次の機能は、Oracle Developer Studio 12.5 ソフトウェアから削除されました。
マルチスレッドプログラムのロックを解析する lock_lint ユーティリティーは廃止になっており、削除されました。スレッドアナライザを使用するようにしてください。
非推奨となった環境変数は次のとおりです。
STACKSIZE - 代わりに OMP_STACKSIZE を使用します
PARALLEL - 代わりに OMP_NUM_THREADS を使用します
SUNW_MP_PROCBIND - 代わりに OMP_PROC_BIND を使用します
SUNW_MP_MAX_NESTED_LEVELS - 代わりに OMP_MAX_ACTIVE_LEVELS を使用します
上の環境変数の詳細については、Oracle Developer Studio 12.5: OpenMP API ユーザーズガイドを参照してください。
レガシーシステムのサポートは、このリリースで削除されました。これらのシステムには、UltraSPARC I、II、IIe、III、IIIi、III+、IV、および IV+ プロセッサを基にしたシステムが含まれます。
このため、cc、CC、および f95 コンパイラコマンドの次のオプションが削除されました。
–xchip の次のオプション指定がこのリリースから削除されました。
–xtarget の次のオプション指定がこのリリースから削除されました。
libsunperf F95 インタフェースのオプションの引数機能は、削除されました。オプションの引数のない F95 インタフェースは引き続きサポートされます。
レガシー F77 コンパイラおよび –lf77compat リンクオプションを使用して作成されたオブジェクトファイルのサポートは、このリリースで打ち切られました。
libV77 ライブラリにはこれまで、Fortran 90 組み込みルーチンと競合し、4 桁の年の Y2K 要件に準拠していない 2 つのルーチンが含まれていました。それらは VMS 互換性のためにのみオプションルーチンとして提供されていたものですが、このリリースで削除されました。
SPARC プラットフォームのライブラリ libfmaxlai、libfmaxvai、libfminlai、libfminvai、libfprodai、および libfsumai は、2005 年に Sun Studio 10 がリリースされてから Studio Fortran コンパイラによって使用されていません。
このリリースでは、これらのライブラリはリンクから削除されました。Sun Studio 10 リリース以前の Studio コンパイラによって生成されたオブジェクトファイルはもう使用できず、新しい Studio コンパイラで再コンパイルする必要があります。Oracle Solaris Studio 12.3 以前でコンパイルされ、これらの実行時ライブラリへの依存関係を持つ古い実行可能ファイルは、今後も動作します。これらのいずれかのライブラリを必要とする古いオブジェクトファイルを持っていて、再コンパイルの実行が可能でない場合、古いコンパイラインストール環境を保持するか、必要な特定のライブラリを古いコンパイラインストール環境から新しいコンパイラインストール環境にコピーするようにします。
collect -R オプションは、以前はパフォーマンスアナライザツールの新機能の README ファイルを表示するために使用されていましたが、今回削除されました。
x86 コンパイラおよびアセンブラ (fbe) のオプション –xarch=amd64 と –xarch=generic64 は非推奨です。これらのオプションはオプション –m64 で置き換えられました。
自動チューニングシステム (ATS) 機能は削除されました。