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LTFS-LE では、次のサーバー、ライブラリ、およびテープドライブがサポートされます。
LTFS-LE
最小サーバー要件は次のとおりです。
LTFS-LE で使用されるテープドライブ 2 つごとに、LTFS-LE サーバーに最小 32G バイトのメモリーが搭載されている必要があります。
バックエンドの 8G バイト FC ポート、最小: 1
フロントエンドの 1G バイト Ethernet ポート、最小: 1
サーバーディスク容量: 1T バイト
LTFS-LE がインストールされているサーバーに静的 IP アドレスが設定されている必要があります。
動的 (DHCP) はサポートされていません。
LTFS-LE は、LTFS-LE サーバーで実行されている唯一のアプリケーションである必要があります。
最新のパッチとともに ACSLS 8.4 がインストールおよび構成された ACSLS サーバー。ACSLS 8.4 のインストールを参照してください。
注記:
LTO-7 テープドライブをサポートするには、ACSLS 8.4 をインストールする必要があります。LTFS-LE では、次のライブラリがサポートされます。
StorageTek SL3000 FRS 4.0 以降
SL3000 AEM はテストもサポートもされていません。
StorageTek SL8500 FRS 8.07 以降
StorageTek SL150 FRS 2.01 以降
ライブラリがパーティション化されていない場合、すべてのライブラリリソースが LTFS-LE 専用になります。ライブラリリソース (CAP、テープドライブ、ボリューム、スロットなど) をほかのアプリケーションと共有する場合、ライブラリをパーティション化する必要があります。ライブラリをパーティション化するときは、LTFS-LE 用に作成するパーティションは LTFS-LE アプリケーション専用にする必要があります。CAP を除き、LTFS-LE パーティション用のリソースは共有できません。LTFS-LE 用のライブラリパーティションを作成するときは、パーティションは次の要件を満たしている必要があります。
パーティションは HLI インタフェースを使用する必要があります。
パーティションには少なくとも 1 つのドライブが含まれている必要があります。
パーティションには少なくとも 1 つのストレージスロットが含まれている必要があります。
パーティションには 1 つの HLI CAP が含まれている必要があります (CAP はほかの HLI パーティションと共有できます)。
LTFS-LE では、LTO 5、LT0 6、LTO 7、T10000C、および T10000D テープドライブがサポートされます。ただし、LTFS-LE では、LTFS-LE パーティション (または、これがパーティション化されていない場合はライブラリ) 内で T10000C および T10000D テープドライブを混在させることはできません。
StorageTek T10000C (標準カートリッジのみ)
StorageTek T10000D (標準カートリッジのみ)
HP-LTO 5 フルハイト
HP-LTO 5 ハーフハイト (SL150 のみ)
HP-LTO 6 フルハイト
HP-LTO 6 ハーフハイト (SL150 のみ)
IBM-LTO 7 フルハイト
IBM-LTO 7 ハーフハイト (SL150 のみ)
x86_64 ビット用 Oracle Linux Server Edition Release 6 Update 5 メディアパック。
Linux の以降のバージョンを含むその他のオペレーティングシステムは、テストもサポートもされていません。
前提条件のソフトウェアである Oracle Advanced Development Framework (ADF)、WebLogic 10.3.6.0、Java 1.7.0_65、および MySQL 5.5.27 は、LTFS-LE 1.0 にバンドルされています。
Oracle LTFS-OE 1.2.7 (2.2 フォーマット)。
オペレーティングシステム (O/S) 構成時に、スワップ空間はシステムの物理メモリーのサイズの 2 倍以上に構成してください。
注記:
SL150 のみが共同ホスト環境でテストされています。注記:
ACSLS サーバーには、SL150 ライブラリ内のブリッジドライブとの互換性があるファイバチャネルホストバスアダプタ (HBA) が必要です。制御パス用の Serial Attached SCSI (SAS) ブリッジドライブは、サポートされません。LTFS-LE 1.0.4 ソフトウェアを ACSLS 8.4 ソフトウェアと共同ホストするための前提条件は、次のとおりです。
このガイドの説明に従って LTFS-LE 1.0.4 をインストールして構成します。
ACSLS 8.4 をインストールする前に、LTFS-LE サーバー上に /export
、/export/home
、および /export/backup
ディレクトリを作成します。
SL150 ライブラリおよびドライブを LTFS-LE サーバーに接続し、それらがオペレーティングシステム (OS) で認識されていることを確認します。
出力例:
# lsscsi [7:0:0:0] tape HP Ultrium 6-SCSI 239S /dev/st0 [8:0:0:0] tape HP Ultrium 6-SCSI 239S /dev/st1 [9:0:0:1] mediumx STK SL150 0225 /dev/sch0
最新のパッチとともに ACSLS 8.4 をインストールして構成します。
ファイバ接続されたライブラリ用の mchanger ドライバをインストールします。
出力例:
Successfully built the following... /dev/mchanger-3500104f000cce898: STK SL150 V-0225 30-cells 2-drives
この例では、ACSLS をライブラリに構成する際にそのドライバ (/dev/mchanger-3500104f000cce898
) を接続に使用します。
グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) をインストールしないでください。
オプションの lib_cmd
インタフェースをインストールします。
LTFS-LE と ACSLS を共同ホストする際には、ACSLS インスタンスを LTFS-LE 専用にする必要があります。
インストール中には、次の情報を尋ねられます。
注記:
ACSLS と共同ホストする際には、ACSLS グラフィカルユーザーインタフェースをインストールしないでください。名前
IP
ACS
CAP の優先順位は、LTFS-LE ソフトウェアで使用されるすべてのパーティションで、ゼロ以外の値に設定する必要があります。
SL8500 ライブラリを使用する場合、浮動小数オプションを無効 (オフ) にする必要があります。
浮動小数を無効にする手順については、StorageTek Automated Cartridge System Library Software 8.4 の管理者ガイドの拡張格納機能の使用について参照してください。
LTFS-LE ソフトウェアで使用するために SL3000 または SL8500 パーティションを管理するように ACSLS を構成します。
詳細は、StorageTek Automated Cartridge System Library Software 8.4 の管理者ガイドを参照してください。
名前
IP
パーティション: HLI
注記:
パーティションを追加するときは、インタフェースタイプとして「HLI」を選択してください。SLConsole を使用して、パーティションにドライブベイ、ストレージセル、および HLI CAP があることを確認します。
詳細は、『StorageTek SL3000 Modular Library System ユーザーズガイド』を参照してください。
ストレージセル
ドライブベイ
CAP
ドライブ
メディア
注記:
SL150 構成の設定で、「Library Volume Label Format」設定が「Trim last 2 characters」(デフォルト) に設定されていることを確認します。詳細は、『StorageTek SL150 Tape Modular Library ユーザーズガイド』を参照してください。名前
IP
パーティション
注記:
ACSLS では、パーティション化された SL150 はサポートされません。ACSLS は SL150 のパーティション化を妨げませんが、パーティション化を行なって ACSLS に対してパーティションを構成しようとした場合、機能しないことがあります。詳細は、StorageTek Automated Cartridge System Library Software の管理者ガイドの SL150 の ACSLS サポートについて参照してください。ストレージセル
ドライブベイ
CAP
ドライブ
メディア