法定区域の設定
法定区域を設定するには、法定区域コンポーネント (REG_REGION) を使用します。
次の各トピックでは、インテグレーション ポイントの概要および法定区域の定義方法について説明します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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REG_REGION |
法定区域を設定します。 |
法定区域ページ (REG_REGION) を使用して、法定区域を設定します。
ナビゲーション
画像: 法定区域ページ
次の例では、法定区域ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
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国 |
リストから国を選択します。法定区域を作成するときは、必ず国コードを指定してください。国コードを指定しておけば、システム トランザクションに州または都道府県レベルの区域が使われている場合でも国別の編集ができます。追加する国がリストにない場合は、国テーブルを使って国を追加してください。 |
セキュリティ アクセス |
リストからセキュリティ アクセス レベルを選択します。企業において、ユーザーは限られた法定区域だけを使う場合が多く、その場合この機能を使ってそれ以外の法定区域をユーザーに対して非表示にすることができます。値はトランスレート テーブルに保存されています。法定区域のプロンプト編集ビューでは、これらの値を使って、ユーザーがアクセスする法定区域がアクセス権のあるものだけに制限されます。有効値は以下のとおりです。
注: 国別のデータ セキュリティ管理機能を使わない場合は、法定区域へのアクセスに [全ユーザーにアクセス権あり] または [アクセス禁止] のいずれかを選択してください。管理を簡略化するため、セキュリティ アクセスは各法定区域に対して 1 回だけ設定され、その設定が全トランザクションに使われます。 |
デフォルト レコード グループ セットID
このグループ ボックスを使って、該当法定区域に対応付けるセットID を指定します。法定区域は安全衛生管理などのいくつかのアプリケーションでセット処理に使われるため、セット コントロール値であると言えます。デフォルト レコード グループ セットID によって、この新規法定区域の設定処理に関する初期の相互関係が設定されます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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セットID |
法定区域を追加する場合、最初は [セットID] フィールドは入力可に、[既存の法定区域からコピー] フィールドは入力不可の状態になっています。[セットID] フィールドにデフォルトのセット ID が表示されますが、これは定義したばかりの法定区域コードと同じ名前になります。このコードと一致するセットID を定義していない場合は、法定区域の該当セットID を有効値リストから選択してください。リストのセットID は、テーブル セット ID を使って設定されています。これらのセットID からのみ選択できます。 注: セットID を指定する前に、 メニューにあるコンポーネントで、セットID、レコード グループ、セット コントロール値およびテーブルセット レコード グループ コントロールを定義してください。 「PeopleSoft HCM システム データ規定について」を参照してください。 |
既存の法定区域からコピー |
新しい法定区域に割り当てられるセットID を既存の法定区域からコピーすることができます。このオプションは、作成中の新規法定区域と作成済みの別区域のデフォルト レコード グループ セットID が同じになるときに使います。 コピーする法定区域を入力します。 |
詳細については、『PeopleTools: Data Management』の製品ドキュメントを参照してください。