14 サーバー側Webサイトの開発

サーバー側Webサイトは、Oracle WebCenter Sites Model-View-Controllerフレームワークで開発できます。組織のデータ・モデルをコーディングするために、Java開発者は、JSPのビュー用にテンプレートを記述し、Groovyを使用して、Controllerでビジネス・ロジックをコーディングできます(WebCenter Sites Java APIで効率化できます)。Web開発者は、ビューにプレゼンテーション・エレメントを追加できます。

次の項では、サーバー側Webサイトの開発について説明します。

14.1 サーバー側Webサイトの開発について

サーバー側Webサイトを開発するには、「サーバー側MVCフレームワーク」で説明しているように、Oracle WebCenter Sites Model-View-Controller (MVC)フレームワークを使用します。このモデルはご使用のデータ・モデルです。ビューについては、TemplateまたはSiteEntryオブジェクトを作成します。即時利用可能なControllerを使用することも、1つ作成してモデルとビューをまとめて結合することもできます。

WebCenter Sitesには、アセットの読取り用のナビゲーションなどの一般的な使用パターンを使用してすでに構築されたControllerが複数用意されています。これらの即時利用可能なControllerの詳細は、「コントローラ」を参照するか、開発者のサンプルWebサイトに移動し、「はじめに」メニューから即時利用可能なコントローラを選択します。

14.2 コントローラの作成

Oracle WebCenter SitesのAdminインタフェース内の新規コントローラを作成ウィザードを使用してControllerを作成できます。

同様に、Eclipse IDE内のOracle Developer Toolsを使用してControllerを作成することもできます。詳細は、「EclipseでのWebCenter Sitesリソースの管理」を参照してください。

Adminインタフェースを介してControllerを作成するには:

WebCenter Sites Adminインタフェースの「新規」ページで、アセット・タイプ表内の新規コントローラをクリックします。

新規コントローラの作成ウィザードが開きます。

GUID-9D6D5206-8042-4894-9F47-3D42AF867992-default.gifの説明
「名前」フィールドに、新規Controllerの名前を入力します。
(オプション)「説明」フィールドに、新規Controllerの説明を入力します。
「コントロール・ロジック」フィールドで、ビジネス・ロジック・コードを追加します。
「保存」アイコンをクリックします。

Controllerの開発の詳細は、開発者のサンプルWebサイトに移動し、サイトのレンダリングメニューから「コントローラ」を選択します。

14.3 テンプレートの作成

Templateアセットは、WebCenter Sites Adminインタフェースを介して作成できます。

Adminインタフェースを使用してTemplateを作成するには:

「新規」をクリックします。
右側の表で、「テンプレート」の隣にある「新規テンプレート」リンクをクリックします。
Templateフォームに入力します。
Templateを保存します。

Templateの作成の詳細は、「テンプレート・アセットの作成」を参照してください。

14.4 ホームページの設定

Webサイトのホーム・ページの設定の詳細は、次の項を参照してください。

14.5 サイト・ナビゲーションの追加

次のJava APIを使用してWebサイトにサイト・ナビゲーションを追加できます。

これらのJava APIの詳細は、開発者のサンプルWebサイトのレンダリングAPIメニューに移動してください。