プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server動的クラスタの拡張度の構成
12c (12.2.1)
E70079-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

1 概要とロードマップ

この章では、このガイド、『Oracle WebLogic Server動的クラスタの拡張度の構成』の内容と対象読者について説明します。このガイドでは、WebLogic Server 12.2.1で拡張度を使用して動的クラスタを自動的にスケール・アップおよびスケール・ダウンする方法を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

ドキュメントの範囲および対象読者

このドキュメントは、インストールされたWebLogic Serverのモニターおよび管理に携わるシステム管理者およびオペレータを対象としています。その内容は、デプロイメントからテストおよび本番まで、ソフトウェア・プロジェクトのすべての段階に関連しています。

このドキュメントの構成

このマニュアルの構成は次のとおりです。

  • この章「概要とロードマップ」では、対象読者について説明し、この本の内容を概説します。

  • 第2章「概要」では、拡張度および関連の用語を導入します。

  • 第3章「拡張度の構成のための要件」では、動的クラスタの作成やマシンのプロビジョニングなど、拡張度を構成するための要件をリストして説明します。

  • 第4章「要求時スケーリング」では、実行中の動的サーバー・インスタンスを手動で追加または削除して、要求に基づいて動的クラスタをスケール・アップまたはスケール・ダウンする方法を説明します。

  • 第5章「エラスティック・アクション」では、新しいエラスティック・アクション、スケール・アップおよびスケール・ダウン・アクションを導入します。

  • 第6章「カレンダ・ベースのスケーリング」では、カレンダ・ベースのポリシーを作成し、ポリシーのスケジュールを定義し、ポリシーにスケーリング・アクションを割り当てることによってカレンダ・ベースのスケーリングを実行する方法を説明します。

  • 第7章「ポリシー・ベースのスケーリング」では、ポリシー・ベースのスケーリングの概要を示し、スマート・ルールを使用してポリシー・ベースのスケーリングを実行する例を概説します。

  • 第8章「データソース・インターセプタの構成」では、データソース・インターセプタを紹介し、スケーリング操作時に使用して、ドメインからデータベースへ作成できる総接続数の制限を決定して容量超過を防ぐようにする方法を説明します。

  • 第9章「スクリプト・インターセプタの構成」では、スクリプト・インターセプタを導入し、それを使用して、スケール・アップおよびスケール・ダウン操作時にWebLogic Serverを他のシステムと統合する方法を説明します。

関連ドキュメント

  • 『Oracle WebLogic Server診断フレームワークの構成と使用』では、WebLogic Serverプロセス内で実行する一連のサービスの定義および実装を行い、標準サーバー・ライフサイクルに参加する監視および診断フレームワークである、WebLogic診断フレームワーク(WLDF)について説明します。

  • 『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』の動的クラスタに関する項では、動的クラスタを作成、構成する方法を説明しています。

  • 詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプで、次の関連タスク・トピックを参照してください。