定義から作成されたスケジュール カレンダーを確認します。

勤務スケジュールを作成するには、以下の手順に従います。

  1. スケジュール グループを作成します。

    スケジュール グループは、スケジュールを編成し、類似したスケジュールを持つ受給者をグループ分けします。各スケジュール グループは、(各シフト、勤務日、およびスケジュール定義と同じく) セットID と関連付けられています。スケジュールを割り当てる際は、割り当て可能なスケジュールが含まれるスケジュール グループを選択します。

  2. シフトを作成します (省略可)。

    [シフト] (SCH_SHIFT) コンポーネントを使用して経過時間シフト、フレックス シフト、および記録時刻シフトを作成するか、スケジュール定義を作成する際にシフト情報を手動で入力できます。

  3. 勤務日を作成します (省略可)。

    スケジュール定義内の日のラベルとして使用する勤務日を作成できます。

  4. スケジュール定義を作成します。

    スケジュール定義は、一連の短期または長期の勤務日で構成されます。スケジュール定義を作成する際に、事前定義済みのシフトと勤務日を組み込むことができます。また、シフト情報を手動で入力することもできます。

  5. スケジュール カレンダーを確認します。

    スケジュール カレンダーは、スケジュール定義を元に作成されます。

個人スケジュールの作成

特定の受給者にのみ適用するスケジュール定義を作成したい場合があります。そのようなケースでは、勤務スケジュールの割当ページからアクセス可能な個人スケジュール定義コンポーネント (SCH_DEFN_ADHOC) を使用します。個人スケジュール定義ページの内容は、その他の全ての勤務スケジュールの定義に使用するスケジュール定義コンポーネントのページと同一です。

スケジュール グループ ページ (SCH_GROUP) を使用して、スケジュール グループを定義します。

画像: スケジュール グループ

次の例では、[スケジュール グループ] のフィールドおよびコントロールを説明します。

スケジュール グループ

スケジュール グループを使用して、スケジュールを編成することができます。シフト、勤務日、およびスケジュール定義は、セットID 値に基づいて作成されます。スケジュール グループは、セット コントロール値を使用してこれらをグループ化します。

スケジュールを支給グループに割り当てるか、受給者に直接割り当てる際は、まず関連するスケジュール グループを選択する必要があります。この選択したスケジュール グループには、選択可能なスケジュールだけが含まれています。

フィールドまたはコントロール

定義

既存スケジュール グループのコピー

[デフォルト セットID] フィールドを空欄にすると、コピーするスケジュール グループを選択できます。コピーされるスケジュール グループ定義のセットID がコピーされます。

製品ドキュメントの『PeopleTools: Data Management』を参照してください。

シフト ページ (SCH_SHIFT) を使用して、経過時間、フレックス、および記録時刻の各シフトを設定します。

画像: シフト ページ

次の例では、シフト ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

シフト ページ

フィールドまたはコントロール

定義

有効日

シフトの有効日を入力します。保存済みのシフトを変更する場合、選択する有効日は制限されます。シフトの有効日を以下のような日付に変更することはできません。

そのシフトを含む全勤務日の最も古い有効日より前の日付。

そのシフトを含むスケジュール カレンダーの開始日より後の日付。

デフォルトのスケジュール ID にそのシフトを含む全支給グループの最も古い有効日より後の日付。

シフト タイプ

タイプを選択します。オプションは、次のとおりです。

[経過時間]: このオプションを選択すると、時刻のタイプには [経過] のみが表示されます。1 つの経過時間シフトが保持できるのは、1 つの時間エントリだけです。

[記録時刻]: [始業]、[終業]、[休憩]、[食事]、および [移動] の中から記録時刻タイプを選択できます。[フレックス シフト情報] グループ ボックスはこのページには表示されません。記録時刻シフトを保存するには、[始業][終業] の記録時刻を入力する必要があります。

[フレックス]: [始業][終業] の記録時刻のみ入力できます。[フレックス シフト情報] グループ ボックスが表示され、入力が可能です。フレックス シフトを保存するには、[始業][終業] の記録時刻を入力する必要があります。

追加モードで定義している場合、記録詳細を指定した後にこのフィールドを変更しようとすると、[シフト タイプ] フィールドの値を変更すると記録詳細が削除されるという警告が表示されます。有効日が付いている全ての行について記録詳細が削除され、[シフト タイプ] フィールドの値は新しく選択したタイプで更新されます。

シフト タイプを指定して保存した後は、他のタイプに変更することはできません。

非勤務日

この日が非勤務日であることを示す場合に選択します。

注: セルフ サービスの休暇欠勤期間の計算に非勤務日を含める場合は、非勤務日で使用する時間を [時間] フィールドに追加する必要があります。

予定時間

そのシフトの勤務時間の合計が表示されます。たとえば、受給者に対して 09:00 始業、17:00 終業を義務付け、打刻しない 1 時間の昼休みがシフトに含まれるとします。このフィールドでの計算は 9 時間となりますが、組織はそのうちの 8 時間分の就労に対して給与を支払うので、予定勤務時間は 8 時間になります。

このフィールド値には、ページ下部のグループ ボックスにある時間数の合計が計算されます。その際、[食事] の時間は計算から除外されます。記録時刻シフトおよびフレックス シフトでは、この数値を編集することもできます。経過時間シフトでは、このフィールドの値は、常に経過時間の記録エントリの時間と等しくなっており、変更はできません。

記録時刻や記録時間に影響を及ぼす変更が行われると、[予定勤務時間] フィールドの値は再計算されます。

開始時刻終了時刻

これらのフィールドは、シフトの開始時刻と終了時刻を示します。固定シフトと記録時刻シフトの場合、これらのフィールドには [シフト詳細] グループ ボックスに入力された情報に基づいて自動的に値が挿入されます。

勤務時間レポートのタスク グループ

このグループ ボックスを使用すると、スケジュール定義の作成中に勤務時間レポートおよびタスク エレメントを表示できます。このグループ ボックスは、勤務管理がインストールされている場合にのみ表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

タスク グループ

タスク グループを選択します。[勤務時間レポート テンプレート ID] フィールドには関連付けられている勤務時間レポート テンプレートが表示されます。

「タスク レポート要件について」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

タスク テンプレート ID

選択したタスク グループに関連付けられているタスク テンプレートが表示されます。タスク テンプレートに関する詳細を表示するには隣にあるリンクをクリックします。

「タスク レポート要件について」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

勤務時間テンプレート (勤務時間レポート テンプレート)

このフィールドには、選択したタスク グループに関連付けられている勤務時間レポート テンプレートが挿入されます。勤務時間レポート テンプレートに関する詳細を表示するには、このフィールドの隣のリンクをクリックします。

「勤務時間レポート テンプレートの作成」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

タスク テンプレートと関連する勤務時間レポート テンプレートにより、スケジュール用にグリッド列に表示されるタスク エレメントと勤務時間レポート エレメントが決まります。

スケジュール設定合計時間

追跡する時間の合計が表示されます。ページ下部のグループ ボックスにある列 ([設定 1] から [設定 4]) ごとに、チェック ボックスがオンになっている全てのエントリの合計時間数が計算され、[スケジュール設定合計時間] の対応する各フィールド ([合計 1] から [合計 4]) の時間数が更新されます。

フレックス シフト情報

[シフト タイプ] で [フレックス] を選択した場合、このフレックス シフトに義務付けるコア タイムを入力します。

フィールドまたはコントロール

定義

コア開始コア終了

コア タイム、つまり食事時間と休憩時間を除いて受給者が勤務しなければならない時間を入力します。コア開始時間は、シフトの [始業] で記録される時間よりも後になり、コア終了時間は、シフトの [終業] で記録される時間よりも前になる必要があります。

週間勤務時間

このシフトに必要な週間勤務時間数を入力します。

シフト詳細

このグループ ボックスのラベルは、選択したシフト タイプによって異なります。シフト ページを保存するには、記録時刻詳細が少なくとも 1 行は必要です。

フィールドまたはコントロール

定義

記録タイプ

記録時刻タイプを選択します。[移動] という記録時刻タイプ以外は、同じ記録時刻タイプを連続して選択することはできません。オプションは、次のとおりです。

[始業]: 勤務時間の開始時刻です。シフトの開始時だけでなく、休憩や食事後の業務再開時にも使用します。記録時刻シフト、およびフレックス シフトでは、最初の記録時刻タイプは必ず [始業] にしてください。記録時刻シフト、またはフレックス シフトでは、[始業] の行に [時刻] および [時間] の値が入力されていない場合、シフトの保存はできません。

[移動]: タスクおよび給与に関する変更を伴う勤務時間の開始を記録します。

[休憩]: 休憩時間の開始を記録します。[休憩] を選択した場合、その直後の記録時刻タイプを [始業] または [移動] にする必要があります。

[食事]: 食事時間の開始時刻を記録します。[食事] を選択した場合、その直後の記録時刻タイプを [始業] または [移動] にしないとページを保存できません。

[終業]: 無給時間、勤務していない時間が開始される時刻です。記録時刻シフト、およびフレックス シフトでは、最終の記録時刻タイプは必ず [終業] にしてください。[時間] フィールドへの入力はできません。同じシフト内で先に [始業] の記録時刻がないと、[終業] の記録時刻を入力することはできません。記録時刻シフトおよびフレックス シフトでは、[終業] の行に [時刻] の値が入力されていないと、シフトの保存はできません。記録時刻シフトおよびフレックス シフトでは、[終業] の記録時刻を入力する必要があります。[終業] の行より後にシフトに対する記録時刻を追加することはできません。

[経過時間]: 経過時間シフトの場合に使用します。関連する [時間] フィールドには、シフトの経過時間を入力します。[経過] の行に時間を入力しないと、経過時間シフトは保存できません。

注: この製品ドキュメントでは、"記録時刻""記録時刻タイプ" という用語を同じ意味で使うことがあります。

時刻

記録時刻シフトおよびフレックス シフトに使用します。記録時刻シフトおよびフレックス シフト中の全記録 ([終業] を除く) には必ず時刻と時間を入力します。各記録の予定開始時刻を入力します。シフトの最初の記録時刻は必ず入力してください。その後に続けて記録時刻を入力できます。または、前の記録の時間を基にして記録時刻を自動的に計算することもできます。

記録時刻を変更すると、それが最終行でなければ、変更後の記録時刻の値と次行の記録時刻の値を基にして [時間] の値が変更されます。また、変更するのが最初の行でなければ、変更後の新しい記録時刻の値を基にして、直前の [時間] の値も変更されます。

記録時刻を入力する場合、その直前の行の記録時刻を基に [時間] の値が計算されます。[時間] に値を入力すると、次行の [時刻] フィールドの値が自動計算されます。

タイムゾーン

このシフトについて入力された時刻に割り当てられたタイムゾーンを入力します。

期間

2 つの記録時刻の時間差を時間数で表します。この値はユーザーが入力するか、あるいは次行の記録時刻が入力されると自動計算されます。

記録時刻を変更すると、それが最終行でなければ、変更後の記録時刻の値と次行の記録時刻の値を基にして [時間] の値が変更されます。また、変更するのが最初の行でなければ、変更後の新しい記録時刻の値を基にして、直前の [時間] の値も変更されます。

行を削除すると、削除した行の前後の行の記録時刻の値の差異が計算され、削除した行の直前の行の [時間] の値がその差異に変更されます。

記録時刻シフト、およびフレックス シフトが 24 時間を超過すると、警告が表示されます。

[時間] の値は、1 時間を 1 とする百分率で表示されます。

注: このフィールドは、休暇欠勤セルフサービスの休暇欠勤期間の計算で使用されるフレックスおよび記録時刻スケジュールの非勤務日で使用します。

[設定 1] から [設定 4] (スケジュール設定)

これらのチェック ボックスをオンにすると、シフト内の時間数が計算されます。対応する [スケジュール設定合計時間] の各フィールドが、シフト内の対応する時間数で更新されます。

たとえば、シフト内の午前と午後の時間数を自動計算するには、午前の全記録時刻の行で設定 1 のチェック ボックスをオンにし、午後の全記録時刻の行で設定 2 のチェック ボックスをオンにします。

注: これらのフィールドは、休暇欠勤セルフサービスの休暇欠勤期間の計算で使用されるフレックスおよび記録時刻スケジュールの非勤務日で使用します。

勤務日ページ (SCH_WRKDAY) を使用して、勤務日を設定します。

画像: 勤務日ページ

次の例では、勤務日ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

勤務日ページ

スケジュール定義を作成する際、シフトをグループ分けするために勤務日を使用します。勤務日の有効日と名称を入力します。勤務日の有効日は、それを使用するスケジュール定義の有効日と同じかそれより前である必要があります。

注: 勤務日の設定は、スケジュール定義を作成するための前提条件ではありません。スケジュール定義を作成する際には、勤務日によってグループ分けされていないシフト情報を定義できます。

定義 - 定義ページ (SCH_DEFINITION) を使用して、基本的なスケジュール定義の詳細を定義します。

画像: 定義 - 定義ページ

次の例では、定義 - 定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

定義 - 定義ページ

フィールドまたはコントロール

定義

スケジュール ID

このページにアクセスするために入力した値が表示されます。

スケジュール詳細

フィールドまたはコントロール

定義

有効日

スケジュール定義の開始日を指定します。たとえば、スケジュールが月曜日から始まる場合は、入力する日付が月曜日になるようにします。

定義タイプ

タイプを選択します。オプションは、次のとおりです。

[経過時間]: この定義に使用できるのは、経過時間シフトのみです。

[記録時刻]: この定義に使用できるのは、記録時刻シフトのみです。

[フレックス]: この定義に使用できるのは、フレックス シフトのみです。

同一定義内で異なるタイプのシフトを組み合わせることはできません。

追加モードで定義をしている際、一度シフト詳細行を選択した後にこのフィールドの値を変更しようとすると、タイプ フィールドを変更するとシフト詳細行が削除されるという警告が表示されます。

タイプを指定して保存したスケジュール定義は、他のタイプに変更することはできません。たとえばタイプを [経過時間] と指定して保存したスケジュール定義を [記録時刻] に変更することはできません。

交代勤務スケジュール

この定義が交代勤務スケジュール用であることを示す場合に選択します。このチェック ボックスをオンにすると、[交代勤務の詳細] グループ ボックスが表示されます。

スケジュール日数

スケジュールに含める日数を入力します。この日数はいつでも変更できます。日数を変更すると、スケジュール内の各日につき 1 行が存在するように SCH_DEFN_DTL テーブルに対して自動的に行が挿入または削除されます。

サマータイム ルール

このフィールドは、記録時刻スケジュールとフレックス スケジュールに適用されます。

サマータイム時間切替日があるシフトと重なる場合にその日のスケジュールをどのように決定するかを選択します。

[修正時間]: シフトを 1 時間長くまたは短くする場合でも、指定された終業時間が使用されます。

[修正期間]: シフトに指定された合計期間を維持するようにスケジュールが調整されます。

勤務時間レポートのタスク グループ

このグループ ボックスを使用すると、スケジュール定義の作成中に勤務時間レポートおよびタスク エレメントを表示できます。このグループ ボックスは、勤務管理がインストールされている場合にのみ表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

タスク グループ

タスク グループを選択します。[勤務時間レポート テンプレート ID] フィールドには関連付けられている勤務時間レポート テンプレートが表示されます。

「タスク レポート要件について」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

タスク テンプレート ID

選択したタスク グループに関連付けられているタスク テンプレートが表示されます。タスク テンプレートに関する詳細を表示するには隣にあるリンクをクリックします。

「タスク レポート要件について」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

勤務時間レポート テンプレート ID

このフィールドには、選択したタスク グループに関連付けられている勤務時間レポート テンプレートが挿入されます。勤務時間レポート テンプレートに関する詳細を表示するには、このフィールドの隣のリンクをクリックします。

「勤務時間レポート テンプレートの作成」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

タスク テンプレートと関連する勤務時間レポート テンプレートにより、スケジュール用にグリッド列に表示されるタスク エレメントと勤務時間レポート エレメントが決まります。

交代勤務の詳細

このグループ ボックスを使用してスケジュールの交代勤務パターンを決定します。同一のスケジュールを共有するが、開始日の異なる複数の交代勤務 ID を作成します。

フィールドまたはコントロール

定義

交代勤務 ID

各交代勤務の ID を入力します。

相対日付

交代勤務が開始する日を、スケジュールの初日から数えて何日目かで入力します。たとえば、このフィールドに「8」を入力した場合、関連する交代勤務は初日から 7 日後に開始します。

注: 「0」を入力したり、スケジュールの合計日数を超える数値を入力することはできません

交代勤務の追加

新しい交代勤務を挿入する場合にクリックします。新しい交代勤務の相対日付を決定するために、交代勤務間の日数を入力するように求められます。

定義 - スケジュール シフト ページ (SCH_DEFINITION_2) を使用して、スケジュール定義のシフトを定義します。

画像: 定義 - スケジュール シフト ページ

次の例では、定義 - スケジュール シフト ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

定義 - スケジュール シフト ページ

このページを使用して、以下の 2 種類の方法でスケジュールのシフト情報を定義します。

  • 事前定義済みの勤務日とシフトの使い方。

    [勤務日 ID] 列と [シフト ID] 列を使用して、事前定義済みの勤務日とシフトを選択します。入力したシフトに基づいて残りの列に値が挿入されます。

  • 手動入力 (フレックス スケジュールと記録時刻スケジュールの場合)。

    定義しているスケジュールのタイプによって、[シフト詳細] グリッドに表示される列が決定されます。記録時刻スケジュールの場合は、スケジュール設定ページで定義したデフォルトの記録時刻パターンとラベルが表示されます。使用可能な全ての記録時刻タイプを表示するには、[記録パターン] フィールドで [全記録パターン] を選択します。フレックス スケジュールの場合は、[In] (始業)、[Out] (終業)、および [予定勤務時間] の各フィールドが表示されます。経過時間スケジュールの場合は、非勤務日と予定勤務時間を示すフィールドが表示されます。

    非勤務日を指定するには、事前定義済みの非勤務日を選択するか、[非勤務日] チェック ボックスをオンにして始業時刻と終業時刻を入力できます。このチェック ボックスをオンにすると、[追加詳細] リンクは非アクティブになります。これにより、非勤務日の時間を追加できます。

[カレンダーの表示] リンクをクリックして、スケジュール定義から作成されるスケジュール カレンダーを表示します。

[追加詳細] リンクをクリックして、シフトの詳細を表示または入力できるシフト情報ページにアクセスします。

スケジュール設定ページ」を参照してください。

[コピー]、[貼り付け]、および [シフトのクリア]

[選択] 列のチェック ボックスをオンにします。これにより、[コピー][貼り付け]、および [シフトのクリア] の各リンクが使用できるようになり、勤務日とシフト情報の行をすばやくコピー、挿入、および削除できます。

シフト ページ」を参照してください。

設定可能時間の合計

[設定可能時間の合計] タブをクリックします。

画像: 定義 - スケジュール シフト ページ: [設定可能時間の合計] タブ

次の例では、定義 - スケジュール シフト ページの [設定可能時間の合計] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

定義 - スケジュール シフト ページ: [設定可能時間の合計] タブ

このタブには、各設定インジケータに関連付けられている合計時間数が表示されます。給与計算ルールと休暇欠勤ルールでこの設定可能時間の合計を使用できます。

スケジュール カレンダー ページ (SCH_CLND_VW_SEC) を使用して、特定のスケジュール定義から作成されたスケジュール カレンダーを確認します。

画像: スケジュール カレンダー ページ

次の例では、スケジュール カレンダー ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

スケジュール カレンダー ページ

このページを使用すると、特定のスケジュール定義から作成されたスケジュール カレンダーを表示できます。

フィールドまたはコントロール

定義

開始日

表示するスケジュール カレンダーの開始日を入力します。デフォルトでは、このページには関連付けられているスケジュール定義の有効日から始まるスケジュール カレンダーが表示されます。

交代勤務 ID

スケジュール カレンダーを表示する交代勤務 ID を選択します。このフィールドは、スケジュール カレンダー用に定義された交代勤務 ID が存在する場合にのみ表示されます。

ワークグループ

スケジュール カレンダーを表示するワークグループを入力します。このフィールドは、勤務管理がインストールされている場合にのみ使用できます。

カレンダーのロード

選択した日付とワークグループのスケジュール カレンダーを表示する場合にクリックします。

前期間

前の期間のスケジュール カレンダーを表示する場合にクリックします。

次期間

次の期間のスケジュール カレンダーを表示する場合にクリックします。