コスト センターと勘定科目のマッピング

コスト センターと勘定科目をマッピングするには、チャートフィールド コンポーネント (GP_GL_CHARTFLD)、エレメント グループ化コンポーネント (GP_GL_GROUP)、勘定科目マッピング コンポーネント (GP_GL_MAP)、コスト センター チャートフィールド コンポーネント (GP_CC_SETUP) を使用します。

ページ名

定義名

用途

チャートフィールド ページ

GP_GL_CHARTFLD

勘定科目とコスト センターのマッピングに使用するチャートフィールドを選択します。

エレメント グループ化ページ

GP_GL_GROUP

特定の支給元およびビジネス ユニット用に、類似の支給、控除、累計をグループ化して一般会計の勘定科目にマッピングできるようにします。

マッピング ページ

GP_GL_MAP

グループ化された支給、控除または累計に関連付けられたチャートフィールド値の組み合わせに一般会計勘定科目をマッピングします。

コスト センター チャートフィールド ページ

GP_CC_SETUP

コスト センターのマッピングに使用するチャートフィールドを選択します。

支給元 GP チャートフィールド ページ

GP_PE_CF_SEC

ビジネス ユニットの支給元チャートフィールドの連番を指定します。

チャートフィールド マッピング ページ

GP_CC_MAP

チャートフィールド値をコスト センターにマッピングします。

一般会計ではコスト センター ID が必要です。コスト センター ID は、グローバル ペイロールによって作成される標準の会計行データではありません。したがって、コスト センターをチャートフィールドにマッピングして、コスト センターが EnterpriseOne に送信されるようにする必要があります。

グローバル ペイロールでは、チャートフィールドは支給元、ビジネス ユニット、有効日によって特定できます。コスト センターを取得するには、コスト センターへのチャートフィールド定義のマッピングを同様の方法で有効にする必要があります。以下のような値があります。

  • 支給元: このトピックで説明されている手順に基づいて支給元を設定する必要があります。

  • ビジネス ユニット: このデータは会計行に直接反映されます。

  • 有効日: 会計行の転記日です。

    コスト センターは、会計行に指定したチャートフィールドのマッピング定義から取得されます。

マッピング プロセス図

画像: グローバル ペイロールでのコスト センターと勘定科目のマッピング

次の図は、勘定科目とコスト センターのマッピングを行うページとそれぞれのページで使用するデータのソースを示したものです。図中の一番下の 3 つのステップは、コスト センターのマッピングに特有のステップです。

グローバル ペイロールでのコスト センターと勘定科目のマッピング

マッピング プロセスの手順

コスト センターと勘定科目をグローバル ペイロールにマッピングする際の手順について、以下に詳しく説明します。

  1. チャートフィールドとして使用できるシステム エレメントと変数エレメントを指定します。

    1. ソース/使用ページで [チャートフィールドとして使用] チェック ボックスをオンにし、プロンプト ビュー名を選択してシステム エレメントを指定します。変数の定義ページで [チャートフィールドとして使用] チェック ボックスをオンにし、プロンプト ビュー名を選択して、変数エレメントを指定します。

    2. エレメント名ページで、[保存] チェック ボックスをオンにします。

    3. 給与計算プロセス リストにチャートフィールド エレメントを追加します。

      注: 支給元をチャートフィールドとして設定する必要があります。たとえば、会社が組織の支給元と一致する場合は、COMPANY というエレメントをチャートフィールドとして設定します。支給元に新しい変数を定義して、必要に応じてチャートフィールドとして設定します。

  2. チャートフィールド ページ (GP_GL_CHARTFLD) で、特定のビジネス ユニットと支給元に対して適用するチャートフィールド エレメントを 6 つまで選択します。

    注: このページには 8 つのチャートフィールドがあります。ただし、チャートフィールド 7 とチャートフィールド 8 は転記処理時にコスト センターのマッピング用として使用します。チャートフィールド 7 は管理エリアで上書きされ、チャートフィールド 8 はコスト センターで上書きされます。チャートフィールド 7 とチャートフィールド 8 にどのようなエレメントを選択しても、一般会計に送信される転記によって管理エリアとコスト センターがそれぞれのチャートフィールドに設定されます。

    • 各支給元とビジネス ユニットの支給元チャートフィールド エレメントとして定義したエレメントを含める必要があります。

    • また、特定のビジネス ユニットに含まれる全ての支給元については、同じフィールド番号に支給元チャートフィールド エレメントを設定する必要があります。

  3. エレメント グループ化ページ (GP_GL_GROUP) で、支給、控除、および累計のエレメントをグループ化します。

  4. [マッピング] (GP_GL_MAP) ページで、エレメント グループとチャートフィールド値を対応する一般会計勘定科目にマッピングします。

  5. [支給元 GP チャートフィールド] (GP_PE_CF_SEC) ページで、支給元エレメントを含むチャートフィールド番号を指定します。

  6. [コスト センター チャートフィールド] (GP_CC_SETUP) ページで、コスト センター マッピングに使用するチャートフィールドを選択します。

  7. [チャートフィールド マッピング] (GP_CC_MAP) ページで、コスト センターへのチャートフィールド値をマッピングします。

チャートフィールド ページ (GP_GL_CHARTFLD) を使用して、勘定科目とコスト センターのマッピングに使用するチャートフィールドを選択します。

コスト センターへのマッピングを行うには、このページのチャートフィールドの 1 つを支給元として選択します。特定のビジネス ユニットに含まれる全ての支給元については同じフィールド番号の支給元エレメントを設定する必要があります。

チャートフィールド ページ」を参照してください。

エレメント グループ化ページ (GP_GL_GROUP) を使用して、特定の支給元およびビジネス ユニット用に、類似の支給、控除、累計をグループ化して一般会計の勘定科目にマッピングできるようにします。

エレメント グループ化ページ」を参照してください。

マッピング ページ (GP_GL_MAP) を使用して、グループ化された支給、控除または累計に関連付けられたチャートフィールド値の組み合わせに一般会計勘定科目をマッピングします。

勘定科目マッピング ページ」を参照してください。

コスト センター チャートフィールド ページ (GP_CC_SETUP) を使用して、コスト センター マッピングに使用するチャートフィールドを選択します。

画像: コスト センター チャートフィールド ページ

次の例では、コスト センター チャートフィールド ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

コスト センター チャートフィールド ページ

フィールドまたはコントロール

定義

支給元チャートフィールド

支給元 GP チャートフィールド ページにアクセスするには、このリンクをクリックします。

フィールドの確定

チャートフィールドの設定が終了したら、このチェック ボックスをオンにします。

[フィールドの確定] チェック ボックスをオンにすると、このページの全てフィールドにデータを入力することができなくなります。このチェック ボックスをオフにすると、フィールドの入力が可能になります。

コスト センター チャートフィールド

指定した支給元とビジネス ユニットのコスト センターをマッピングする際に使用するチャートフィールドを全てリストするには、必要に応じてグリッド内に行を追加します。

フィールドまたはコントロール

定義

チャートフィールド

チャートフィールド ページで入力したエレメント名のフィールド番号を選択します。

エレメント名

選択したチャートフィールドのシステム エレメント名が表示されます。チャートフィールド マッピング ページでは、このエレメント名がフィールド ラベルとして使用されます。

編集テーブル

チャートフィールドの値が含まれているレコードを選択します。

支給元 GP チャートフィールド ページ (GP_PE_CF_SEC) を使用して、ビジネス ユニットの支給元チャートフィールドの連番を指定します。

画像: 支給元 GP チャートフィールド ページ

次の例では、支給元 GP チャートフィールド ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

支給元 GP チャートフィールド ページ

フィールドまたはコントロール

定義

チャートフィールド

チャートフィールド ページで指定した支給元チャートフィールド エレメントに対応するフィールド番号を選択します。

注: 当該のビジネス ユニットに含まれる全ての支給元に対して、この番号は同じになります。

チャートフィールド マッピング ページ (GP_CC_MAP) を使用して、チャートフィールド値をコスト センターにマッピングします。

画像: チャートフィールド マッピング ページ

次の例では、チャートフィールド マッピング ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

チャートフィールド マッピング ページ

コスト センター チャートフィールド ページで [フィールドの確定] チェック ボックスをオンした場合にのみ、このページのフィールドが入力可能になります。

フィールドまたはコントロール

定義

有効日

有効日の変更は、チャートフィールド マッピング ページではできません。

管理エリア

チャートフィールドの組み合わせのマッピング先となる管理エリアを選択します。

EnterpriseOne の会社コードが Enterprise ビジネス ユニット GL テーブルにインポートされた場合は、このフィールドの有効値は Enterprise 管理エリア テーブルに登録された会社コードになります。

コスト センター ID

チャートフィールドの組み合わせのマッピング先となるコスト センターを選択します。このフィールドの有効値は、Enterprise コスト センター テーブルにインポートした EnterpriseOne のビジネス ユニットです。

チャートフィールド値

このページにリストされる各チャートフィールドのチャートフィールド値を選択します。コスト センター チャートフィールド ページで指定した順序でチャートフィールドが表示されます。

各チャートフィールドの有効値は、コスト センター チャートフィールド ページの [編集テーブル] で指定した値になります。