この章の内容は次のとおりです。
権限
この章のタスクを実行するには、ポータル・マネージャであるか、ポータルのManage Security and Configuration
またはManage Configuration
のいずれかの権限を持つメンバーである必要があります。
RSSタスク・フローを追加および使用するには、少なくともEdit Pages
権限(ページへのRSSタスク・フローの追加)およびEdit Task Flows
権限(フィード・ロケーションの編集)が必要です。
ポータル・レベルの権限の詳細は、「ポータルのロールと権限について」を参照してください。
RSSが機能するには、システム管理者はWebCenter Portalで次のタスクを実行する必要があります。
外部RSSフィードには、プロキシ・サーバーを設定します。詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のRSSの管理に関する項を参照してください。
ポータルでRSSを使用できるようにするには、ポータル・マネージャか、Manage Security and Configuration
またはManage Configuration
権限を持つ任意のユーザーが、ポータル・レベルで次のタスクを実行する必要があります。
「ポータルに対するRSSニュース・フィードの有効化または無効化」で説明されている手順に従って、ポータルで「RSSの公開」オプションを有効にします。
「ページへのRSSタスク・フローの追加」で説明されている手順に従って、ポータルのページにRSSタスク・フローを追加します。
「RSSタスク・フローのフィード・ロケーションの編集」で説明されている手順に従って、フィード・ロケーションを編集します。
注意:
RSS機能と、RSSニュース・フィードを表示および取得する方法の詳細は、「RSSタスク・フローの使用」を参照してください。
RSSの機能は、次の方法で公開されます。
タスク・フローの「RSS」アイコン: ニュース・フィードとしてWebCenter Portalツールからコンテンツを公開できます。『Oracle WebCenter Portalの使用』のRSSの概要に関する項とツール・ニュース・フィードの取得に関する項を参照してください。
専用のRSSマネージャ・ページ(WebCenter Portalのみ): RSS 2.0ニュース・リーダーまたはAtom 1.0ニュース・リーダーのいずれかで表示する、アクセス可能なすべてのポータルから公開されたフィードのリストを表示します。『Oracle WebCenter Portalの使用』のRSSマネージャに関する項を参照してください。
RSSタスク・フロー: 外部ソースおよびWebCenter Portalツールからのフィードを表示するためのページにRSSビューアを追加します。『Oracle WebCenter Portalの使用』のRSSタスク・フローに関する項とツール・ニュース・フィードの取得に関する項を参照してください。
注意:
ブラウザベースのBasic認証のキャラクタ・エンコーディングがWebCenter Portalが展開されるシステムのキャラクタ・エンコーディングと異なる場合、RSSは、ASCII以外のユーザー名およびパスワードをサポートしません。Linuxシステムでは、キャラクタ・エンコーディングは一般的に異なるため、RSSはASCII以外の資格証明をサポートしません。
キャラクタ・エンコーディングが同じ場合、ユーザーは対応するASCII以外の資格証明を使用できます。たとえば、WebCenter Portalインスタンスがフランス語版のWindows Server 2003にインストールされる場合、Internet Explorerを使用してBasic認証をパスするには、フランス語版のWindowsでフランス語のユーザー名を使用できます。
RSSタスク・フローを使用して、外部サイトからポータルにニュース・フィードを追加できます(図54-1)。
RSSタスク・フローをページに追加して(「ページへのRSSタスク・フローの追加」を参照)、任意の外部RSSフィードからのコンテンツを表示するよう構成できます。また、RSSタスク・フローは、外部アプリケーションを使用することにより、ログイン資格証明のパスをサポートします。
関連項目:
RSSタスク・フローのフィードの指定の詳細は、「RSSタスク・フローのフィード・ロケーションの編集」を参照してください。
RSSタスク・フローは企業ファイアウォールの外側のニュース・フィードを表示できます。ただし、ファイアウォールの外側の外部ニュース・フィードを使用するには、システム管理者はRSSのプロキシを構成している必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のRSSの管理に関する項を参照してください。外部フィードを使用できないが、使用したい場合は、システム管理者に連絡してください。管理者に連絡するには、WebCenter Portalの下部にある「管理者」リンクをクリックします。
セキュアなニュース・フィードアイテムにアクセスするたびに、コンテンツを表示するためにそのセキュアなアプリケーションにログオンする必要があります。アプリケーションにアクセスするたびにログイン資格情報を入力するか、または外部アプリケーションにログイン資格情報を保存して管理させることができます。特定のアプリケーションの資格証明を保存した後で、WebCenter Portalにログオンすると、自動的にそのアプリケーションにログインできます。よく使用するすべての外部アプリケーションに対してこの機能を提供できます。
アクセスするセキュア・アプリケーションが外部アプリケーションとして登録されていない場合は、『Oracle WebCenter Portalの使用』の外部アプリケーションのログイン情報の指定に関する項の手順を実行します。
RSSタスク・フローを使用することによって、外部ソースからアプリケーション・ページにニュース・フィードを取り込むことができます。RSSタスク・フローはページ・エディタ内のリソース・カタログから追加できます。RSSタスク・フローにはRSSビューアが含まれ、これを使用して、ポータル・ページ内で外部ニュース・フィードからのコンテンツを表示できます。
RSSビューアのインスタンスごとに1ソースのニュース・フィードが表示されます。複数の外部ニュース・フィードを特定の1ページに表示するには、そのページに複数のRSSタスク・フローを配置できます。
外部RSSフィードからコンテンツを表示するには、アプリケーションでプロキシを構成する必要があります。タスク・フローで外部RSSフィードにアクセスする際に問題が発生した場合は、システム管理者に連絡してください。
WebCenter Portalでは、外部アプリケーションを使用してログイン資格証明を保存および管理する機能が提供されます。特定のアプリケーションの資格証明を保存した後で、アプリケーションにログオンすると、自動的にそのアプリケーションにログインできます。そのため、外部RSSニュース・フィードまたはWebCenter Portalツール・フィードがログイン資格証明を必要とする場合、フィードURLの指定を伴う手順に進むと、セキュアRSSフィードを読み取るためにログイン資格証明を保存するように構成された、外部アプリケーションの名前を指定することも必要になることがあります。
ページにRSSタスク・フローを追加する手順は、「ページへのコンポーネントの追加」を参照してください。
ヒント:
リソース・カタログでのRSSタスク・フローの有無や場所は、リソース・カタログの構成方法によって異なります。たとえば、デフォルトのリソース・カタログでは、RSSタスク・フローは「アラートと更新」フォルダに含まれます。
RSSタスク・フローを追加した後で、RSSフィードの場所を指定するためにタスク・フローを編集する必要があります。詳細は、「RSSタスク・フローのフィード・ロケーションの編集」を参照してください。
RSSタスク・フローには関連するプロパティがあり、これらのプロパティには、十分な権限を持つユーザーが、タスク・フローの「アクション・メニューの表示」からアクセスできます。たとえば、「パラメータ」を選択して、「パラメータ」ダイアログを表示します(図54-2)。
関連項目:
次の各項では、RSSタスク・フローのプロパティと、このタスク・フローのパラメータについて説明します。
ページ・エディタでコンポーネントを選択すると、「アクション・メニューの表示」が開き(図54-3)、ここから、コンポーネントのプロパティ(「パラメータ」、「アクセス」、「表示オプション」、「スタイル」および「コンテンツ・スタイル」)にアクセスできます。
図54-3 RSSタスク・フローの「アクション・メニューの表示」
RSSタスク・フローのプロパティを設定するには、次の手順を実行します。
表54-1 では、RSSタスク・フローに固有のパラメータを説明しています。
表54-1 RSSタスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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セキュアRSSフィードを読み取るためにユーザーのログイン資格証明を保存するように構成される外部アプリケーションの名前。 資格証明を保存するように外部アプリケーションを構成しているかどうかわからない場合は、システム管理者に連絡してください。管理者に連絡するには、WebCenter Portalの下部にある「管理者」リンクをクリックします。 |
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RSSにアクセスするためのURL。たとえば、Oracle Press Release RSSフィードを使用するには、次のように入力します。
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ポータル・マネージャは、RSSタスク・フローのフィード・ロケーションを追加または編集することも、ユーザーにページからタスク・フローを削除するオプションを付与することもできます。
この項には次のトピックが含まれます:
注意:
RSS機能と、RSSニュース・フィードを表示および取得する方法の詳細は、『Oracle WebCenter Portalの使用』のRSSフィードのモニタリングに関する項を参照してください。
RSSタスク・フローに指定されたフィードURLまたは外部アプリケーションIDはいつでも変更できます。
RSSタスク・フローのフィード・ロケーションを変更するには、次のようにします。