BI Publisher のレポートおよびプロファイルを使用するための設定

次の各トピックでは、BI Publisher のレポートとテンプレートの概要および前提条件のリストを示し、BI Publisher のレポートとプロファイルを設定する方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

「定義」ページ

PSXPRPTDEFN

レポートのプロパティを表示し、データ スキーマとデータ ソースをダウンロードまたは表示します。

「テンプレート」ページ

PSXPRPTTMPL

既存のテンプレートを表示または更新します。

設計ヘルパー ページ

PSXPSETUPDWNLD

テンプレートの設計と修正を可能にするプラグインをダウンロードします。

プロファイル管理では、PeopleTools の BI Publisher を使用して、コンテンツ カタログ リストのレポートを生成し、また個人プロファイルおよび非個人プロファイルのオンライン プロファイルおよびプロファイル レポートを生成します。

標準のレポート定義

次の表は、関連する RTF テンプレートの標準レポート定義とデータ ソースの一覧です。

レポート名

説明

データ ソース タイプ

データ ソース ID

JPM_CATI_RPT

コンテンツ アイテム レポート

PS クエリー

JPM_CONTENT_ITEMS

JPM_JPNP_RPT

非個人プロファイル バッチ

XML Doc

JPM_PROFILE

JPM_JPPP_RPT

個人プロファイル バッチ

XML Doc

JPM_PROFILE

JPM_NP_PROF

非個人プロファイル オンライン

XML Doc

JPM_PROFILE

JPM_PP_PROF

個人プロファイル オンライン

XML Doc

JPM_PROFILE

標準のデータ ソース

次の表では、標準の各データ ソースについて説明します。

データ ソース ID

説明

JPM_CONTENT_ITEMS

コンテンツ アイテム レポート専用の PS クエリー。

JPM_PROFILE

行セットにより構造化される BI ドキュメント。すべてのプロファイル レポートが同じデータ構造を使用します。このデータ構造にはすべてのデータ エレメントが含まれており、個人プロファイルと非個人プロファイルのどちらのレポート テンプレートにも使用できます。

標準のテンプレート

レポートのフォーマットとして、コンテンツとレイアウトを指定する 3 つのテンプレート ファイルが提供されています。

  • コンテンツ アイテム レポート用のテンプレート

  • オンラインとバッチ両方の個人プロファイル レポート用のテンプレート

  • オンラインとバッチ両方の非個人プロファイル レポート用のテンプレート

ユーザーのレポート要件に応じて、標準のテンプレート ファイルを修正できます。各テンプレートの修正後には、対応するレポート定義にアップロードする必要があります。プロファイル レポートの 1 つのインスタンスを修正し、更新後の同じテンプレート ファイルを対応する両方のレポート定義に割り当てることができます。

「テンプレート」ページ」を参照してください。

既存テンプレートの修正」を参照してください。

プロファイル レポートのノード

次の表では、プロファイル レポートのレポート ノードについて説明します。

ノード

データ エレメントのサマリ

JPM_PROFILE

プロファイルに関連する上位データ エレメント。

JPM_IDENTITY_WK

プロファイル識別タイプおよびプロファイル関連先。

JPM_JP_SECTION

プロファイル タイプで定義されているセクション。

JPM_JP_CRITM_VW

プロファイルのセクションのプロファイル コンテンツ アイテム。コンテンツ タイプで使用されるかどうかにかかわらず、すべてのプロパティが含まれています。

JPM_CATITMAXD_VW

コンテンツ カタログでのコンテンツ アイテムの定義。コンテンツ タイプで使用されるかどうかにかかわらず、すべてのプロパティが含まれています。

RUN_PARAMETERS

レポートの生成に使用される条件。

詳細は、製品ドキュメントの『PeopleTools: BI Publisher for PeopleSoft』を参照してください。

BI Publisher レポートを使用するには、PeopleSoft インテグレーション ブローカーと PeopleSoft プロセス スケジューラを設定して、PeopleSoft レポート マネージャを導入する必要があります。

詳細は、製品ドキュメントのPeopleTools: インテグレーション ブローカー『PeopleTools: Process Scheduler』および『PeopleTools: BI Publisher for PeopleSoft』を参照してください。

既存のテンプレートを表示または更新するには、「テンプレート」ページ (PSXPRPTTMPL) を使用します。

画像: 「レポート定義 - テンプレート」ページ

次の例では、「レポート定義 - テンプレート」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「レポート定義 - テンプレート」ページ

既存テンプレートの表示

フィールドまたはコントロール

定義

テンプレート ファイル

新しいウィンドウで RTF テンプレートを開いたり、保存する場合、または選択した場所に RTF テンプレートを保存する場合は、このリンクをクリックします。

プレビュー

データ ソースに登録されているサンプル データを使用してレポートの例を表示する場合にクリックします。

注: 個人プロファイルのオンライン レポートとバッチ レポートは、同じ個人プロファイル用テンプレート ファイルを共有します。同様に、非個人プロファイルのオンライン レポートとバッチ レポートも、非個人プロファイル用テンプレート ファイルを共有します。

詳細は、製品ドキュメントの『PeopleTools: BI Publisher for PeopleSoft』を参照してください。

既存テンプレートの末尾には、テンプレート作成後にコンテンツ タイプに追加したアイテムがあればその ID と名称を出力する 2 つのセクションがあります。新しいアイテムについてそれより詳細な情報を表示する場合には、テンプレートに追加のセクションを作成して、表示するデータを定義する必要があります。

レポートでは、オンライン表示用に設定したプロファイル タイプ定義に基づいて、プロファイルのタブ番号およびセクション連番の順で、コンテンツ アイテムがグループ化されて表示されます。テンプレートに新しいセクションを配置したかどうかにかかわらず、レポートでの表示順序はレポートのソート順で決定されます。レポートの表示順序を変更するには、ソートを編集する必要があります。新しいセクションを適切にソートするためには、レポートの運用ロジックで正しいループ内に追加することも必要です。

注: BI Publisher を十分に理解してから標準テンプレートを修正するようにしてください。

テンプレートを修正するための設定

既存テンプレート修正の準備をするには、次の手順に従います。

  1. テンプレートを修正できるように、設計ヘルパー ページにアクセスし select (レポート ツール, then select BI Publisher, then select 「設定」, then select 設計ヘルパー, then select 設計ヘルパー)、Microsoft Word 用のプラグイン設計ヘルパーを保存します。

  2. 適切なレポート定義の定義ページにアクセスし select (レポート ツール, then select BI Publisher, then select 「レポート定義」, then select 「定義」)、データ スキーマおよびサンプル データ ファイルをダウンロードする各リンクをクリックします。

  3. 「テンプレート」ページ select (レポート ツール, then select BI Publisher, then select 「レポート定義」, then select 「テンプレート」) で、テンプレート ファイル にある編集対象の既存の RTF テンプレートの行をクリックします。

テンプレートでの新しいセクションの作成

新しいセクションを作成するには、次の手順に従います。

  1. <?when: JPM_JP_SECTION.JPM_CAT_TYPE=…..end when?> で定義されているセクション全体をコピーしてテンプレートに貼り付けます。

  2. 追加するアイテムを識別するように、条件文を修正します。

  3. レポートに表示するデータを識別するように、テーブルにフィールドを挿入します。

  4. 変更後のテンプレートに任意のファイル名および .rtf ファイル拡張子を付けて (*.rtf) 保存します。

変更後のテンプレートのアップロード

変更したテンプレートをアップロードするには、次の手順に従います。

  1. 「テンプレート」ページ select (レポート ツール, then select BI Publisher, then select 「レポート定義」, then select 「テンプレート」)テンプレート ファイル スクロール領域に、新しい有効日の行を追加します。

    次のオプションを更新します。

    フィールドまたはコントロール

    定義

    有効日

    このテンプレートを使用するレポートおよびプロファイルの印刷と表示を始める日付を入力します。

    ステータス

    新しいテンプレートに、「アクティブ」ステータスを選択します。

  2. 「アップロード」をクリックし、変更したテンプレート ファイルを選択します。

  3. 最後の 2 つの手順を繰り返して、オンラインとバッチ両方のレポート定義に新しい定義を指定します。

詳細は、製品ドキュメントの『PeopleTools: BI Publisher for PeopleSoft』を参照してください。