この項では、Oracle Audit Vault and Database Firewall (AVDF)リリース12.2でのドキュメントの更新と修正をリストします。
このドキュメントでの更新と修正は次のとおりです。
E70390-17 (2020年9月)
Windowsプラットフォームでのホスト・モニター機能は12.2.0.13.0で再度動作保証されています。Windowsプラットフォームでホスト・モニタリングを使用するためには、12.2.0.13.0にアップグレードする前にWindowsでNpcapをインストールし、OpenSSLライブラリを更新します。詳細は、Windowsでのホスト・モニターの移行およびホスト・モニター要件を参照してください。
AVSインストールまたはアップグレード後に、非推奨の暗号パッチ(Deprecated-Cipher-Removal.zip
)を適用して古い暗号を削除します。このパッチは、12.2.0.13.0 (以降)のインストールまたはアップグレード後にAudit Vault Serverに適用してください。詳細は、ソフトウェアのダウンロードおよび確認およびAudit Vault Serverのインストール後のタスクを参照してください。
監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンおよびDatabase Firewallの保護: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンで、サポートされるコンポーネントが更新されました。
E70390-17 (2020年3月)
Windowsプラットフォームでのホスト・モニターによるデータベース・アクティビティの監視は、リリース12.2.0.11.0
および12.2.0.12.0
では動作保証されていません。Windowsプラットフォームでネットワーク証跡モニタリング機能が不要である場合にのみ、これらのリリースにアップグレードしてください。
監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンおよびDatabase Firewallの保護: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンで、サポートされるコンポーネントが更新されました。
リリース12.2.0.12.0
以降のWindows 2012 R2上のMicrosoft SQL Serverクラスタからの監査収集のサポート。
OL 7.xリリース12.2.0.12.0
以降のIBM DB2 (バージョン11.1) HADR (高可用性および障害時リカバリ)からの監査収集のサポート。
IBM DB2は、リリース12.2.0.12.0
以降のIBM AIX on Power Systems (64ビット)バージョン7.1から監査データを収集します。
E70390-16 (2020年2月)
文書の一部を修正しました。
E49587-30 (2019年12月)
プラットフォームのサポートが更新および修正されました。
Oracle Database Firewallの再イメージ化とAudit Vault Serverからのリストアの手順を追加しました。
E70390-15 (2019年11月)
プラットフォームのサポートが更新および修正されました。
リリースBP10以前からのアップグレード後のアーカイブ機能の有効化でコマンドが修正されました。
E70390-14 (2019年10月)
プラットフォームのサポートが更新されました。
E70390-14 (2019年9月)
注意:
Oracle Audit Vault and Database Firewallリリース12.2.0.11.0以降では、Niagaraカードはサポートされません。システムでNiagaraカードを使用している場合は、リリース12.2.0.11.0以降にアップグレードしないでください。
Windowsプラットフォーム上のホスト監視は、リリース12.2.0.11.0
では動作保証されていません。12.2.0.11.0
は、Windowsプラットフォームでネットワーク証跡監視機能が不要であることが確実な場合にのみアップグレードする、または使用するようにしてください。この機能は、今後のリリースで動作保証される予定です。インストールが12.2.0.11.0
より前の古いリリースに該当する場合、Windowsプラットフォームでのホスト監視機能が動作保証されます。
次の新しいターゲットのサポートが追加されました。
ターゲット | バージョン | 監査収集 | Database Firewall |
---|---|---|---|
Autonomous Transaction Processing (サーバーレス) |
最新バージョン |
サポート |
非サポート |
Autonomous Transaction Processing (専用) |
最新バージョン |
サポート |
非サポート |
Oracle Database |
19c |
サポート |
サポート |
MySQL |
8.0 |
サポート |
非サポート |
SAP Sybase |
16 |
サポート |
非サポート |
詳細は、「監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」および「Database Firewallの保護: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」を参照してください。
高可用性環境の場合に、リリースBP10以前からのアップグレード後にアーカイブ機能を有効にします。
Audit Vault AgentでJava 11.0.3
がサポートされます。サポートされているすべてのバージョンについては、「Audit Vault Agent: サポートおよびテストされるJava Runtime Environment」を参照してください。
E70390-13 (2019年7月)
Oracle Audit Vault and Database Firewallは、VMware vSphere 6.0でサポートされています。サポートされるサーバー・プラットフォームの項を更新しました。
E49587-25 (2019年6月)
Oracle Audit Vault and Database Firewallのアップグレードの項にアップグレード・パスに関する重要な情報が追加されました。
ソフトウェアのダウンロードおよび確認の項に対する更新。
E70390-12 (2019年3月)
ホスト監視およびAudit Vault Agentの機能で次のセキュア・ターゲット・バージョンのサポートが追加されました。
セキュア・ターゲット | バージョン | ホスト監視 | Audit Vault Agent | Database Firewall |
---|---|---|---|---|
Oracle Linux |
7.4 - 7.5 |
サポート |
サポート |
適用外 |
Oracle Linux |
6.9 |
サポート |
すでに存在 |
適用外 |
Oracle Linux |
6.10 |
サポート |
サポート |
適用外 |
Red Hat Enterprise Linuxの場合 |
7.4 - 7.5 |
サポート |
サポート |
適用外 |
Red Hat Enterprise Linuxの場合 |
6.9 |
サポート |
すでに存在 |
適用外 |
Red Hat Enterprise Linuxの場合 |
6.10 |
サポート |
サポート |
適用外 |
Power Systems (64ビット)上のIBM AIX |
7.2 |
サポート |
すでに存在 |
適用外 |
Microsoft Windows Server x86-64 |
2016 |
サポート |
すでに存在 |
適用外 |
Microsoft SQL Server |
2017 |
非サポート |
サポート |
サポート |
ログ・ローテート・ファイルについて重要な情報が追加されました。詳細は、ログ・ローテート・ファイルでのカスタマイズの維持およびアップグレード後のログ・ローテート・ファイル不足の解決を参照してください。
Oracle Audit Vault and Database Firewallでサポートされているハードウェア・プラットフォームについて重要な情報が追加されました。詳細は、Oracle Audit Vault and Database Firewallのハードウェア要件およびサポートされるサーバー・プラットフォームを参照してください。
サポートされているブラウザの項が更新されました。
E49587-23 (2018年12月)
個々のエージェントに対するエージェント・パッチの手動適用の項が一部修正されました。
Oracle Audit Vault and Database FirewallはすべてのエディションのMicrosoft Windows Serverと互換性があるという注記が追加されました。詳細は、Audit Vault Agent: サポートされるプラットフォームおよびバージョンを参照してください。
E70390-11 (2018年10月)
エージェントでJava
1.6が使用されている場合は、Java
バージョンを1.8にアップグレードしてください。詳細は、Audit Vault Agent: サポートおよびテストされるJava Runtime Environmentを参照してください。
Oracle Audit Vault and Database Firewallリリース12.2.0.9.0
にアップグレードする前に、必須アップグレード前パッチをインストールしてください。
Oracle Audit Vault and Database FirewallのすべてのコンポーネントにわたるTLSレベル設定のサポートが追加されました。
12.1
以前のバージョンからのアップグレードに関する重要な情報が含まれています。詳細は、Oracle Audit Vault and Database Firewallのアップグレードを参照してください。
セキュア・ターゲットとしてのOracle Database 18c (18.3)のサポートが追加されました。監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンの項が更新されました。
サポートされるFirewallネットワーク・インタフェース・カード(NIC)の一覧が更新されました。
F5 BIG-IP ASMの統合はリリース12.2.0.7.0
で非推奨となり、19.1.0.0.0
でサポートされなくなります。この機能は、F5 BIG-IP ASMバージョン10.2.1
でのみサポートされています。
Micro Focus Security ArcSight SIEMは12.2.0.8.0
で非推奨となり、12.2.0.9.0
でサポートされなくなります。かわりに、syslog
統合機能を使用してください。
SAP Sybase ASEバージョン15.7
がサポートされています。前のバージョンはサポートが終了しました。プラットフォーム・サポートの項が更新されました。
SAP Sybase SQL Anywhereはサポートが終了しました。Database Firewallの保護: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンの項が更新されました。
サポートされているシステムおよびコンポーネントの更新されたリストについては、次の各項を参照してください。
サポートされるサーバー・プラットフォームの項が少し更新されました。
ネットワーク設定および構成に関する情報が含まれています。
E70390-10 (2018年6月)
UEFIブートのサポートが追加されました。Oracle Server X7-2へのインストールがサポートされます。詳細は、サポートされるサーバー・プラットフォームを参照してください。
Micro Focus Security ArcSight SIEM (以前はHP ArcSight SIEM)は、12.2.0.8.0
で非推奨となり、12.2.0.9.0
でサポートされなくなります。かわりに、syslog
統合機能を使用することをお薦めします。
インライン・ブリッジ・モードは12.2.0.8.0
で非推奨となり、19.1.0.0.0
でサポートされなくなります。かわりにプロキシ・モードを使用することをお薦めします。
サポートされているシステムおよびコンポーネントの更新されたリストについては、次の各項を参照してください。
ディスク領域要件の項でディスク領域要件の一部が更新されました。
Oracle Enterprise Managerとの互換性の項の一部が更新されました。
E49587-19 (2018年4月)
UEFIでのみ有効になるハードウェアに関する重要なノートが追加されました。詳細は、サポートされるサーバー・プラットフォームの項を参照してください。
E70390-09 (2018年2月)
F5はリリース12.2.0.7.0
で非推奨となり、19.1.0.0.0
でサポートされなくなります。
「Oracle Enterprise Managerとの互換性」の項が更新されました。
E70390-08 (2017年12月)
監査収集のためのセキュア・ターゲットとして、次のバージョンのRed Hat Enterprise Linuxオペレーティング・システムのサポートが追加されました。詳細は、「監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」を参照してください。
RHEL 6.7
RHEL 6.8
RHEL 6.9
RHEL 7.1
RHEL 7.2
RHEL 7.3
古い監査フォーマットおよび新しい監査フォーマットの両方を持つ次の新しいバージョンのMySQLのサポートが追加されました。詳細は、「監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」を参照してください。
5.5.34から5.5.57
5.6.13から5.6.37
5.7.0から5.7.19
監査収集のためのセキュア・ターゲットとして、AIX 7.2バージョンのサポートが追加されました。詳細は、「監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」および「Audit Vault Agent: サポートされるプラットフォームおよびバージョン」を参照してください。
Audit Vault AgentおよびHost Monitor用のSUSE Linux Enterprise Serverオペレーティング・システムのバージョン12のサポートが追加されました。詳細は、「ホスト監視: サポートされるプラットフォームおよびバージョン」および「Audit Vault Agent: サポートされるプラットフォームおよびバージョン」の項を参照してください。
Microsoft Windows Server (x86-64) 2016およびActive Directory 2016バージョンのサポートが追加されました。次の項が更新されました。
「サポートされるブラウザ」および「ブラウザ要件」の項にサポートされるブラウザ・バージョンの重要な情報が追加されました。
E49587-15 (2017年9月)
「監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」に対する修正。
E49587-14 (2017年8月)
監査収集のためのIBM DB2 11.1バージョンのサポートが追加されました。詳細は、「監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」および「Database Firewallの保護: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」を参照してください。
監査収集のためのセキュア・ターゲットとして、Red Hat Enterprise Linuxオペレーティング・システム(バージョン7.0)のサポートが追加されました。「Audit Vault Agent: サポートされるプラットフォームおよびバージョン」および「ホスト監視: サポートされるプラットフォームおよびバージョン」が更新されました。
監査収集のためのセキュア・ターゲットとして、次のバージョンのOracle Linuxオペレーティング・システムのサポートが追加されました。「監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョン」が更新されました。
6.8
6.9
7.3
「ディスク領域要件」が更新されました。
Audit Vault Serverは、ダウンロードした.iso
ファイルから作成される4つのディスクを使用してインストールされます。「ソフトウェア・インストール手順について」および「Audit Vault ServerまたはDatabase Firewallのインストール」の項が更新されました。
E49587-13 (2017年7月)
「サポートされるFirewallネットワーク・インタフェース・カード(NIC)」が更新されました。
E49587-12 (2017年6月)
監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンの項のサポートされるOracle Linuxバージョンが更新されました。
ディスクのプロビジョニングにおける最大ディスク領域が増加されました。詳細は、ディスク空き領域要件を参照してください。
Audit Vault Serverのアップグレードの実行中に、大量のイベント・データが存在する場合は、ユーザーが十分なディスク領域を確保しておく必要があります。詳細は、Oracle Audit Vault and Database Firewallのアップグレードを参照してください。
Audit Vault Agent: サポートされるプラットフォームおよびバージョンの項のサポートされるMicrosoft Windows Serverバージョンが更新されました。
E70390-05 (2016年12月)
サポートされるセキュア・ターゲット・タイプとして、新リリースのOracle Linux OL 7.1 (auditdバージョン2.4.1)
およびOL 7.2 (auditdバージョン2.4.1)
を追加しました。詳細は、監査データ収集: サポートされるセキュア・ターゲット・タイプおよびバージョンを参照してください。
Oracle Audit Vault and Database Firewallリリース12.2.0.4.0
は、Oracle Linux 6.8とともにインストールまたはアップグレードされます。Oracle Linuxの前のリリースとの互換性に関する重要な更新については、サポートされるサーバー・プラットフォームの項を参照してください。
システムにNiagaraカードが含まれる場合に、アップグレード・タスクを実行する前に従う必要がある、重要なノートが追加されました。詳細は、Oracle Audit Vault and Database Firewallのアップグレードの項を参照してください。
リリース12.2.0.3.0から12.2.0.4.0へのアップグレード後に実行する必要がある、重要なタスクが追加されました。詳細は、期限切れの監査レコードの移行を参照してください。
E70390-04 (2016年8月)
Oracle Linuxリリース6の最新の更新を入手してください。詳細は、Oracle Audit Vault and Database Firewallのハードウェア要件およびサポートされるサーバー・プラットフォームを参照してください。
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