Oracle® Fusion Middleware Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Serviceユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1) E72708-01 |
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この章では、WebLogic ServerでOracle RightNowアダプタを構成する方法について説明します。
この章は、実行時の構成に使用できるプロパティの情報で構成されます。
次の項では、Oracle RightNow Cxのランタイム・プロパティに関する情報を提供し、構成可能な再試行プロパティについて詳細に説明します。
表7-1「Oracle RightNowアダプタの構成可能なプロパティ」は、Oracle RightNowアダプタに関連する構成可能なプロパティを示しています。これらのプロパティは、コンポジット・ファイルまたはFusion Middleware Controlコンソールで変更できます。
表7-1 Oracle RightNowアダプタの構成可能なプロパティ
プロパティ名 | 型 | デフォルト値 | 説明 | 注意 |
---|---|---|---|---|
|
integer |
4 |
メッセージの転送再試行回数を指定します。 |
composite.xml、FMCコンソール |
|
integer |
2 |
再試行間隔の増分ファクタを指定します。 |
composite.xml、FMCコンソール |
|
integer |
1 |
2回の再試行間の時間間隔を指定します。 |
composite.xml、FMCコンソール |
|
integer |
120 |
2回の再試行間の最大間隔を指定します。 |
composite.xml、FMCコンソール |
表7-1「composite.xmlファイルで使用可能なプロパティ」は、composite.xmlファイルで使用可能なプロパティを示しています。
Fusion Middleware Controlコンソールでプロパティ値を指定するには、次の手順を実行します。
プロジェクトの「サービスと参照」セクションに移動します(表7-1「「サービスと参照」セクション」を参照)。
このセクションでRightNowアダプタのサービス名を選択し、後続のFusion Middleware Controlページの「プロパティ」タブをクリックします(表7-1「「プロパティ」タブ」を参照)。ここで、メッセージ再試行に固有のプロパティを変更できます。
複数の位置で特定のプロパティの設定がプロビジョニングされている場合、最高の優先度はFusion Middleware Controlコンソールで指定された値に、次の優先度はコンポジットの作成中に指定された値に、最低の優先度はOracle RightNowアダプタ構成ウィザードで指定された値に付与されます。