このセクションでは、ローカルおよびリモートメディアを使用するための要件について説明します。
ローカルブートメディアには、サーバー上の組み込み型ストレージデバイスまたはサーバーに接続された外付けのストレージデバイスが必要です。
リモートブートメディアを使用すると、ネットワーク経由でインストールをブートできます。インストールは、リダイレクトされたブートストレージデバイスか、PreBoot eXecution Environment (PXE) を使ってネットワーク経由で ISO イメージをエクスポートする別のネットワークシステムから開始できます。
サポートされている OS のリモートブートメディアソースを次に示します。
リモート DVD ドライブに挿入された DVD-ROM インストールメディア、またはリモート USB リムーバブルフラッシュドライブのインストールメディア
仮想リダイレクション用に設定されたネットワーク上の場所で使用できる DVD-ROM ISO イメージ
サーバーのサービスプロセッサ (SP) 上にマウントされた DVD-ROM インストールメディアイメージ
インストールイメージをサーバー SP にマウントする手順については、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド』(http://www.oracle.com/goto/ilom/docs) を参照してください。あるいは、Oracle ILOM の「Remote Control」->「Remote Device」Web インタフェースページの「More Details」リンクを参照してください。
PXE ブート – Oracle VM は PXE ブートをサポートします。いったん PXE ブートが開始されると、Oracle VM のインストールは Automated Installation (AI) インストーラを使用して実行されます。サポートされている Oracle VM の PXE ネットワークインストールを実行する手順については、『Oracle VM インストールおよびアップグレードガイド (リリース 3.4)』(http://www.oracle.com/technetwork/documentation/vm-096300.html) を参照してください