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Oracle® Fusion Middleware Oracle Stream Explorerの管理
12cリリース(12.2.1)
E72512-01
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A.11.2 ADDRULE

この項ではADDRULEコマンドについて説明します。

新規のOracle CQLルール、問合せ、またはビューをOracle Stream Explorerアプリケーションの指定したプロセッサに追加します。同一名のルール、問合せ、またはビュー(rulenamequeryname、またはviewnameパラメータで識別される)がすでに存在する場合、ADDRULEコマンドが既存のルール、問合せ、またはビューを新規のものに置換します。

注意:

Oracle CQL問合せは、その入力チャネルが入力イベントを提供すると、すぐにイベントの出力を開始します。チャネル上で問合せセレクタとアップストリームOracle CQLプロセッサを併用する場合、問合せをアップストリームOracle CQLプロセッサに追加する時刻と、ダウンストリーム・チャネル上で問合せセレクタを構成する時刻との間で、ダウンストリーム・チャネル上で要求していない問合せ結果を観察する場合があります。『Oracle Stream Explorerビジュアライザの使用』を参照してください。

構文

java wlevs.Admin 
    [ Connection Arguments ]
    [ User Credentials Arguments ]
    [ Common Arguments ] 
    ADDRULE -application application -processor processor 
        -rule  [rulename]  rulestring  | 
        -query [queryname] querystring | 
        -view  [viewname]  viewstring [-schema comma-separated-names]
        [-active true | false]

表A-7 ADDRULE引数

引数 定義
-application application

管理対象のOracle CQLルールを持つOracle Stream Explorerアプリケーション名を指定します。

アプリケーションの完全一致名を取得するため、次を実行できます:

  • wlevs.Adminを使用すると、名前を問い合せます(「アプリケーションおよびプロセッサの名前の問合せ」を参照してください)。

  • Oracle Stream Explorer Visualizerを使用します。Oracle Stream Explorer Visualizerを起動します(『Oracle Stream Explorerビジュアライザの使用』を参照してください)。左ペインで、アプリケーションのデプロイ先のOracle Stream Explorerインスタンスの「アプリケーション」ノードへ移動して展開します。「アプリケーション」ノード直下の各ノードは、完全一致アプリケーション名を示します。

  • アプリケーションのMANIFEST.MFファイルを参照します。アプリケーション名は、Bundle-SymbolicNameヘッダーによって指定されます。

-processor processor

特定のプロセッサ名を指定します(このプロセッサは、-application引数で指定されたOracle Stream Explorerアプリケーションに付属し、そのOracle CQLルールが管理対象となります)。

完全一致名が不明な場合は、それを取得するための詳細は、「アプリケーションおよびプロセッサの名前の問合せ」を参照してください。

-rule [rulename] rulestring

アプリケーションの指定プロセッサに追加するOracle CQLルールを指定します。Oracle CQLルールには次が含まれます。

  • REGISTER|CREATE FUNCTION (集計および単一行関数)

  • REGISTER|CREATE WINDOW

rulenameパラメータは不要です。これを指定しない場合、Oracle Stream Explorerが名前を生成します。

Oracle CQLのrulestringを二重引用符で囲んで入力します。

-query [queryname] querystring

アプリケーションの指定プロセッサに追加するOracle CQL問合せを指定します。

querynameパラメータは不要です。これを指定しない場合、Oracle Stream Explorerが名前を生成します。

Oracle CQLのquerystringを二重引用符で囲んで入力します。

-view [viewname] viewstring [-schema comma-separated-names]

アプリケーションの指定プロセッサに追加するOracle CQLビューを指定します。

viewnameパラメータは不要です。これを指定しない場合、Oracle Stream Explorerが名前を生成します。

Oracle CQLのviewstringを二重引用符で囲んで入力します。

comma-separated-namesパラメータは不要です。これを指定しない場合、Oracle Stream ExplorerviewstringのSELECT文に基づいてスキーマを生成します。

-active true | false

ルールが開始され、追加後にイベントを処理する準備ができているかどうかを指定します。

この引数の有効な値はtrue (追加後にルールを開始)またはfalse (追加後にルールを開始しない)で、デフォルト値はtrueです。falseに設定する場合、STARTRULEを使用してルールを開始します。

次の例では、Oracle CQL問合せSELECT * FROM Withdrawal [Rows 5]を、myqueryという名前で、helloworldアプリケーションのOracle CQLプロセッサhelloworldProcessorに追加する方法を示します。

java wlevs.Admin 
     -url service:jmx:msarmi://localhost:9002/jndi/jmxconnector 
     -username wlevs -password wlevs 
     ADDRULE -application helloworld -processor helloworldProcessor 
     -query myquery "SELECT * FROM Withdrawal [Rows 5]"