この章では、VM Client オペレータコマンドについて、およびこれらのコマンドの発行に使用する方法について説明します。
次の方法を使用して、VM Client コマンドを発行します。
起動時に処理される SMCPARMS または SMCCMDS ファイル内の VM Client コマンドを指定します。詳細は、VM Client コマンドファイルを参照してください。
CP 特殊メッセージ (SMSG) 機能を使用して、VM Client サービスマシンに VM Client コマンドを送信します。
VM Client サービスマシンに対してコマンドを発行することが承認されている任意の仮想マシンから、次のコマンドを発行します。
CP SMSG userid command-string
ここでは:
userid は CP ディレクトリ内で定義されている VM Client サービスマシンの名前です。
command-string は、任意の有効な VM Client コマンドを含む文字列です。
VM Client サービスマシンにログオンし、接続されているコンソールからコマンドを発行します。
このセクションでは、VM Client コマンドについて説明します。
AUTHorize コマンドを使用すると、TMI および VM Client コマンド要求の実行を承認されている VM ユーザー ID を特定できます。このコマンドは、以前に定義した承認エントリを削除することもできます。
注:
VM Client にオーバーライド承認機能を追加するため、カスタマ出口 SMCXIT01 が提供されています。承認されていない VM ユーザー ID が VM Client コマンドまたは TMI 要求を実行した場合、SMCXIT01 終了が使用されて、一致する AUTHorize コマンドが欠落している場合はオーバーライドし、必要な承認を提供することがあります。
VM Client インストールの一部としてインストールされているデフォルトの SMCXIT01 EXEC 実行はありません。
サンプルのカスタマ出口 SMCXIT01 およびインストール手順は、配布された SMCXIT01.samp ファイルを参照してください。
図6-1 に示すように、AUTHorize コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、現在のすべての AUTHorize マッピングを一覧表示します。
ほかのパラメータが指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。この場合、LIst は、ほかのすべてのパラメータが処理されたあとに適用されます。
ID(VM-userid_list)オプションで、VM-userid-list で示されている、承認される VM ユーザー ID を指定します。
OFF ID(VM-userid-list)オプションで、VM-userid-list で指定された VM ユーザー ID の AUTHorize エントリを削除します。パラメータ値 "*" はすべての AUTHorize エントリを削除します。
REQuest(CMD|TMI|ALL)オプションで、承認される、または削除される VM Client 特権を指定します。このパラメータは、ID または OFF ID パラメータのいずれかとともに指定できます。次の値の 1 つまたはすべてを指定する必要があります。
CMD は、SMSG インタフェースを介して受信した Authorize コマンド要求を示します。
TMI は、テープ管理インタフェース API 承認要求を示します。
ALL は、CMD および TMI 承認要求を示します。これは、REQuest が指定されていない場合のデフォルトです。
COMMtest コマンドを使用すると、指定された通信パスに対して QUERY SERVER コマンドを実行し、結果をまとめることによって、1 つ以上のサーバーへの通信パスをテストできます。
図6-3 に示すように、COMMtest コマンドには次のパラメータが含まれます。
TAPEPlex(name)オプションで、通信テスト用の TapePlex を指定します。このパラメータを指定しない場合、通信はすべての無効にされていない TapePlex についてテストされます。
name は、VM Client TAPEPlex コマンドによって定義されている TapePlex 名です。次の規則が適用されます。
値は、1 から 8 文字までの長さにする必要があります。
最初の文字は、英字または数字である必要があります。
最後の文字は、英字または数字である必要があります。
最初と最後の間の任意の文字は、英字、数字、またはハイフンのいずれかである必要があります。
次のサブパラメータを指定できます。
SERVer(name)オプションで、通信テスト用のサーバーパスを指定します。このパラメータを指定しない場合、通信は指定された TapePlex のすべての無効にされていないサーバーパスに対してテストされます。
name は、VM Client SERVer コマンドによって定義されているサーバーパス名です。次の規則が適用されます。
値は、1 から 8 文字までの長さにする必要があります。
最初の文字は、英字または数字である必要があります。
最後の文字は、英字または数字である必要があります。
最初と最後の間の任意の文字は、英字、数字、またはハイフンのいずれかである必要があります。
ANYSTATusオプションで、オペレータコマンドまたは VM Client によって無効にされたパスを含む、すべての通信パスに対して通信がテストされます。
PORTrange(nnnn|nnnn-nnnn)オプションで、リモートサーバーパスの通信が、指定されたポートまたは範囲からテストされるように指定します。指定された PORTrange は、ファイアウォール設定のテストを許可するための TCPip PORTrange 仕様とは異なることがあります。
nnnn または nnnn-nnnn は、通信に使用されるポート番号またはポート番号範囲です。各ポート番号には、1 - 65535 の値を指定できます。ただし、指定できる最大のポート番号範囲は 100 です (たとえば、6401 - 6500)。省略された場合、定義されている TCPip PORTrange 内のポートが使用されます。そのようなポートが定義されていない場合は、任意の一時的なポートが使用されます。ポート範囲が指定されている場合、通信は各ポート番号で試行されます。
REPEAT(nnnnn)オプションで、通信テストを繰り返す回数を指定します。nnnnn の有効な値は 1 から 99999 です。
DISMount コマンドは、ドライブからボリュームをマウント解除します。
図6-5 に示すように、DISMount コマンドには次のパラメータが含まれます。
DRive(uuuu)ボリュームをマウント解除するトランスポートのテープドライブアドレスを指定します。このパラメータは必須です。
uuuu はテープドライブアドレスです。DRIVEMAP コマンドが使用される場合、これが CLIENT アドレスになります。DRIVemapを参照してください。
VOLser(vvvvvv)ボリュームをマウント解除するトランスポートのテープドライブアドレスを指定します。このパラメータは必須です。
vvvvvv は、テープドライブアドレス (ボリュームシリアル番号) です。
FORCEオプションで、ボリュームがマウント解除される前にデバイスをアンロードするよう指定します。このパラメータは、仮想ドライブでは有効ではありません。
Display DRive コマンドを使用すると、VM Client ドライブ属性と TapePlex 所有権情報を要求できます。
図6-6 に示すように、Display DRive コマンドには次のパラメータが含まれます。
devnum、devnum-range、または devnum-listデバイス番号、デバイス番号の範囲、または表示されるデバイス番号のリストを示します。各デバイス番号は、形式 ccuu の有効な 16 進数アドレスである必要があります。DRIVEmap コマンドが使用される場合、これが CLIENT アドレスになります。
TAPEPlex(name)オプションで、指定された TapePlex に所有されるデバイスのみを一覧表示します。このパラメータが指定されない場合、すべての TapePlex 用に所有されているデバイスが表示されます。
name は TapePlex 名です。次の規則が適用されます。
値は、1 から 8 文字までの長さにする必要があります。
最初の文字は、英字または数字である必要があります。
最後の文字は、英字または数字である必要があります。
最初と最後の間の任意の文字は、英字、数字、またはハイフンのいずれかである必要があります。
表示された TapePlex のタイプを制御するため、ALL、Real、または Virtual パラメータを含めることもできます。
ALLオプションで、SMC 定義された TapePlex に所有されるすべてのデバイスを一覧表示します。これは、パラメータが指定されていない場合のデフォルトです。
Realオプションで、定義されたすべての TapePlex に所有される「実際の」 (つまり、仮想ではない) デバイスのみを一覧表示します。
Virtualオプションで、定義されたすべての TapePlex に所有される仮想デバイスのみを一覧表示します。
IDentityオプションで、ドライブシリアル番号を識別する情報を表示します。
Display RC コマンドを使用すると、SMC リターンコードや理由コード、または HSC/VTCS UUI の理由コードの意味についての情報を表示できます。
図6-7 に示すように、Display RC コマンドには次のパラメータが含まれます。
X または HEXオプションで、理由/リターンコード値または範囲が 16 進数として指定されることを指定します。
nnnn または nnnn-nnnnオプションで、説明が表示されるリターンコードまたはリターンコードのリストを示します。
X または HEX が指定された場合、値には 16 進数文字 0 - 9 および A - F を含めることができます。
X または HEX が指定されない場合、値には数字のみを含めることができます。
ALLオプションで、定義されているすべてのリターンコードまたは理由コードが一覧表示されることを示します。ALL は、ユーティリティーからのみ許可されます。
注:
ALL と X/HEX は相互に排他的です。DETailオプションで、要求されたコードについての詳細情報が表示されることを示します。
Display Volume コマンドを使用すると、ボリューム属性と TapePlex 所有権情報を要求できます。
図6-8 に示すように、Display Volume コマンドには次のパラメータが含まれます。
volser、volser-range、または volser-list処理する volser、volser 範囲、または volser リストを示します。複数のボリュームが指定される場合、最初の 100 のみが表示されます。
ALLTapeplexオプションで、すべてのアクティブの TapePlex が指定された volser について問い合わせされるよう指定します。指定された場合、volser が複数の TapePlex で定義されていると、同じ volser に対して複数の表示行が一覧表示される可能性があります。
このパラメータが指定されない場合、Display Volume コマンドは、TapePlex を定義されている順に問い合わせ、ボリュームでの最初の発生のみを一覧表示します。
DRIVemap コマンドを使用すると、VM Client デバイスアドレスをサーバーのドライブアドレスににマッピングできます。このコマンドを使用すると、ユーザーは同じ TapePlex の実デバイスまたは仮想デバイスに対して VM Client 上およびサーバーホスト上で異なるアドレスを指定できます。
図6-9 に示すように、DRIVemap コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、現在のすべての DRIVemap マッピングを一覧表示します。
CLient(address)オプションで、DRIVemap コマンドによってマッピングされたデバイス番号を指定します。
address は、デバイス番号、デバイス番号範囲、またはデバイス番号リストです。各デバイス番号は 16 進数です。
さらに、SErver サブパラメータを含めることができます。
SErver(address)オプションで、HSC サーバー上で定義されているデバイス番号を指定します。
address は、デバイス番号、デバイス番号範囲、またはデバイス番号リストです。デバイス番号は 16 進数です。
CLient が OFF パラメータなしで指定された場合、SErver が必要になります。
CLient および SErver の両方が指定された場合、CLient パラメータは、同等のアドレスリストまたはサーバーパラメータによって指定された範囲を指定する必要があります。
注:
デバイスアドレスを参照する、入力された VM Client コマンド (DISPLAY DRIVE、DISMOUNT、または MOUNT など) は、クライアントデバイスアドレス (または VM Client が認識しているアドレス) を指定する必要があります。指定されたデバイス番号の DRIVemap マッピングを一覧表示するために、LIst パラメータを含めることができます。
OFFオプションで、すべての DRIVemap エントリを削除します。このパラメータが CLient パラメータとともに指定された場合、一致する CLient DRIVemap マッピングのみが削除されます。アドレス指定 (リストまたは範囲) は、定義している指定と正確に一致する必要があります。
DUMP コマンドを使用すると、サービスマシンストレージのダンプの生成をいつでも強制できます。すべてのサービスマシンストレージがダンプされます。DUMP コマンドは、診断を目的としています。StorageTek ソフトウェアサポートの指導を受けた場合のみ使用してください。
ダンプは CP VMDUMP コマンドを使用して生成されます。ダンプ先は、サービスマシンのリーダー (クラス V) です。
図6-10 に示すように、DUMP コマンドには次のパラメータが含まれます。
TITLE(’comment’)
オプションで、ダンプについて説明します。
comment はダンプのタイトルで、最大 72 文字の長さとし、一重引用符で囲みます。このタイトルはこの DUMP コマンドに対してのみ有効です。デフォルトのタイトルは、’VM CLIENT DUMP COMMAND’ です。
DUMPOpts コマンドを使用すると、生成される VMDUMP ダンプの最大数を指定またはリセットできます。このコマンドは、万一、重大な異常終了のサイクルが発生した場合に、VM スプール空間が使い果たされることを防止するのに役立ちます。
図6-11 に示すように、DUMPOpts コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、DUMPS TAKEN、DUMPS MAX COUNT、および USERID を含む、現在の DUMPOpts 設定を一覧表示します。
RESETcountオプションで、生成されたダンプの数を 0 にリセットします。
MAXdump(nnn)オプションで、ダンプ処理が無効にされるまでの、許可するダンプ数のしきい値カウントを設定します。
nnn はダンプの数です。これは、10 進数の 0 から 999 です。デフォルトは 50 です。
TO(userid)オプションで、ダンプを受信するユーザー ID を指定します。
userid はユーザー ID です。これは定義された VM ユーザー ID である必要があります。アスタリスク (*) が入力された場合、VM Client サービスのマシン ID に変換されます。デフォルトは VM Client サービスマシンのユーザー ID です。
Help コマンドを使用すると、VM Client のコマンドおよびメッセージ情報を表示できます。
注:
パラメータなしでHelp コマンドを入力した場合、使用可能なすべての VM Client コマンドの情報が表示されます。図6-13 に示すように、Help コマンドには次のパラメータが含まれます。
command-nameオプションで、VM Client のコマンド名を指定します。
nnnnオプションで、VM Client メッセージ識別子の 4 桁の数値部分を指定します。先行 0 は不要です。
nnnn-nnnnオプションで、メッセージ識別子の 4 桁の数値部分を使用して指定された VM Client メッセージの範囲を指定します。
SMCnnnnオプションで、完全な VM Client メッセージ識別子を指定します。
SMCnnnn-SMCnnnnオプションで、完全なメッセージ識別子を使用して指定された VM Client メッセージの範囲を指定します。
LIst コマンドを使用すると、VM Client 仮想マシン内のストレージの内容を表示できます。このコマンドは、診断を目的としています。StorageTek ソフトウェアサポートの指導を受けた場合のみ使用してください。
図6-14 に示すように、LIst コマンドには次のパラメータが含まれます。
Address(address)オプションで、VM Client メモリーの内容の一覧表示を開始するアドレスを指定します。
address は 16 進数アドレスです。
CB(control-block-name)オプションで、一覧表示する内部の VM Client 制御ブロックを指定します。
control-block-name は制御ブロック名です。
VM Client 制御ブロックが診断目的のために一覧表示されます。StorageTek ソフトウェアサポートによって指導された場合のみ control-block-name を指定してください
TASKsオプションで、アクティブな VM Client システムタスクを一覧表示します。
FUNIT(uuuu|uuuu-uuuu)オプションで、指定されたユニットアドレスに関連付けられた VM Client 制御ブロックを一覧表示します。
uuuu または uuuu-uuuu は単一のユニットアドレスまたはユニットアドレスの範囲です。
LOGdisk コマンドを使用すると、YYYYMMDD LOG という名前のディスクファイルへのコンソール出力のロギングを制御できます。
図6-15 に示すように、LOGdisk コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、現在の LOGdisk 設定を表示します。
LOGdisk コマンドでパラメータが指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。この場合、LIst は、ほかのパラメータが処理されたあとに適用されます。
ONオプションで、一覧表示されているオプションを使用したコンソール出力のロギングを有効にします。ロギングがオンのときは、すべてのコマンドおよびメッセージがログに記録されます。
さらに、次のパラメータを入力できます。
FM(m)ディスクログファイルを受信するファイルモードを指定します。FM は RW ミニディスクを指定する必要があります。このパラメータは、ON パラメータでのみ有効です。
m はファイルモードです。この値は、英字である必要があります。デフォルトは 'A' です。
OFFオプションで、一覧表示されたオプションを使用したコンソール出力のロギングを無効にします。ログファイルは閉じられます。
FLUSHオプションで、ログファイルをフラッシュします。ファイルは閉じられ、再度開かれます。
すべてのメッセージが VM Client サービスマシンコンソールに書き込まれます。VM Client サービスマシンコンソールの処理は、CP SPOOL コマンドによって制御できます。VM Client サービスマシンコンソールは、PROFILE EXEC 内で開始し、保守 ID にスプールすることをお勧めします。例:
CP SPOOL CON START TO MAINT
MOunt コマンドを使用すると、ボリュームをドライブにマウントできます。
図6-16 に示すように、MOunt コマンドには次のパラメータが含まれます。
DRive(uuuu)
ボリュームをマウントするトランスポートのテープドライブアドレスを指定します。
uuuu はテープドライブアドレスです。DRIVemap コマンドが使用された場合、これが CLIENT アドレスになります。
VOLser(vvvvvv)
オプションで、マウントするボリュームを指定します。このパラメータが指定されない場合、スクラッチボリュームがマウントされます。
vvvvvv はボリュームシリアルです。スクラッチボリュームには SCRTCH を指定します。
Readonly
オプションで、ボリュームが読み取り専用アクセス用にマウントされることを指定します。このパラメータは、特定のマウントに対してのみ有効です。
SUBpool(subpool-name)
オプションで、スクラッチボリュームがスクラッチサブプールから取得されるよう指定します。このパラメータが指定されない場合、動作は、スクラッチプールが HSC サーバー上で定義されている方法によって異なります。詳細は、HSC MOUNT コマンドの説明を参照してください。このパラメータは、スクラッチマウントに対してのみ有効です。
subpool-name はサブプール名です。
MEdia(media-type)
オプションで、スクラッチボリュームのメディアのタイプを指定します。指定されるメディアは、リクエスト DRive との互換性がある必要があります。このパラメータは、スクラッチマウントに対してのみ有効です。
media-type はメディアタイプです。有効なメディアタイプ値のリストについては、付録A MEDia、RECtech、および MODel の値を参照してください。
注:
MEDia が指定されない場合、メディアタイプにかかわらず次のスクラッチボリュームが選択されます。MGMTclas(mgmt-clas-name)
オプションで、HSC/VTCS MGMTclas 制御文で定義されている管理クラスを指定します。このパラメータは、スクラッチマウントに対してのみ有効です。
mgmt-clas-name は管理クラス名です。
MDGDef コマンドは、VM Client システムメッセージの出現を定義し、どのメッセージが表示され、表示されないかを制御します。
図6-17 に示すように、MSGDef コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、現在のデフォルトの VM Client メッセージ設定を一覧表示します。
MSGDef コマンドでほかのパラメータが何も指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。この場合、LIst は、ほかのパラメータが処理されたあとに生成されます。
OFFオプションで、すべての MSGDef 値を元の VM Client のデフォルト設定にリセットします。これらの設定の一覧を表示するには、LIst をこのパラメータとともに指定します。
CASE(UPPER|MIXED)オプションで、メッセージの大文字小文字を指定します。有効な値は、UPPER または MIXED です。
UPPER は大文字を指定します。これがデフォルトです。
MIXED は大文字と小文字の組合せを指定します。
LVl(level)オプションで、どの VM Client メッセージが表示、または非表示にされるかの制御に使用されるデフォルトレベルを指定します。
level デフォルトのレベルです。有効な値には次のものがあります。
0 - エラーメッセージのみを表示します。
4 - VM Client サービスマシンからのエラーおよび警告メッセージを表示します。
8 - すべての VM Client サービスマシンメッセージおよび割り当てジョブログ警告メッセージが表示されます。これは MSGDef パラメータが指定されない場合のデフォルトです。
注:
8 よりも高いレベルは診断の目的に使用されるため、StorageTek ソフトウェアサポートによって指示された場合にのみ指定してください。ECHOmnterr(ON|OFF)オプションで、HSC によって生成されたマウントエラーが VM Client のコンソールに直接エコーされるかどうかを指定します。
ON は、HSC によって生成されたマウントエラーが VM Client のコンソールにエコーされることを指定します。これがデフォルトです。
OFF は、HSC によって生成されたマウントエラーが VM Client のコンソールにエコーされないことを指定します。
VERBOSE(OFF|ON)オプションで、VM Client 設定が変更されたとき、常に SMC0190 および SMC0191 メッセージが表示されるかどうかを指定します。
OFF は、SMC0190 および SMC0191 メッセージが表示されることを指定します。
ON は、SMC0190 および SMC0191 メッセージが表示されないことを指定します。これがデフォルトです。
OPERator コマンドは、VM Client メッセージを受信するよう仮想マシンを指定します。
図6-8 に示すように、OPERator コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、現在のオペレータ設定を表示します。
OPERator コマンドでほかのパラメータが何も指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。この場合、一覧は、ほかのパラメータが処理されたあとに生成されます。
ID(VM-userid)オプションで、VM Client メッセージを受信する仮想マシンの名前を指定します。
VM-userid は仮想マシンのユーザー ID です。これは定義された VM ユーザー ID である必要があります。アスタリスク (*) が入力された場合、VM Client サービスのマシン ID に変換されます。デフォルトは VM Client サービスマシンのユーザー ID です。
POOLmap コマンドは、HSC のスクラッチサブプール名を VTCS 管理クラスにマッピングできます。
通常、VM/HSC テープ管理インタフェース (VMTMI) を使用するテープ管理システムは、スクラッチ要求用のサブプール名のみを指定し、管理クラスを指定しません。POOLmap コマンドは、スクラッチマウントの管理クラス名を指定する方法を提供します。POOLmap コマンドは、特に VM Client が仮想テープマウントを要求としているときにお勧めします。
注:
POOLmap コマンドは、TapePlex サーバーと通信することによって、指定されたサブプールと管理クラス名を検証します。したがって、POOLmap コマンドは、任意の VM Client の TAPEPlex および SERVer コマンドが処理される前に指定することはお勧めしません。図6-19 に示すように、POOLmap コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、現在のオペレータ設定を表示します。
OPERator コマンドでほかのパラメータが何も指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。この場合、一覧は、ほかのパラメータが処理されたあとに生成されます。
MGMTclass(mmmmm)オプションで、HSC サーバー上で定義されている管理クラス名を指定します。
mmmmm は、1 - 8 文字の英数字の管理クラス名です。
OFFオプションで、すべての POOLmap エントリを削除します。
このパラメータが MGMTclass または SUBPool パラメータとともに指定された場合、一致する POOLmap エントリのみが削除されます。
SUBPool(subpool-list)HSC サーバー上で定義されているスクラッチサブプール名を指定します。
subpool-list は、指定された管理クラス名に関連付けられる、1 つ以上のスクラッチサブプール名です。
READ コマンドを使用すると、コンソールコマンドの代わりに、入力データセットを使用して一連のコマンドを入力できます。
図6-20 に示すように、READ コマンドには次のパラメータが含まれます。
SMCCMDsオプションで、VM Client START 手順の SMCCMDS FILEDEF で指定されたデータセットに含まれるコマンドを再処理します。
FILE(filename filetype)、およびオプションで filemode。オプションで、READ の対象のファイルを指定します。
filename はファイル名です。
filetype はファイルタイプです。
filemode はファイルモードです。デフォルトは A です。
RESYNChronize コマンドを使用すると、すべての TapePlex からドライブ構成情報を取得するために、定義されているすべての TapePlex への接続を再確立できます。
このアクションは、VM Client が最初に TapePlex への新しいパスをアクティブにしたとき、または HSC サーバーが構成の変更を報告したときに自動的に実行されます。
図6-21 に示すように、RESYNChronize コマンドには次のパラメータが含まれます。
REStartオプションで、最後のアクティブなパスに関係なく、最初のサーバーで RESYNChronize 試行を開始します。
WAIT(OFF|nnnnnn)オプションで、サーバーが使用可能になるまで待機します。このオプションは、TAPEPLEX および SERVERs が定義されたあとに役に立ちます。このコマンドは、サーバーが使用可能になるか、指定された時間 nnnnnn が期限切れになるまで完了しません。
nnnnnn は 0 - 999999 の分単位の待機時間です。
OFF は、コマンドが使用可能なサーバーを待機しないことを指定します。これがデフォルトです。
Route コマンドを使用すると、VM Client から、定義された TapePlex 名へのトランザクションのルーティングを要求できます。
注:
Route コマンドを使用して、VM Client から ACSLS XAPI サーバーへさまざまなコマンドを発行することもできます。詳細は、ELS ドキュメント ACSLS サーバーへの XAPI Client インタフェースのリファレンスを参照してください。図6-22 に示すように、Route コマンドには次のパラメータが含まれます。
tapeplex-nameVM Client TAPEPlex コマンドで定義された TapePlex 名。VM Client は、現在アクティブな TapePlex パスを使用して、指定された TapePlex に要求をルーティングします。
command-string要求された TapePlex にルーティングされるコマンド文字列。
VM Client は、指定されたコマンド文字列の検証は試行せず、単に入力したとおりに、コマンド文字列を指定の tapeplex-name にルーティングし、応答を表示します。
VTCS コマンドには接頭辞 VT を付けることはお勧めしません。HSC UUI インタフェースは、VTCS コマンドを VT 接頭辞なしで正しい機能プロセッサにルーティングします。
command-string は、HSC UUI (VOLRPT を除く) によってサポートされているコマンド、または任意の VTCS コマンド (VTVRPT、DISPLAY MSG、DISPLAY CMD を除く) である必要があります。
SERVer コマンドは、リモートライブラリサーバーへの名前付きパスを定義します。SERVer コマンドは、StorageTek HTTP サーバーへの通信パスについて説明します。SERVer コマンドは、VM Client に対して定義されているサーバーを一覧表示することもできます。
次の点に注意してください。
SERVer を定義する前に、それが参照する TapePlex を TAPEPlex コマンドを使用して定義する必要があります。
SERVer に関連付けられた TapePlex 名は変更できません。詳細は、TAPEPlexを参照してください。
図6-23 に示すように、SERVer コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、TapePlex サーバーパスのステータス情報を表示します。
SERVer コマンドでパラメータが指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。この場合、すべてのライブラリサーバーパスが一覧表示されます。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。NAme 以外のパラメータとともに指定すると、ほかのパラメータが処理されたあとに、LIst が生成されます。
オプションで、このパラメータとともに NAme (name) を指定することもできます。NAme は、ステータスが表示される TapePlex サーバーパスを指定します。name はサーバーパス名です。
NAme(name)オプションで、TapePlex サーバーへの通信パスまたは経路を指定します。
name はパスパラメータの識別子です。この名前は通信エラーメッセージで報告されます。次の規則が適用されます。
値は 1 から 8 文字の長さにする必要があります。
最初の文字は、英字または数字である必要があります。
最後の文字は、英字または数字である必要があります。
最初と最後の間の任意の文字は、英字、数字、またはハイフンのいずれかである必要があります。
ENableオプションで、指定されたサーバーパスをマウント要求用に選択できるようにします。
DIsableオプションで、指定されたサーバーパスを無効にします。これが TapePlex への唯一のパスである場合、TapePlex をマウント要求に使用できなくなります。
TAPEPlex(name)オプションで、ACS ハードウェア構成に関連付けられた TapePlex 名を指定します。新しいサーバーが定義されるときには、TAPLEPlex パラメータを指定する必要があります。
name は TapePlex 名です。この名前は、TapePlex サーバーエラーメッセージで報告されます。次の規則が適用されます。
値は 1 から 8 文字の長さにする必要があります。
最初の文字は、英字または数字である必要があります。
最後の文字は、英字または数字である必要があります。
最初と最後の間の任意の文字は、英字、数字、またはハイフンのいずれかである必要があります。
注:
1 つの TapePlex に対して複数のパスを定義できます。HSCSUB(ssss)オプションで、サーバーに関連付けられている TapePlex を表す HSC サブシステムの名前を指定します。このパラメータは、サーバーホストで実行している複数の HSC サブシステム (MULT モードで実行している HSC) がある場合にのみ必要となります。
ssss は HSC サブシステム名です。
HOst(hostname)オプションで、TapePlex サーバーの IP リゾルバホスト名を指定します。DNS 検索では、VM Client は TCPIP DATA ファイルへのアクセス権を持っている必要があります。
hostname は、リモートホストの名前です。
注:
HOst および IPaddress は相互に排他的です。IPaddress(ipaddress)オプションで、TapePlex サーバーの IP アドレスを指定します。
ipaddress はリモートホストの IP アドレスです。
注:
IPaddress および HOst は相互に排他的です。POrt(nnnn)オプションで、サーバーポートを指定します。
nnnn は 0 - 65535 のサーバーポートです。デフォルトは 8080 です。
WAit(nnnn)オプションで、VM Client が要求をタイムアウトにするまでの、要求の最大デフォルト待機時間を指定します。
nnnn は 0 - 9999 の秒単位の待機時間です。デフォルトは 60 です。
注:
デフォルトの待機時間は、マウント、マウント解除、取り出し、または移動の要求のデフォルトのタイムアウト値が 10 分、10 分、24 時間、1 時間の場合には適用されません。REtry(nnnn)オプションで、タスクの再開が許可され、失敗が記録されるまでの、1 つの要求に対する再試行の数を指定します。
nnnn は 0 - 9999 の再試行の回数です。デフォルトは 3 です。
FAil(nnnn)オプションで、通信確立の成功後、特定のサーバーパスが無効にされる、または使用不可になるまでの、失敗の最大数を指定します。
nnnn は失敗の数を示します。デフォルトは 0 です。
0 が指定された場合、指定された SERVER が通信エラーのために自動的に無効されることはありません。
この値は、指定されたライブラリへのバックアップ SERVER パスがない場合に指定することをお勧めします。
FAIL 制限数は、この SERVER パスで通信の確立が成功したあとにのみ適用されます。
TAPEPlex コマンドは、通常 1 つの CDS で表現される特定の StorageTek テープハードウェア構成として、TapePlex を定義します。
次の点に注意してください。
HSC TapePlex にアクセスするには、TAPEPlex および SERVer コマンドが必要になります。
TAPEPlex コマンドは、VM Client が通信を試行する TapePlex を一覧表示し、それらのステータスを報告することもできます。
図6-24 に示すように、TAPEPlex コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、指定された TapePlex を一覧表示します。
NAme(name)オプションで、定義または変更される TapePlex 名を指定します。
name は TapePlex 名です。この名前は、TapePlex エラーメッセージで報告されます。次の規則が適用されます。
値は、1 から 8 文字の長さにする必要があります。
最初の文字は、英字または数字である必要があります。
最後の文字は、英字または数字である必要があります。
最初と最後の間の任意の文字は、英字、数字、またはハイフンのいずれかである必要があります。
次のサブパラメータを指定できます。
ENable は、指定された TapePlex をマウント要求用に選択できるようにします。これがデフォルトです。
DIsable は、指定された TapePlex を無効にします。TapePlex はマウント要求に使用されません。
SERVerlistオプションで、定義されている TapePlex、その属性、および関連付けられているサーバーを一覧表示します。SERVerlist パラメータは、NAME パラメータとともに指定して、表示を 1 つの TapePlex に制限することもできます。
次のサブパラメータを指定できます。
NAME は、サーバーが一覧表示される TapePlex 名を指定します。name は、TapePlex 名です。
STATusオプションで、すべての TapePlex、または 1 つの指定された TapePlex の現在のステータスを一覧表示します。TapePlex ステータスは、TapePlex がアクティブである、アクティブでない、または無効になっているかどうかを示します。アクティブな TapePlex では、ステータスは現在のサーバーの名前を一覧表示します。STATus は RESYNChronize コマンドを実行しません。
次のサブパラメータを指定できます。
NAME は、ステータス情報が一覧表示される TapePlex 名を指定します。name は TapePlex 名です。
TCPip コマンドは、TCP/IP 通信環境の現在の設定を変更または一覧表示します。このコマンドは、TCP/IP 要求を VM ホスト上の特定の TCP/IP スタックに転送できます。TCPip コマンドは任意の時点で発行できます。
図6-25 に示すように、TCPip コマンドには次のパラメータが含まれます。
LIstオプションで、現在の TCP/IP 設定を表示します。PORTrange が指定されている場合、LIst は現在バインドされているポート番号、および一度に実行される同時通信サブタスクの最大数を示す最高ポート番号も表示します。
TCPip コマンドでパラメータが指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。この場合、LIst は、ほかのパラメータが処理されたあとに生成されます。
OFFオプションで、システムのデフォルトが VM Client TCP/IP 通信に使用されることを指定します。
TCPname(name)オプションで、VM ホスト上の TCP/IP サービスマシンを指定します。
name は、TCP/IP 通信をターゲットとするための VM 上の TCP/IP サービスマシンのユーザー ID です。デフォルトは TCPIP です。
PORTrange(nnnn-mmmm) または (OFF)オプションで、リモートサーバーパスで通信するときに、VM Client 上のソケットを bind() するために VM Client によって使用されるポートの範囲を指定します。
PORTrange が定義されると、VM Client は、クライアントソケットを指定された PORTrange 内のいずれかのポートにバインドし、PORTrange 外のクライアントポートは使用しません。したがって、VM Client は、通信を既知のポートに制限するファイアウォールの背後で動作できます。ボリューム検索、マウントなどに通信サービスを必要とするそれぞれの同時サブタスクには、一意のポートが必要です。PORTrange が定義されない場合、任意の一時的なポートが VM Client に使用されます。
一度にアクティブにできる PORTrange は 1 つのみですが、新しい PORTrange が古い PORTrange と重複する場合であっても、PORTrange を動的に再定義できます。
nnnn-mmmm はポート番号の範囲です。各ポート番号には、1 - 65535 の値を指定できます。指定できる最小のポート番号範囲は 10 です (たとえば、6401 - 6410)。指定できる最大のポート番号範囲は 1000 です (たとえば、6401 - 7400)。
OFF は PORTrange ロジックを無効にします。その結果、任意の一時的なポートが使用されます。これがデフォルトです。
次の点に注意してください。
PORTrange を指定する場合、TCP/IP のウェルノウンポートと競合しない PORTrange を指定することをお勧めします。
PORTrange を指定する場合、通信サービスを要求している同時サブタスクの推定数よりも大きい PORTrange を指定することをお勧めします。ほとんどのインストールでは、40 ポートの PORTrange で十分です。ただし、SMC0128 メッセージが「空きポートがありません」と示すリターンコードとともに生成された場合、PORTrange をさらに大きくする必要があります。
TCPip LIST コマンドは、一度に実行される同時通信サブタスクの最大数を示す、最高ポート番号の表示に使用できます。
MONitor(nnnn) およびオプションの mmmmオプションで、通信モニターサブタスクスキャン間隔および通信モニターサブタスクメッセージ間隔を指定します。
nnnn は秒単位のモニタースキャン間隔です。通信モニターは、ライブラリ通信の検証を行うため、nnnn 秒ごとにウェイクします。10 から 9999 の間の値を指定します。デフォルトは 60 です。
1 分ごとにモニタースキャンを有効にするには、デフォルト設定 60 を保持することをお勧めします。値が小さすぎると、非アクティブなライブラリが存在するときにパフォーマンスが低下する可能性があります。値が大きすぎると、PREFPRIMARY(ON) が指定された場合に、プライマリサーバーへの戻りが遅れる場合があります。
mmmm はオプションで、スキャン数でのモニタースキャン間隔を指定します。この間隔に従って通信エラーメッセージが表示されます。0 から 9999 の間の値を指定します。デフォルトは 10 です。
デフォルトの MONITOR(60,10) 設定は、60 秒のモニタースキャン間隔、および 10 スキャンのモニターメッセージ間隔を指定します。スキャンは 1 分ごとに実行されますが、エラーメッセージは 10 スキャンに 1 回のみ生成されます。
mmmm を 0 の値にすると、通信モニターサブタスクによって発行された、回復不能ではない、または無効化されないすべてのエラーメッセージを無効にします。ただし、サーバー通信パスの無効化をまねくエラーは引き続き発行されます。
PREFprimary(ON|OFF)オプションで、自動プライマリサーバー切り替えを有効または無効にします。自動プライマリサーバー切り替えでは、通信モニターサブタスクがアクティブである必要があります。MONITOR(OFF) が指定された場合、プライマリサーバー切り替えは無効にされます。
TRace コマンドは VM Client トレースを有効にします。VM Client トレースファイルは TRACE FILEDEF ファイルに書き込まれます。
注:
このコマンドは、システムのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。StorageTek ソフトウェアサポートの指導を受けた場合のみ使用してください。図6-26 に示すように、TRace コマンドには次のパラメータが含まれます。
parameter
LIstオプションで、現在の VM Client トレース設定を一覧表示します。
TRace コマンドでパラメータが指定されないときには、LIst がデフォルトとなります。
LIst はそのほかのパラメータとともに指定できます。この場合、一覧は、ほかのパラメータが処理されたあとに生成されます。
OFFオプションで、VM Client トレースを無効にします。
ONオプションで、VM Client トレースを有効にします。