この項ではADDRULE
コマンドについて説明します。
新規のOracle CQLルール、問合せ、またはビューをOracle Stream Explorerアプリケーションの指定したプロセッサに追加します。同一名のルール、問合せ、またはビュー(rulename
、queryname
、またはviewname
パラメータで識別される)がすでに存在する場合、ADDRULE
コマンドが既存のルール、問合せ、またはビューを新規のものに置換します。
注意:
Oracle CQL問合せは、その入力チャネルが入力イベントを提供すると、すぐにイベントの出力を開始します。チャネル上で問合せセレクタとアップストリームOracle CQLプロセッサを併用する場合、問合せをアップストリームOracle CQLプロセッサに追加する時刻と、ダウンストリーム・チャネル上で問合せセレクタを構成する時刻との間で、ダウンストリーム・チャネル上で要求していない問合せ結果を観察する場合があります。『Oracle Stream Explorerビジュアライザの使用』を参照してください。
構文
java wlevs.Admin [ Connection Arguments ] [ User Credentials Arguments ] [ Common Arguments ] ADDRULE -application application -processor processor -rule [rulename] rulestring | -query [queryname] querystring | -view [viewname] viewstring [-schema comma-separated-names] [-active true | false]
表A-7 ADDRULE引数
引数 | 定義 |
---|---|
-application application
|
管理対象のOracle CQLルールを持つOracle Stream Explorerアプリケーション名を指定します。 アプリケーションの完全一致名を取得するため、次を実行できます:
|
-processor processor
|
特定のプロセッサ名を指定します(このプロセッサは、 完全一致名が不明な場合は、それを取得するための詳細は、「アプリケーションおよびプロセッサの名前の問合せ」を参照してください。 |
-rule [rulename] rulestring |
アプリケーションの指定プロセッサに追加するOracle CQLルールを指定します。Oracle CQLルールには次が含まれます。
Oracle CQLの |
-query [queryname] querystring |
アプリケーションの指定プロセッサに追加するOracle CQL問合せを指定します。
Oracle CQLの |
-view [viewname] viewstring [-schema
|
アプリケーションの指定プロセッサに追加するOracle CQLビューを指定します。
Oracle CQLの
|
-active true | false |
ルールが開始され、追加後にイベントを処理する準備ができているかどうかを指定します。 この引数の有効な値は |
例
次の例では、Oracle CQL問合せSELECT * FROM Withdrawal [Rows 5]
を、myquery
という名前で、helloworld
アプリケーションのOracle CQLプロセッサhelloworldProcessor
に追加する方法を示します。
java wlevs.Admin -url service:jmx:msarmi://localhost:9002/jndi/jmxconnector -username wlevs -password wlevs ADDRULE -application helloworld -processor helloworldProcessor -query myquery "SELECT * FROM Withdrawal [Rows 5]"