Oracle® Fusion Middleware Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成 12c (12.2.0.1) E70107-04 |
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特定の更新レコードを処理するために、Extractによってソース・データベースから追加の行データがフェッチされます。Oracle GoldenGateでフェッチされるデータは次のとおりです。
ユーザー定義型
ネストされた表
XMLTypeオブジェクト
デフォルトでは、Oracle GoldenGateでフラッシュバック問合せを使用してUNDO (ロールバック)表領域から値をフェッチします。そのように、Oracle GoldenGateでは特定の時点またはSCNで読取り一貫性行イメージを再構築し、REDOレコードと一致させることができます。
最適なフェッチ結果を得るには、ソース・データベースを次のように構成します。
Oracle GoldenGateによって、フェッチの管理に次のパラメータが提供されます。
表3-2 フェッチの管理用のOracle GoldenGateパラメータとコマンド
パラメータまたはコマンド | 説明 |
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必要に応じてExtractフェッチ統計を表示します。 |
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常にフェッチ統計が表示されるように |
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Extractによってソース・データベースに保持される準備済の問合せおよび |
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Extractのデフォルトのフェッチ動作(Extractでフラッシュバック問合せを実行するか、現在のイメージを表からフェッチするか)を制御します。 |
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UNDOの保存期限が切れている場合や、表の構造が変更された場合など、Extractのフラッシュバック問合せの失敗を処理します。Extractは、現在のイメージを表からフェッチするか、失敗を無視するように設定できます。 |
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フェッチされたデータが含まれる証跡レコード、または列が見つからない証跡レコードの処理時に、Replicatで応答を制御します。 |