VM インスタンスを作成するコマンドで、テナントの名前または ID を指定する必要があります。
$ keystone tenant-list +----------------------------------+---------+---------+ | id | name | enabled | +----------------------------------+---------+---------+ | 6ea34f7dafa5ce3c9a1b9de659e59d77 | demo | True | | 0bda9b63b800ca808031a38637d50f3e | service | True | +----------------------------------+---------+---------+
VM インスタンスを作成するコマンドで、イメージの名前または ID を指定する必要があります。イメージ ID など、各イメージの仕様を表示する方法については、イメージに関する情報の表示を参照してください。
大域ゾーンよりリリースレベルの低い非大域ゾーンの VM インスタンスを配備する場合、インストール時に VM インスタンスは大域ゾーンのリリースレベルに自動的にアップグレードされます。大域ゾーンよりリリースレベルの高い非大域ゾーンの VM インスタンスを配備しようとすると失敗します。
必要な仕様を備えたフレーバが存在することを確認します。必要な仕様をフレーバに追加するか、必要な仕様を備えた新しいフレーバを作成します。フレーバ ID や extra-specs など、各フレーバの仕様を表示する方法については、フレーバに関する情報の表示を参照してください。
VM インスタンスを作成するコマンドで、ネットワークの名前または ID を指定する必要があります。neutron net-list コマンドで、手順 1 で選択したテナントのネットワークが表示されない場合は、neutron net-create コマンドを使用してこのテナントのネットワークを作成します。詳細については、OpenStack コマンド行インタフェースリファレンスを参照してください。ネットワークの ID をメモします。
nova boot コマンドを使用して、コンピュートインスタンスを作成してブートします。imageID は手順 2、flavorID は手順 3、nicID は手順 4 のものです。詳細については、OpenStack コマンド行インタフェースリファレンスを参照してください。
# nova boot --image imageID --flavor flavorID --nic net-id=nicID
neutron floatingip-list コマンドを使用して、手順 1 で選択したテナントのフローティング IP アドレスを表示します。必要に応じて、neutron floatingip-create コマンドを使用してこのテナントのフローティング IP アドレスを作成します。フローティング IP アドレスの ID をメモします。
neutron floatingip-associate コマンドを使用して、手順 6 で選択したフローティング IP アドレスを新しい VM インスタンスに関連付けます。