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Oracle® Fusion Middleware Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成
12c (12.2.0.1)
E70107-04
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6.2 マルチテナント・コンテナ・データベースのその他の要件

マルチテナント・コンテナ・データベースとの間でレプリケーションを適用する特別な条件は次のとおりです。

  • マルチテナント・コンテナ・データベースのすべてのプラガブル・データベースは、キャラクタ・セット、ロケール、大文字/小文字の区別など、同じ属性が必要です。プラガブル・データベースのキャラクタ・セットはルート・コンテナのキャラクタ・セットのサブセットにできます。

  • Extractは統合キャプチャ・モードで動作する必要があります。Extractキャプチャ・モードの詳細は、「使用するキャプチャ方法の決定」 を参照してください。Replicatは任意のモードで動作できます。

  • ログマイニング・サーバーと対話するには、Extractが共通ユーザーとしてルート・コンテナ(cdb$root)に接続する必要があります。ルート・コンテナを指定するには、USERIDまたはUSERIDALIASパラメータで指定するデータベース・ユーザーに適切なSQL*Net接続文字列を使用します。例: C##GGADMIN@FINANCE。Oracle GoldenGateプロセスのユーザーの作成および適切な権限を付与する方法は、「Oracle GoldenGate資格証明の確立」を参照してください。

  • dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilegeパッケージは、マルチテナント・コンテナ・データベース内のキャプチャおよび適用の適切な権限を付与します。これにはcontainerパラメータが含まれ、次の例のようにALLに設定する必要があります。

    dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilege('C##GGADMIN',container=>'all')
    

Oracle GoldenGateプロセスの構成を開始するには、次の章を参照してください。

統合モードでのキャプチャの構成

Oracle GoldenGateの適用の構成