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Oracle® Server X6-2L プロダクトノート Release 1.4

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更新: 2017 年 4 月
 
 

デフォルトの Oracle Linux カーネル設定を実行するシステムでの NVMe ドライブのホットプラグには、カーネル引数が必要になる

バグ ID 21899618

問題:

デフォルトの Oracle Linux カーネル設定で NVMe ストレージドライブのホットプラグ挿入を実行すると、PCIe 構成が不適切な設定になります。ホットプラグが有効な NVMe ストレージドライブの MPS (MaxPayloadSiz) と MRR (MaxReadRequest) の値が、NVMe ストレージドライブを接続している PCIe スイッチまたはルートポートの値と同じになりません。このように設定が一致しないドライブを使用しようとすると致命的な PCIe エラーが発生し、システムがリセットされてデータ損傷につながる可能性があります。

影響を受けるオペレーティングシステム:

  • Oracle Linux 6.7、6.8、および 7.2

回避策:

ホットプラグが有効な NVMe ストレージドライブの MPS 値と MRR 値が、接続先の上流 PCIe ルートポートおよびスイッチでサポートされる (同一の) 値に設定されるように、カーネル引数をブート時に渡す必要があります。ユーザーは、ホットプラグのアクションの前に、次の引数を使用してブートローダーを構成するようにしてください。

pci=pcie_bus_perf