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Oracle® Fusion Middleware Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成
12c (12.2.0.1)
E70107-04
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8.3 クラシック・キャプチャ・モードでのプライマリExtractの構成

次の手順では、クラシック・モードでトランザクション・データをキャプチャするようにExtractを構成します。Extractのモードの詳細は、「キャプチャおよび適用モードの選択」を参照してください。

  1. ソース・システムのGGSCIで、Extractパラメータ・ファイルを作成します。
    EDIT PARAMS name
    

    説明: nameは、プライマリExtractの名前です。

  2. 次に示す順序でExtractパラメータを入力します。パラメータ文ごとに新しい行を開始します。詳細およびパラメータの説明は、表8-1を参照してください。

    クラシック・キャプチャ・モードでのプライマリExtractの基本的なパラメータ

    EXTRACT finance
    USERIDALIAS tiger1 
    LOGALLSUPCOLS
    ENCRYPTTRAIL AES192
    EXTTRAIL /ggs/dirdat/lt
    SEQUENCE hr.employees_seq;
    TABLE hr.*;
    

    表8-1 クラシック・キャプチャ・モードでのプライマリExtractの基本的なパラメータ

    パラメータ 説明
    EXTRACT group

    groupは、Extractグループの名前です。詳細は、『Oracle GoldenGate for Windows and UNIXリファレンス』を参照してください。

    USERIDALIAS alias

    Extractに割り当てられるユーザーのデータベース・ログイン資格証明の別名を指定します。この資格証明は、Oracle GoldenGate資格証明ストアに存在する必要があります。詳細は、「Oracle GoldenGate資格証明の確立」を参照してください。

    LOGALLSUPCOLS

    競合検出および解決に必要な列、統合Replicatのサポートに必要なスケジューリング列を含む、証跡に補足的にログに記録されるすべての列を書き込みます。(スケジューリング列は、主キー、一意索引および外部キー列です。)これらの列をGGSCIコマンドでログに記録するようにデータベースを構成します。「ロギング・プロパティの構成」を参照してください。

    UPDATERECORDFORMAT COMPACT

    UPDATE操作の変更前および変更後のイメージを証跡の単一レコードに結合します。このパラメータは、Oracle Databaseバージョン12c以上で有効で、統合モードのReplicatをサポートします。必須パラメータではありませんが、UPDATERECORDFORMAT COMPACTがベスト・プラクティスで、Replicatパフォーマンスを大幅に改善します。詳細は、Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIXを参照してください。

    ENCRYPTTRAIL algorithm

    ローカル証跡を暗号化します。Oracle GoldenGateの証跡暗号化オプションの詳細は、Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。

    EXTTRAIL pathname

    プライマリExtractによってキャプチャされたデータが書き込まれるローカル証跡のパス名を指定します。詳細は、『Oracle GoldenGate for Windows and UNIXリファレンス』を参照してください

    {TABLE | SEQUENCE} schema.object;
    

    データをキャプチャするデータベース・オブジェクトを指定します。

    • TABLEは、表または表のワイルドカード・セットを指定します。

    • SEQUENCEは、順序または順序のワイルドカード・セットを指定します。

    • schemaは、スキーマ名またはスキーマのワイルドカード・セットです。

    • objectは、表または順序名、またはこれらのオブジェクトのワイルドカード・セットです。

    ワイルドカードを使用して、または使用せずにオブジェクト名を指定する方法の詳細は、Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。

    パラメータ文はセミコロンで終了します。

    ワイルドカード指定から表を除外するには、TABLEEXCLUDEパラメータを使用します。使用方法および構文の詳細は、Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIXを参照してください。

    詳細およびデータのフィルタリング、マッピングおよび操作を制御するその他のTABLEオプションについては、Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIXを参照してください。


  3. 構成に推奨されるオプションのExtractパラメータを入力します。このファイルは、GGSCIのEDIT PARAMSコマンドを使用して、処理を開始する前にいつでも編集できます。詳細は、Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIXを参照してください。
  4. ファイルを保存して閉じます。