従業員セルフ サービス ページの管理

ページ名

定義名

用途

休暇リクエスト ページ

GP_ABS_SS_REQUEST

休暇欠勤イベントの開始日に基づいて休暇をリクエストします。

月次スケジュール ページ

SCH_EE_MONTHLY

従業員は、過去または将来のある 1 か月間のスケジュールを表示できます。

休暇残数の表示ページ

GP_ABS_SS_BALANCES

このページには、休暇のリクエスト、休暇リクエストの表示、月次スケジュールの表示、および残数の予測を行うページへのリンクがあります。

休暇リクエスト履歴ページ

GP_ABS_SS_REQHIST

指定の日付範囲に基づいて処理済みまたは保留中の休暇欠勤イベントを表示します。

このページは管理者も使用できます。

リクエスト詳細ページ

GP_ABS_SS_REQSTAT

特定の休暇リクエストの詳細を表示します。

予測残数ページ

GP_ABS_SS_FCST_BAL

日付、休暇欠勤タイプ、および休暇欠勤名に基づいて、将来の休暇付与残数の予測プロセスをオンラインで実行します。

このページは管理者も使用します。

職務の選択ページ

HCM_JOB_SELECT

複数の職務を持つ従業員は、このページを使用して休暇欠勤のセルフサービス トランザクションの入力/確認を行う職務を選択します。

休暇リクエスト ページ (GP_ABS_SS_REQUEST) を使用して、休暇欠勤イベントの開始日に基づいて休暇をリクエストします。

画像: 休暇リクエスト ページ

次の例では、休暇リクエスト ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエスト ページ

休暇リクエスト ページは、[休暇詳細]、[追加情報]、[コメント] という 3 つのグループ ボックスで構成されます。[追加情報] グループ ボックスで使用可能なフィールドは、組織が休暇欠勤管理のセルフサービスをどのように設定したかに応じて異なります。

休暇詳細

フィールドまたはコントロール

定義

開始日

休暇欠勤イベントの開始日を選択します。このフィールドのデフォルト オプションは現在の日付です。休暇欠勤が断続的に発生する場合は、それぞれのイベントを別々に入力します。たとえば、受給者が 2 日間病欠し、3 日間勤務に戻り、その後再び病欠した場合、2 つの休暇欠勤イベントを入力します。休暇欠勤に週末が含まれる場合 (木曜日から月曜日までの休暇欠勤の場合など) は、1 つの休暇欠勤イベントとして入力します。

終了日

休暇欠勤イベントの終了日を選択します。このフィールドが空欄で、「休暇取得エレメント別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義」 (PeopleSoft 休暇管理)[終了日の計算] チェック ボックスがオンになっていると、開始日、休暇欠勤期間および半休等指定オプションに基づいて終了日が自動計算されます。

みなし初回採用日

休暇欠勤イベントの元の開始日を選択します。休暇欠勤の元の開始日に基づく法的または支給の影響が休暇欠勤にある場合、日付を入力します。

このフィールドは、「休暇取得エレメント別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義」 (PeopleSoft 休暇管理)[元の開始日の表示] がオンになっている場合に表示されます。

たとえば、足を負傷した従業員がいるとします。この従業員が 2005 年 1 月 3 日から 2005 年 1 月 7 日までの休暇欠勤を報告しました。症状が回復し、職場に戻りました。その後、症状が再発し、2005 年 1 月 17 日から 2005 年 1 月 18 日まで 2 日以上の休暇欠勤が必要となりました。この 2 回目の休暇欠勤の元の開始日は、2005 年 1 月 3 日です。この 2 つの休暇欠勤イベントを関連付けて、資格取得期間または最低有給待機期間の点から 1 つの休暇欠勤イベントとして処理することができます。

注: セルフサービスでこのフィールドを有効にする場合は、よく検討する必要があります。このフィールドに間違ったデータが入力されると、1 つまたは複数のイベントの資格計算や支給で間違った結果が生成されることがあります。

タイプ別フィルタ

休暇欠勤タイプを選択します。このフィールドでの選択によって、[休暇付与名] フィールドで選択できる項目が制限またはフィルタされます。

休暇付与名

選択可能なオプションから休暇付与名を選択します。選択できるオプションは、[タイプ別フィルタ] フィールドで選択された休暇欠勤タイプ、"国別休暇取得設定" の設定で有効にした休暇欠勤タイプ、および従業員が資格を持つエレメントによって異なります。

上記のフィールドで項目を選択すると、ページがリフレッシュされ、追加のフィールドが表示されます。

注: 既に選択済みの休暇付与名を変更すると、既存の休暇欠勤データが全て失われることを示す警告が表示されます。

エレメントの資格チェック」を参照してください。

理由

使用可能なオプションから理由を選択します。選択可能な理由は、前のフィールドでの選択内容に応じて異なります。休暇欠勤の理由は、休暇取得タイプによって休暇取得名にリンクされています。

休暇欠勤タイプと理由の定義」を参照してください。

半休等

休暇欠勤イベントの中で半休等を取得した日を指定します。

休暇欠勤設定ページの [終了日または期間の計算] チェック ボックスがオンになっていて、[ユニット タイプ][時間] に指定されている場合、このグループ ボックスでの時間指定または半日のエントリに対して、終了日または期間の自動計算の要素が考慮されます。

たとえば、ある従業員が月曜日から金曜日まで 1 日 8 時間勤務のスケジュールを組んでいるとします。この従業員が 2007 年 1 月 8 日月曜日から 2007 年 1 月 10 日水曜日までの休暇欠勤を報告します。その後、月曜日は半日の休暇欠勤とし、残りの休暇欠勤は終日として取得するとします。

例 1: 国別休暇取得設定は以下のように定義されます。

  • [ユニット タイプ] = [時間]。

  • [半休等の許可] = オン。

  • [半休等] = [時間指定]。

これらの設定で、休暇欠勤データを正しく入力するには、従業員は以下の内容をレポートする必要があります。

  • [開始日] = 2007 年 1 月 8 日。

  • [終了日] = 2007 年 1 月 10 日。

  • [半休等] = [開始日のみ]。

  • [開始日の時間数] = 4。

例 2: 国別休暇取得設定は以下のように定義されます。

  • [ユニット タイプ] = [時間]。

  • [半休等の許可] = オン。

  • [半休等] = [半日]。

これらの設定で、休暇欠勤データを正しく入力するには、従業員は以下の内容をレポートする必要があります。

  • [開始日] = 2007 年 1 月 8 日。

  • [終了日] = 2007 年 1 月 10 日。

  • [半休等] = [開始日のみ]。

  • [開始日は半日] = オン。

警告 休暇欠勤ユニット タイプが国別休暇取得設定の日付で定義されている場合、半休等指定オプションを使用することは推奨されません。

注: 次のフィールドに入力するデータは、休暇欠勤フォーミュラで参照される場合にのみ、休暇欠勤計算プロセスで使用されます。

休暇欠勤計算時に [半休等] フィールドで選択可能なオプションは、次のとおりです。

  • 全ての日。

  • 終了日のみ。

  • なし。

  • 開始日のみ。

  • 開始日と終了日。

選択したオプションに応じて、休暇欠勤イベントで半休となる曜日を指定可能なチェック ボックスが最高 2 つまで表示されます。休暇欠勤イベントに適したチェック ボックスをオンにします。

期間

日数または時間数で期間を入力します。休暇欠勤設定ページで [期間の計算] が有効になっている場合は、期間を入力する必要はありません。[期間の計算] ボタンをクリックすると、休暇欠勤期間が時間数または日数単位で計算されます。

このフィールドの動作は、休暇欠勤設定ページでの設定に応じて異なります。[終了日の計算] チェック ボックスがオンに設定されていると、値は自動的に計算されます。

  • 休暇欠勤期間の単位 (ユニット タイプ) が日または時間に指定されている場合、開始日と終了日の入力時に期間が自動計算されます。

  • 期間に基づいて終了日を計算する場合は、開始日と期間を入力し、[終了日の計算] ボタンをクリックすると、終了日が自動的に計算されます。

終了日または期間の計算

[開始日] フィールドと [期間] フィールドの値に基づいて休暇欠勤イベントの終了日を自動的に計算する場合、または [開始日] フィールドと [終了日] フィールドの値に基づいて [期間] を計算する場合に、このボタンをクリックします。

注: 国別休暇取得設定の日付のルール ページで、終了日と期間を計算するように選択している場合、両方のフィールドに値が含まれているときは、再計算するフィールドを指定する必要があります。したがって、ユーザーが期間または終了日を入力して [終了日または期間の計算] ボタンをクリックすると、どちらか一方のフィールドが再計算されます。

予測残数

この休暇リクエスト用として選択した休暇欠勤取得タイプに対して休暇欠勤予測プロセスをオンラインで実行する場合は、このボタンをクリックします。このボタンは、残数を予測する必要がある休暇付与名の場合のみ表示されます。予測処理が完了すると、ページには予測プロセスから返された値ステータス、および [休暇欠勤予測詳細の表示] リンクが表示されます。このリンクを使用すると、予測残数詳細のリストにアクセスできます。

一時保存

このオプションを使用すると、従業員は後で確認および編集するために休暇欠勤イベント情報を保存できます。ただし、承認プロセスのワークフローは作成されません。

送信

このオプションは、入力内容を保存し、1 人または複数の管理者にリクエストを送信するワークフロー承認プロセスを作成します。その管理者には、従業員に対して休暇リクエストをコメントと共に承認、却下、または差し戻す権限のあるロールがワークフローで定義されています。差し戻しは、休暇リクエストの修正を提案するか、追加の情報を取得するために承認者によってよく使用されます。

キャンセル

このオプションは、内容を保存済みであるか、承認者から差し戻されたリクエストでのみ使用できます。国別休暇取得設定の設定によっては、[キャンセル] がクリックされる時期に応じて、リクエストおよびワークフロー レコードからリクエストを物理的に削除するか、リクエストのステータスをキャンセルに設定します。

追加情報

このグループ ボックスに表示される各フィールドは、導入プロセス中にグローバル ペイロールがどのように設定されたかに応じて異なります。

コメント

従業員は、[申請者コメント] フィールドを使用して、レコードの一部となり、承認プロセス全体で確認できる休暇リクエストに関連する自由形式のテキストを入力できます。入力されたコメントは、休暇詳細ページに表示されます。

月次スケジュール ページ (SCH_EE_MONTHLY) を使用して、従業員は、過去または将来のある 1 か月間のスケジュールを表示できます。

画像: 月次スケジュール ページ (1/2)

次の例では、月次スケジュール ページ (1/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。

月次スケジュール ページ

従業員は、月および年フィールドで使用可能なオプションを使用して将来または過去のある 1 か月間のスケジュールを表示できます。[前月の表示] ボタンと [翌月の表示] ボタンをクリックして前月と翌月を表示できます。

従業員が複数の職務を持つ場合、このページには各職務のリンクを表示する [職務名の選択] フィールドが表示されます。

職務の選択ページ」を参照してください。

休暇残数の表示ページ (GP_ABS_SS_BALANCES) を使用します。このページには、休暇のリクエスト、休暇リクエストの表示、月次スケジュールの表示、および残数の予測を行うページへのリンクがあります。

画像: 休暇残数の表示ページ

次の例では、休暇残数の表示ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇残数の表示ページ

このページには以下のリンクが含まれます。

  • 休暇リクエスト。

    休暇リクエスト ページへ戻るリンクです。

  • 休暇リクエスト履歴の表示。

    休暇リクエスト履歴ページへのリンクです。

  • 月次スケジュールの表示。

    月次スケジュール ページへのリンクです。

  • 予測残数。

    予測残数ページへのリンクです。

  • 職務リスト。

    複数の職務を持つ従業員の職務の選択ページへのリンクです。

    職務の選択ページ」を参照してください。

注: 勤務管理と統合している場合、休暇付与残数はタイムシート ページに表示できます。

「勤務時間レポート」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

休暇リクエスト履歴ページ (GP_ABS_SS_REQHIST) を使用して、指定の日付範囲に基づいて処理済みまたは保留中の休暇欠勤イベントを表示します。

このページは管理者も使用できます。

画像: 休暇リクエスト履歴ページ

次の例では、休暇リクエスト履歴ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエスト履歴ページ

このページには、従業員の全ての休暇リクエストが表示されます。従業員が入力した休暇リクエストには、[休暇付与名] 列にリンクが含まれています。休暇イベント入力コンポーネントを利用して休暇欠勤管理者が入力した休暇欠勤には、[休暇付与名] 列にリンクがありません。また、ステータスや期間もありません。従業員は、[編集] 列の [編集] ボタンをクリックすることで、保存済みだがまだ送信されていない休暇リクエストを編集できます。従業員は、[編集] ボタンをクリックすることで、キャンセルまたは却下された休暇リクエストを編集することもできます。

休暇リクエストや休暇欠勤がタイムシートを利用して入力または修正されている場合や、休暇欠勤管理者が休暇イベント入力コンポーネントを使用して入力または修正している場合、これらを休暇欠勤セルフサービスで編集することはできません。

注: 管理者が従業員として休暇欠勤をリクエストした場合、[申請者] 列には "管理者" と表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

開始終了

ユーザーは、[開始日] フィールドと [終了日] フィールドに日付を入力することで、指定の日付範囲に含まれる休暇リクエストを表示できます。従業員が [開始日] フィールドだけに日付を入力した場合は、開始日が指定した日付と同じかそれより後の休暇リクエストが表示されます。また、従業員が [終了日] フィールドだけに日付を入力した場合は、終了日が指定した日付と同じかそれより前の休暇リクエストが表示されます。日付がどちらのフィールドにも入力されていないと、従業員の休暇リクエストが全て表示されます。

[開始日] から [終了日] までの期間は、国別設定コンポーネントの履歴グリッド ページに入力された [デフォルト履歴期間] の値で決まります。[デフォルト履歴期間] が設定されていない場合は、[開始日] 日付フィールドには現在の日付の 90 日前の日付、[終了日] 日付フィールドには現在の日付から 90 日後の日付がデフォルトで使用されます。

国別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義」を参照してください。

フィールドまたはコントロール

定義

リフレッシュ

[開始日] フィールドおよび [終了日] フィールドに日付を入力するか、日付を変更または削除した後でクリックします。

フィールドまたはコントロール

定義

編集

このボタンは、休暇リクエストのステータスが保存、キャンセル、または却下の場合に使用できます。このボタンをクリックすると、休暇リクエスト ページが開きます。

休暇リクエスト ページ」を参照してください。

[休暇リクエスト履歴] グループ ボックスには、[休暇付与名]、[ステータス]、[開始日]、[終了日]、[期間]、および [申請者] が含まれています。列見出しをクリックすると、これらのいずれかの基準によって行をソートできます。

注: 休暇欠勤セルフサービスまたはタイムシートを使用して入力された休暇リクエストの [期間] の値のみ自動的に計算、保存されます。休暇イベント入力などのオンライン ページや、コンポーネント インターフェイスを利用して入力または修正された休暇欠勤の期間は、自動的に計算または保存されません。

画像: リクエスト詳細ページ (1/2)

次の例では、リクエスト詳細ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

リクエスト詳細ページ (1/2)

画像: リクエスト詳細ページ (2/2)

次の例では、リクエスト詳細ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

リクエスト詳細ページ (2/2)

このページには、選択した休暇に関する情報が表示されます。

注: 管理者が従業員として休暇欠勤をリクエストした場合、[リクエスト履歴] セクションの [氏名] フィールドには従業員名が表示されます。

注: 承認パスのマップと詳細は、休暇欠勤セルフ サービス アプリケーションにのみ表示されます。このパスと詳細は、タイムシート セルフサービスには表示されません。

予測残数ページ (GP_ABS_SS_FCST_BAL) を使用して、日付、休暇欠勤タイプ、および休暇欠勤名に基づいて、将来の休暇付与残数の予測プロセスをオンラインで実行します。

このページは管理者も使用します。

画像: 予測残数ページ

次の例では、予測残数ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

予測残数ページ

このページを使用すると、従業員は休暇付与残数予測プロセスをオンラインで実行できます。また、指定した将来の日付で、休暇欠勤タイプ、休暇付与名を指定して付与残数を表示できます。

フィールドまたはコントロール

定義

指定日

残数の計算に使用する将来の日付を入力します。

タイプ別フィルタ

休暇欠勤タイプを選択します。このフィールドでの選択によって、[休暇付与名] フィールドで選択できる項目が制限またはフィルタされます。

休暇付与名

フィールドの選択可能なオプションから休暇付与名を選択します。

注: [予測残数] ボタンを表示するには、ユーザーはこのフィールドで休暇付与名を選択する必要があります。

予測残数

休暇残数の予測プロセスをオンラインで実行する場合にクリックします。プロセスが完了すると、予測された休暇残数が [予測残数詳細] グループ ボックスに表示されます。

注: 予測プロセスを開始するまでは、休暇欠勤リクエストは自動的に保存されません。ページを移動する前に保存を求めるプロンプトが表示されますが、予測プロセスの前後に予測情報を保存することは必ずしも必要ではありません。

職務の選択ページ (HCM_JOB_SELECT) を使用します。複数の職務を持つ従業員は、このページを使用して休暇欠勤のセルフサービス トランザクションの入力/確認を行う職務を選択します。

画像: 休暇リクエストの職務の選択ページ

次の例では、休暇リクエストの職務の選択ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの職務の選択ページ

複数の職務を持つ従業員は、休暇欠勤のセルフサービス トランザクションを入力または確認する職務を選択する必要があります。このサンプル ページに、複数の職務を持つ従業員が休暇リクエストを入力する場合の例を示します。この従業員が休暇欠勤のセルフサービス トランザクションを開始すると、トランザクションのタイトルのみが異なる同様のページが表示されます。

従業員が職務名を選択した後の各プロセスは、前のトピックで説明しているプロセスと同じになります。