主コンテンツへ
Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
目次へ移動
目次

前
次

5.1 列変換ファンクションの概要

この概要は、Oracle GoldenGateファンクションで実行できる処理タイプ別に構成されています。


表5-1 テストの実行

ファンクション 説明

CASE

一連の値テストに応じて値を選択します。

EVAL

一連の独立テストに基づいて値を選択します。

IF

条件文からTRUEまたはFALSEのどちらを返されるかによって、2つの値から1つを選択します。



表5-2 紛失した列の処理

ファンクション 説明

COLSTAT

列がMISSINGNULLまたはINVALIDであることのインジケータを返します。

COLTEST

列がPRESENTMISSINGNULLまたはINVALIDかどうかをテストする条件計算を実行します。



表5-3 日付の操作

ファンクション 説明

DATE

ソース列に渡されたフォーマットに基づいて日付と時刻を返します。

DATEDIFF

2つの日付または時刻の差を返します。

DATENOW

現在の日付と時刻を返します。



表5-4 算術計算の実行

ファンクション 説明

COMPUTE

算術式の結果を返します。



表5-5 文字列の操作

ファンクション 説明

NUMBIN

バイナリ文字列を数字に変換します。

NUMSTR

文字列を数字に変換します。

STRCAT

1つ以上の文字列を連結します。

STRCMP

2つの文字列を比較します。

STREXT

文字列の一部を抽出します。

STREQ

2つの文字列が等しいかどうかを確認します。

STRFIND

文字列内の文字列を検索します。

STRLEN

文字列の長さを返します。

STRLTRIM

先行する空白を切り捨てます。

STRNCAT

1つ以上の文字列を最大長まで連結します。

STRNCMP

指定された文字数に基づいて2つの文字列を比較します。

STRNUM

数字を文字列に変換します。

STRRTRIM

末尾の空白を切り捨てます。

STRSUB

文字列を別の文字列に置換します。

STRTRIM

先行の空白と末尾の空白を切り捨てます。

STRUP

文字列を大文字に変更します。

VALONEOF

文字列または文字列用の列を値のリストを比較します。



表5-6 その他のファンクション

ファンクション 説明

AFTER

指定した列のアフター・イメージを返します。

BEFORE

指定した列のビフォア・イメージを返します。

BEFOREAFTER

可能であれば指定した列のビフォア・イメージを返し、不可能であればアフター・イメージを返します。

BINARY

ソース列が文字用の列として定義されているときに、ソース列のバイナリ・データをターゲット列でバイナリ・データとして保持します。

BINTOHEX

バイナリ文字列を16進数文字列に変換します。

GETENV

環境情報を返します。

GETVAL

FILTERまたはCOLMAP句の入力としてストアド・プロシージャからパラメータを抽出します。

HEXTOBIN

16進数文字列をバイナリ文字列に変換します。

HIGHVAL | LOWVAL

値を最大値または最小値までに抑止します。

RANGE

並列処理のために行を複数のデータ・グループに分割します。  

TOKEN

トレイル・レコード・ヘッダーからトークン・データを取得します。

OGG_SHA1

業務系データ・ストアへレプリケートする際、一部のフィールドをハッシュ化します。