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ドメイン値マップの設定

ページ名

定義名

用途

値マップの定義 - エレメント ページ

EOTF_DEFINE_MAPS

割り当てられたマップ エレメントを確認します。

値マップの定義 - ドメイン ページ

EOTF_DEFINE_MAPS2

割り当てられたドメイン エレメントを確認します。

値マップのインポート ページ

EOTF_MAP_IMPORT

手動で定義した XREF をインポートします。

ドメイン値マップ ページ

EOTF_POPULATE_DVMS

ドメイン値マップを確認および更新します。

ドメイン値マップ (DVM) は、PeopleSoft HCM で、データの変換時に PeopleSoft オブジェクトを Fusion オブジェクトに関連付けるために使用されます。PeopleSoft にはこれら全ての DVM の定義が標準で用意されていますが、顧客は標準でロードされた値を確認する必要があります。さらに、標準の DVM の中には、手動で設定して値のロードが必要なものもあります。

注: DVM の定義と値は、エンタープライズ コンポーネントの一部で共存の前提条件である PeopleSoft アプリケーション インテグレーション フレームワークを使用してロードおよび管理します。

値マップについて を参照してください。

標準 DVM

次の表に、PeopleSoft HCM と Fusion Talent Management および Fusion Workforce Compensation との共存の一部として標準で用意されている DVM を示します。この表には、各 DVM の名前、および関連するシステム オブジェクトがリストされています。さらに、[システム データ] 列には、PeopleSoft にシステム データとして用意されている値のタイプを示すコードがリストされています。システム データのコードは以下のとおりです。

  • PF: DVM には、PeopleSoft と Fusion の両方の値がシステム データとして用意されています。顧客は、用意されている値を確認する必要があります。

  • P: DVM には、PeopleSoft の値がシステム データとして用意されています。顧客は、用意されている値を確認して、対応する Fusion の値を追加する必要があります。

  • M: DVM にはシステム データとして用意されている値はなく、"手動 XREF" とも呼ばれます。この DVM の値をロードするには、Fusion で日付を設定し、データを .dat ファイルにエクスポートして、その .dat ファイルを手動で変更します。次に、そのファイルを .csv ファイルとして保存し、値を PeopleSoft にインポートする必要があります。

  • N: DVM には、システム データとして用意されている値はありません。顧客は、PeopleSoft アプリケーション インテグレーション フレームワークの ドメイン値マップのロード ページを使用して、この DVM の値をロードする必要があります。

  • X: DVM には、システム データとして用意されている値はありません。この DVM の値をロードするには、Fusion で日付を設定し、データを .dat ファイルにエクスポートして、その .dat ファイルを手動で変更します。次に、そのファイルを .csv ファイルとして保存し、値を PeopleSoft にインポートする必要があります。さらに、これらの DVM は特定の値でシードされている必要があります。

値マップのインポート を参照してください。

DVM 名

関連するシステム オブジェクト

システム データ

ACTION_REASON_XREF

従業員

M

ACTION_XREF

従業員

M

ADDRESS_USE_CODE

従業員

P

BONUS_ELEMENT_TYPE_XREF

PayrollElemenEntry

M

BONUS_INPUT_VALUE_XREF

PayrollElemenEntry

M

CountryCodeDVM

ほとんど全て

P

CURRENCY95CODE

多数

P

FREQUENCY_CODE

WorkerPosition

P

FREQUENCY_TYPE_CODE

給与

P

GRADE_ACTIVE_STATUS_CODE

等級

PF

JOB_ACTIVE_STATUS_CODE

職務コード

PF

JOB_FUNCTION_CODE

職務コード

P

JOB_MANAGER_LEVEL_CODE

職務コード

P

JOB_MEDICAL_CHECKUP_REQUIRED_CODE

職務コード

PF

JOB_REGULAR_FLAG_CODE

職務コード

P

LanguageCodeDVM

ほとんど全て

P

LEGAL_ENTITY_XREF

多数

M

LEGISLATIVE_DATA_GROUP_XREF

GradeRate

M

LOCATION_GEO_HIERARCHY_NODE_CODE

所在地

P

MARITAL_STATUS

従業員 (個人)

P*

PERSON_EMAIL_ADDRESS_TYPE_CODE

従業員 (個人)

P

PERSON_ETHNICITY_CODE

従業員 (個人)

N

PERSON_GENDER_CODE

従業員 (個人)

P*

PERSON_HIGHEST_EDU_LEVEL_CODE

従業員 (個人)

P

PERSON_NAME_PREFIX_CODE

従業員 (個人)

P

PERSON_NAME_TYPE_CODE

従業員

P

PERSON_NID_TYPE_CODE

従業員 (個人)

P

PERSON_RELIGION_CODE

従業員 (個人)

N

PHONE_TYPE_CODE

従業員 (個人)

P

POSITION_FULL_PART_TIME_CODE

ポジション

P

POSITION_HIRING_STATUS_CODE

ポジション

P

POSITION_SECURITY_CLEARANCE_CODE

ポジション

P

POSITION_TYPE_CODE

ポジション

P

SALARY_COMP_ACTION_REASON_CODE

給与

P

SALARY_ELEMENT_TYPE_XREF

給与

M

SALARY_INPUT_VALUE_XREF

給与

M

SETID_XREF

多数

M

StateCodeDVM

所在地

P

TALENTPROFILETYPE_XREF

TalentProfileType

X

TP_CI_LANGUAGE_XREF

TPContentType

M

TP_CI_RELATIONSHIP_CODE

TPContentType/TPContentItemRelationship

P

TP_CT_XREF

TPContentType

X

TP_IMPORTANCE_CODE

TalentProfileItem

P

TP_INTEREST_LEVEL_CODE

TalentProfileItem

P

TP_OBJECT_ASSOCIATION_XREF

TalentProfile

X

TP_USAGE_CODE

TalentProfileType/TalentProfile

P

TPINSTANCEQUALIFIERSET_IN_XREF

TalentProfileInstanceQualifier

X

TREE_VERSION_ACTIVE_STATUS_CODE

多数

PF

WORKER_ASSIGNMENT_CLASSIFICATION_CODE

従業員/ 配属

P

WORKER_ASSIGNMENT_EMPLOYEE_CATEGORY_CODE

従業員

P

WORKER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_XREF

従業員

M

WORKER_ASSIGNMENT_TYPE_CODE

従業員

P

WORKER_BARG_UNIT_CODE

従業員

N

WORKER_EMPL_TYPE_CODE

従業員/ 配属

P

WORKER_PAYROLL_STATUS_CODE

従業員

P

WORKER_PERSON_TYPE_XREF

従業員

M

WORKER_PRIMARY_INDICATOR_CODE

従業員/ 配属

P

WORKER_SYSTEM_PERSON_TYPE_CODE

従業員

P

WORKER_TYPE_CODE

従業員

P

WORKER_WORK_TERM_ASSIGNMENT_TYPE_CODE

従業員

P

* 顧客が PeopleSoft 値 [不明] を Fusion の [NULL] にマップする必要がある DVM を示します。

注: この表には、標準の静的値マップ (DVM) のみがリストされています。PeopleSoft HCM 9.2 と Fusion Talent Management および Fusion Workforce Compensation との共存には、標準の動的値マップ (相互参照) もシステム データとして含まれますが、顧客による変更は必要ありません。値マップの定義コンポーネントを使用して、両タイプの用意されている値マップの定義を確認できます。

XREF DVM の手動設定

標準のタイプ M (手動 XREF) およびタイプ X の DVM (例: WORKER_PERSON_TYPE_XREF、TP_OBJECT_ASSOCIATION_XREF) は、手動設定が必要です。

注: XREF サフィックスがある DVM は静的値マップです。_XREF サフィックスと "クロス リファレンス" という用語を混同しないでください。多くの場合、"クロス リファレンス" は、アプリケーション インテグレーション フレームワークを説明するときに動的値マップと同義として使用されます。

XREF DVM を手動で設定してインポートするには、次の手順に従います。

  1. オブジェクトを Fusion で定義し、Fusion 主キーおよびその他の記述属性を .dat ファイルにエクスポートします。このフィールドには、自動生成された GUID、Fusion キー、または DVM にロードされた PeopleSoft 値に対応するユーザー インテリジェントの Fusion 説明フィールドが含まれる必要があります。

  2. Microsoft Excel で .dat ファイルを開きます。

  3. PeopleSoft キーを入力して Fusion 機能説明および Fusion GUID をマップし、ファイルを .csv 形式で保存します。.csv ファイルは以下のガイドラインに従って設定してください。

    1. ファイルの 1 行目は、1 列目に DVM、2 列目にインポート対象のマップ名が含まれる必要があります。

    2. ファイルの 2 行目の各列では、値のインポート先になるエレメントの名前が識別される必要があります。参照データは省略できます。インポート プロセスで無視される参照データ列を定義するには、名前の先頭にアスタリスク (*) を追加するか、または名前を空白のままにします。

    3. ファイル内の後続の行では、インポート対象のデータ値を識別し、2 行目と同じ数の列が含まれる必要があります。

    画像: 正しく設定された .csv ファイルの例

    次の例では、正しく設定された .csv ファイルを示しています。

    正しく設定された .csv ファイルの例
  4. 値マップのインポート ページを使用して、変更した .csv ファイルをインポートします。

    値マップのインポート ページ」を参照してください。

  5. ドメイン値マップのロード ページを使用して、インポートされたデータを確認し、データが正しいことを確認します。

    ドメイン値マップ ページ」を参照してください。

値マップの定義 - エレメント ページ (EOTF_DEFINE_MAPS) を使用して、割り当てられたマップ エレメントを確認します。

画像: 値マップの定義 - エレメント ページ

次の例では、"値マップの定義 - エレメント" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

値マップの定義 - エレメント ページ

PeopleSoft には、Fusion Talent Management および Fusion Workforce Compensation との共存に関連する全ての DVM 定義が用意されています。したがって、通常は、特定の DVM に割り当てられるエレメントを判別するための参照としてこのページを使用します。

値マップの定義 - ドメイン ページ (EOTF_DEFINE_MAPS2) を使用して、割り当てられたドメイン エレメントを確認します。

画像: 値マップの定義 - ドメイン ページ

次の例では、"値マップの定義 - ドメイン" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

値マップの定義 - ドメイン ページ

PeopleSoft には、Fusion Talent Management および Fusion Workforce Compensation との共存に関連する全ての DVM 定義が用意されています。したがって、通常は、特定の DVM のドメインに割り当てられるエレメントを判別するための参照としてこのページを使用します。

値マップのインポート ページ (EOTF_MAP_IMPORT) を使用して、手動で定義した XREF をインポートします。

画像: 値マップのインポート ページ

次の例では、値マップのインポート ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

値マップのインポート ページ

フィールドまたはコントロール

定義

ファイル名

インポートするファイルの名前を、パスも含めて入力します。

インポート モード

[値のみ] 値を選択します。

注: [値のみ] 値を選択することが重要です。他の値を選択すると、インポート プロセスでマップ定義が上書きされます。この結果、マップを手動で再定義する必要があります。

インポート前にマップ/データを削除

このチェック ボックスをオンにします。

列区切り

このフィールドは空白のままにします。

連結区切り

このフィールドは空白のままにします。

インポート

このボタンをクリックするとインポート プロセスが開始されます。

ドメイン値マップ ページ (EOTF_POPULATE_DVMS) を使用して、ドメイン値マップを確認および更新します。

画像: ドメイン値マップ ページ

次の例では、ドメイン値マップ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

ドメイン値マップ ページ

このページには、全ての DVM に共通する固有の GUID を除き、DVM に割り当てられたエレメントごとに列が表示されます。このページを使用して、標準のエレメント値を確認し、ビジネス プロセスのニーズに合わせて値を追加および更新します。

注: 全ての列の全てのフィールドに値が入力されていることを確認してください。そうしないと、データ変換プロセス (FT_EXTRACT) の実行時に予期しない結果が生じる場合があります。[説明] 列または説明 2 列は例外です。これらの列に空白のフィールドがあっても問題ありません。