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Oracle® Fusion Middleware Oracle Site Studioのマネージメント
12c (12.2.1)
E70067-01
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4 フラグメント・ライブラリの管理

Oracle Site Studioでは、フラグメントは複数のWebサイトで使用できるライブラリにコンパイルされます。

概念

タスク

4.1 フラグメント・ライブラリについて

フラグメントは、単一行のテキスト(おそらく、企業の著作権の記述)またはクライアント側およびサーバー側アクションを実行するスクリプトの複合的なコレクション(JavaScriptベースのメニューなど)です。

フラグメントは、複数のWebサイトで使用できるライブラリにコンパイルされます。Webサイトで使用できるようにするには、フラグメント・ライブラリが[CS-Dir]\weblayout\fragmentsディレクトリに存在している必要があります。デフォルトでは、Oracle Site Studioのインストール時にライブラリがこの場所に配置されます。ただし、フラグメント・ライブラリをコンテンツ・サーバーに手動でチェックインした場合は、この場所に配置する必要があります。

4.2 サーバーへのフラグメント・ライブラリのデプロイ

フラグメント・ライブラリをコンテンツ・サーバーにチェックイン済で、サイトで使用できる適切なディレクトリにはデプロイしていない場合、コンテンツ・サーバーのOracle Site Studio管理セクションでフラグメントをデプロイできます。

サーバーにフラグメント・ライブラリをデプロイするには、次の手順を実行します。

  1. コンテンツ・サーバーに管理者としてログインします。

  2. 「管理」セクションで、Oracle Site Studio管理を選択します。

    Oracle Site Studio管理ページが表示されます(「Oracle Site Studio管理」を参照)。「トップ・メニュー」レイアウトでOracle Content Serverを実行した場合、このページは表示されません。かわりに、すべての管理オプションがOracle Site Studio管理メニューのアイテムとして表示されます。

  3. 「フラグメント・ライブラリの管理」をクリックします。

    フラグメント・ライブラリの管理ページが表示されます(「フラグメント・ライブラリの管理ページ」を参照)。

  4. デプロイするフラグメント・ライブラリを選択します。

  5. 「フラグメント・ライブラリの配置」をクリックします。

    フラグメントは、コンテンツ・サーバー上の[CS-Dir]\weblayout\fragmentsディレクトリにデプロイされます。これが終了すると、ページがリフレッシュされ、「フラグメント・ライブラリの配置」ボタンが再び無効になります(別のライブラリを選択するまで)。

    これらの手順は、Designerアプリケーションの「フラグメント・ライブラリのアップロード」/「フラグメント・ライブラリのダウンロード」機能を使用しても実行できます。詳細は、『Oracle Site Studio Designerの使用』を参照してください。

4.3 サーバーでのJSPフラグメントの構成

Oracle Site Studioコンポーネントのインストール後に、コンテンツ・サーバーでJSP対応のグループのリストにグループを追加する場合は、JSPサポート・ファイルを再デプロイ(抽出)して、Oracle Site Studio JSPフラグメントが正しく動作できるようにする必要があります。

サーバーでJSPフラグメントを構成するには、次の手順を実行します。

  1. コンテンツ・サーバーに管理者としてログインします。

  2. 「管理」セクションで、Oracle Site Studio管理を選択します。

    Oracle Site Studio管理ページが表示されます(「Oracle Site Studio管理」を参照)。「トップ・メニュー」レイアウトでOracle Content Serverを実行した場合、このページは表示されません。かわりに、すべての管理オプションがOracle Site Studio管理メニューのアイテムとして表示されます。

  3. 「フラグメント・ライブラリの管理」をクリックします。

    フラグメント・ライブラリの管理ページが表示されます(「フラグメント・ライブラリの管理ページ」を参照)。

  4. 「JSPサポートの構成」をクリックします。

    必要なサポート・ファイルが、コンテンツ・サーバー上の適切な場所に抽出されます。

4.4 コントリビュータJavaScriptの圧縮

コントリビュータがWebサイトに加えた変更をロードおよび適用するために、多くのJavaScriptが使用されています。JavaScriptは圧縮することができ、これによりWebサイトを処理するパフォーマンスが向上します。この圧縮では、スペースや改行が削除され、長い変数名が1文字に置き換えられます。その後、すべてのJavaScriptが連結されます。

コントリビュータJavaScriptを圧縮するには、次の手順を実行します。

  1. コンテンツ・サーバーに管理者としてログインします。

  2. 「管理」セクションで、Oracle Site Studio管理を選択します。

    Oracle Site Studio管理ページが表示されます(「Oracle Site Studio管理」を参照)。「トップ・メニュー」レイアウトでOracle Content Serverを実行した場合、このページは表示されません。かわりに、すべての管理オプションがOracle Site Studio管理メニューのアイテムとして表示されます。

  3. 「フラグメント・ライブラリの管理」をクリックします。

    フラグメント・ライブラリの管理ページが表示されます(「フラグメント・ライブラリの管理ページ」を参照)。

  4. 「コントリビュータJavaScriptの圧縮」をクリックします。

    JavaScriptファイルが圧縮および連結されてから、コンテンツ・サーバーに配置されます。