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Oracle® Server X6-2L プロダクトノート Release 1.4

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更新: 2017 年 4 月
 
 

リセットに長い時間がかかり、サーバーの電源が切れて再投入される

保留中の BIOS アップグレードがある場合、ルーチンのリセットが予期したより長くかかり、サーバーの電源を切ってリブートする動作が複数回行われます。BIOS ファームウェアをアップグレードするためにはサーバーの電源を切って再投入することが必要であり、これは予期された動作です。アップグレードに FPGA 更新が含まれている場合は、完了するまでに 26 分かかることがあります。

次の条件の両方が当てはまる場合には、保留中の BIOS アップグレードが存在します。

  • Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) を使用して BIOS およびサービスプロセッサのファームウェアを更新します。

  • BIOS アップグレードを延期する Oracle ILOM オプションを選択します。

ルーチンのサーバーリセットを行うつもりでサーバーをリブートしたが、代わりに (延期した) BIOS アップグレードが開始する場合、アップグレードが完了するまで待ちます。プロセスを中断するとファームウェアが壊れてサーバーにダウンタイムが生じる可能性があるため、中断しないでください。


Caution

注意  -  データの破損とシステムの停止時間。ファームウェアのアップグレードプロセスを中断すると、ファームウェアが壊れて、サーバーが操作不可能になることがあります。アップグレードを中断しないでください。プロセスが終了するまで待ってください。



注 -  Oracle ILOM と BIOS の更新は連携して機能するように設計されています。保留中の BIOS アップグレードがあるときは、できるだけ早くサーバーをリセットするか電源を入れ直して、アップグレードをインストールすることをお勧めします。

詳細は、『Oracle X6 シリーズサーバー管理ガイド』(http://www.oracle.com/goto/x86admindiag/docs) の「BIOS およびサービスプロセッサのファームウェアを更新する (Oracle ILOM)」を参照してください。