このドキュメントの内容は次のとおりです。
注意:
https://support.oracle.com
から「パッチと更新版」にアクセスするには、ファイアウォールを介して次のサイトにアクセスできる必要があります。
support.oracle.com (https、ポート443)
updates.oracle.com (https、ポート443)
aru-akam.oracle.com (ポート80)
関連項目:
Oracleフットプリントおよび製品の現在、最新およびセキュアな状態を保持する方法の詳細は、ナレッジ・ドキュメント1966784.2「My Oracle Supportの「パッチと更新版」タブ」にある情報センターを参照してください。「パッチ・クイック・リンク」リージョンでは、パッチに関連する他のメディア・ソース、パッチ・ソースまたはドキュメントにすばやくアクセスできます。
「Sun製品」リンクから、ナレッジ・ドキュメント1589780.2「情報センター: Sun Patches and Updatesの概要」にアクセスできます。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1589780.2
「E-Business Suiteおよびテクノロジ・パッチの検索方法」リンクからは、ナレッジ・ドキュメント1633974.2「E-Business SuiteおよびE-Business Suiteテクノロジ・スタック・パッチの検索方法」にアクセスできます。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1633974.2
注意:
ダウンロード権限がない場合に表示されるのは、Oracleソフトウェア・デリバリ・クラウド(旧E-Delivery)および「Sun」リンクのみです。Oracle、PeopleSoft、Sun、SiebelおよびHyperion製品のパッチの検索には、「パッチ検索」リージョンを使用できます。拡張検索オプションでは、これらの製品のパッチに対する複雑な検索を作成できます。
注意:
Siebelメンテナンス・リリース、修正パックまたはクイック修正をMy Oracle Supportから検索する方法については、ナレッジ・ドキュメント975535.1を参照してください。https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=975535.1
すでにパッチ番号がわかっている場合、対応するパッチを取得するにはこれが最も早い方法です。また、複数のパッチ番号をカンマで区切って入力して複数のパッチを検索することもできます。
注意:
6-2形式のSunパッチを検索する場合、XXXXXX-*、XXXXXX-%またはXXXXXX-の形式で、アスタリスク(*)、パーセント記号(%)、または-の後に何も指定しないものをワイルドカードとして使用できます(112233-*、112233-%、112233-など)。パッチ番号を使用してパッチを検索する手順は、次のとおりです。
「パッチ検索」リージョンで、「番号/名前またはバグ番号(簡易)」を選択します。フィルタとして、パッチ名または番号を選択します。
テキスト・エントリ・フィールドに1つ以上のパッチ番号を入力します。複数の番号を入力する場合、カンマで区切る必要があります。
必要に応じて、「プラットフォーム」または「言語」を選択します。場合によっては、このフィルタを追加するためにプラス(+)記号をクリックする必要があります。
注意:
プラットフォームまたは言語のいずれかによって検索できますが、両方では検索できません。「プラットフォーム」を選択した場合、最大5個のプラットフォームを指定できます。より新しいパッチで置き換えられていないパッチのみを表示するには、「破棄されたパッチを除外」を選択します。検索を実行しても、パッチ検索結果ウィンドウには破棄されたパッチはリストされません
「検索」をクリックします。「パッチ検索結果」リストが表示されます。
行をクリックすると、READMEファイルの表示、パッチのダウンロード、および計画の作成(構成がある場合)が可能なコンテキスト・バーが表示されます。[Ctrl]または[Shift]キーを使用して複数の行を選択すると、複数パッチのダウンロードや、計画への複数パッチの追加が可能です。複数の行を選択すると、コンテキスト・バーの「README」ボタンが無効になります。
結果リスト内のパッチの詳細情報を表示するには、パッチ番号リンクをクリックします。
「パッチ詳細」領域から、パッチのダウンロード、READMEの表示、そのパッチにより解決されるバグの表示、およびパッチ計画の作成(構成がある場合)を実行できます。また、該当する場合は、そのパッチの代替情報や破棄情報、関連するナレッジ・ドキュメントとコミュニティ・レビュー、ダウンロード傾向と動作保証、および推奨情報も表示できます。該当する場合は、リリース、プラットフォーム、または言語が異なる同じ名前のパッチを表示することも可能です。
パッチ番号がわからない場合、製品または製品ファミリの特定のリリースに固有のパッチを検索できます。製品または製品ファミリについての検索方法は同じであり、検索結果のみが異なります。製品/製品ファミリで検索する手順は、次のとおりです。
「パッチ検索」リージョンで、「製品またはファミリ(拡張)」を選択します。
必要な場合は、次を選択します。
ファミリのすべての製品を含む
推奨パッチのみを表示
破棄されたパッチを除外
このオプションを選択する場合、検索を実行しても、パッチ検索結果ウィンドウには破棄されたパッチはリストされません。
「製品」ボックスをクリックして製品名または製品名の一部を入力し、「製品」メニューから製品を選択します(必須)。
注意:
過去には、My Oracle Supportの様々な箇所で、1つの製品に若干異なる名前が使用されていました。たとえば、Oracle Databaseは「パッチと更新版」の拡張検索ではRDBMSサーバー、「サービス・リクエスト」ではOracle Database - Enterprise Editionでした。Oracleでは、My Oracle Support全体で一貫性があるように、製品名を更新しました。たとえば現在では、「パッチと更新版」および「サービス・リクエスト」のほとんどの箇所で、Oracle DatabaseはOracle Database - Enterprise Editionとなっています。ただし、以前に古い名前(RDBMSサーバー12.1.0.1.0など)でパッチ検索を保存した場合、たいていの場合はMy Oracle Supportで自動的に新しい名前にマップされます。
「リリース」メニューから最大10個のリリースを選択します(必要な場合)。このメニューは、有効な製品名または製品ファミリ名が選択されるまでは使用できません。
必要に応じて、「プラットフォーム」フィルタからプラットフォームを5つまで選択します。
必要な場合は、追加のフィルタを指定します。さらにフィルタを追加する場合は、プラス(+)記号をクリックします。
「検索」をクリックします。「パッチ検索結果」リストが表示されます。
行をクリックすると、READMEファイルの表示、パッチのダウンロード、および計画の作成(構成がある場合)が可能なコンテキスト・バーが表示されます。[Ctrl]または[Shift]キーを使用して複数の行を選択すると、複数パッチのダウンロードや、計画への複数パッチの追加が可能です。複数の行を選択すると、コンテキスト・バーの「README」ボタンが無効になります。
結果リスト内のパッチの詳細情報を表示するには、パッチ番号リンクをクリックします。
「パッチ詳細」領域から、パッチのダウンロード、READMEの表示、そのパッチにより解決されるバグの表示、およびパッチ計画の作成(構成がある場合)を実行できます。また、該当する場合は、そのパッチの代替情報や破棄情報、関連するナレッジ・ドキュメントとコミュニティ・レビュー、ダウンロード傾向と動作保証、および推奨情報も表示できます。該当する場合は、リリース、プラットフォーム、または言語が異なる同じ名前のパッチを表示することも可能です。
注意:
単一の更新のみを含むパッチではなく、パッチセット、パッチ・セット更新(PSU)、ソフトウェア・パッチ・アップデート(SPU)(旧クリティカル・パッチ・アップデート(CPU))、ミニ・パックおよびメンテナンス・パックをインストールすることをお薦めします。単一の更新のみを含むパッチをインストールする必要があるのは、その更新がターゲット・システム上で識別された特定の問題に対処するものである場合のみです。過去n日、週または月に更新されたパッチを検索するには、次のようにします。
「拡張検索」領域で、「更新日」フィルタを選択します。
「過去」を選択します。
メニューから、「日」、「週」または「月」を選択し、メニューの隣にあるボックスに数値を入力します。
指定された日付範囲のパッチを検索する手順:
「拡張検索」領域で、「更新日」フィルタを選択します。
「過去」から「次の範囲内」に変更します。
開始と終了の日付を入力します。日付ボックスに直接日付を入力したり、カレンダ・アイコンをクリックして日付範囲を指定したりできます。
これで、検索が、指定された時期または日付の間に更新されたパッチに限定されます。
パッチ・システムで使用される製品名は、サービス・リクエストやナレッジ・ベースで使用される製品の名前と同じです。製品の名前を検索する場合、「製品」ボックスに検索する製品の名前を入力し始めると、製品セレクタで選択肢が絞り込まれ、正しい製品の検索が簡単になります。たとえば、Oracle Database - Enterprise Editionという製品を検索するには、”Oracle Database”、”Database”、または別名である”RDBMS”と入力します。すると、入力した語に適合する選択肢が製品セレクタによって表示されます。1回の検索で複数の製品または製品ファミリを選択することはできません。
「プラットフォーム」および「言語」は、パッチが適用されているシステムを参照します。パッチは、プラットフォームまたは言語に固有です。この設定はオプションです。設定されていない場合は、パッチのすべてのプラットフォームおよび言語が表示されます。
アプリケーションのデプロイに使用されるプラットフォーム(オペレーティング・システムおよびハードウェア・アーキテクチャ)を選択するには、ドロップダウン・メニューを使用します。プラットフォーム・パッチはデフォルトでは英語のパッチです。複数のプラットフォームまたは言語を選択できます。
プラットフォームを、オペレーティング・システムの文字サイズに必ずしも一致させる必要はありません。たとえば、Solaris 64ビットOSに32ビットのソフトウェアをインストールすることは可能です。パッチはオペレーティング・システムの文字サイズではなく、インストールの文字サイズに一致させる必要があるため、この場合に選択する正しいプラットフォームはSolaris 32ビットです。
デフォルトでは、汎用プラットフォーム用のパッチが検索結果に表示されます。汎用プラットフォーム用のパッチはプラットフォームに依存せず、どのプラットフォームにも適用できます。
ヒント: パッチに言語パックもあることがわかっている場合は、パッチの言語を検索します。
注意:
HP-UX PA-RISC、IBM AIXおよびSun Solaris SPARCのOracle Applicationsリリース11iの場合、問合せは32ビット・パッチを返します。このパッチは、32ビットと64ビットの両方のオペレーティング・システムに適用できます。Linux x86-64上のOracle E-Business Suiteリリース12の場合、問合せで戻されるのはLinux x86パッチです。このパッチは、32ビットと64ビットの両方のオペレーティング・システムに適用できます。
Microsoft Windows x64 (64ビット)上のOracle E-Business Suiteリリース12の場合、アプリケーション層のパッチを問い合せるには、プラットフォームに「Microsoft Windows (32ビット)」を選択してください。32ビットWindowsのこれらのパッチは、Oracle E-Business Suiteをホストしている64ビットのWindows 2008 R2システムに適用できます。
検索結果をフィルタ処理するには、プラス(+)アイコンをクリックして検索フィルタを追加します。単純検索では、言語またはプラットフォームでフィルタできます。より多くのフィルタを追加するには、拡張検索を使用します。
BEA Smart Updateパッチの検索の詳細は、ナレッジ・ドキュメント1302053.1「MOSを使用してWebLogic用のパッチを検索してダウンロードする方法」を参照してください。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1302053.1
SunパッチのほとんどはMy Oracle Supportに移行され、検索およびダウンロードが可能です。「パッチ検索」リージョンで「拡張検索」を使用して、製品または製品ファミリによる検索を行えます。
注意:
簡易検索を使用したSunパッチの検索では、完全一致がサポートされています。また、6-2形式のSunパッチを検索する場合、XXXXXX-*、XXXXXX-%またはXXXXXX-の形式で、アスタリスク(*)、パーセント記号(%)、または-の後に何も指定しないものをワイルドカードとして使用できます(112233-*、112233-%、112233-など)。利用できるSunパッチの詳細は、ナレッジ・ドキュメント1589780.2「情報センター: Sun Patches and Updatesの概要」を参照してください。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1589780.2
My Oracle Supportでは、同一パッチ・バージョンが複数の検索カテゴリに一致し、検索結果に複数回表示される場合があることに注意してください。たとえば、同じSunパッチを、32ビットと64ビットの両方のシステム、あるいは複数の製品、製品バージョンまたはオペレーティング・システムに適用できることがあります(Javaベースのパッチの場合)。パッチはいずれの場合も同じパッチです。
次のようにOracleの用語とSunの用語で異なるものがあります。
Sun製品で言う廃止パッチは、Oracle製品では破棄パッチに当たります。破棄パッチは、次のバージョンが使用可能なパッチです。パッチは累積されるため、新しいパッチには、破棄パッチの修正と機能がすべて含まれます。
Sunの用語で取消し済パッチは、Oracleの用語で廃止パッチと呼びます。Oracleの用語での廃止パッチは、欠陥があるなどの理由でダウンロードできないパッチです。
Sunパッチのネーミング規則および内容は変更されないことに注意してください。たとえば、My Oracle SupportにあるSunパッチは、My Oracle Support内で破棄された分類を持つ可能性があります。しかし、SunのSVR4ベースのパッチ・アーキテクチャでは、既存の用語SUNW_OBSOLETEがpkginfoファイルおよびパッチのReadmeファイルに使用されています。
次の表は、My Oracle Supportのパッチ検索に対応するSunの検索方法を示しています。
Sun Microsystemsの検索 | My Oracle Supportの検索 |
---|---|
SunパッチIDによる検索 | パッチ名または番号による検索(単純検索) |
OSリリースによる検索 | 製品およびリリースによる検索(拡張検索) |
アーキテクチャによる検索 | プラットフォームによる検索(簡易/拡張検索) |
CR番号による検索(Bugster BugID) | バグ番号による検索(単純検索) |
製品による検索 | 製品による検索(拡張検索) |
シノプシスによる検索 | 説明による検索(拡張検索) |
リリース後日付による検索 | 最終更新による検索(拡張検索) |
パッチ・クラスタの検索 | パッチセットの検索(拡張検索) |
ファームウェアの検索 | 製品およびリリースによる検索(拡張検索) |
Sunパッチセット(以前のSunパッチ・クラスタ)を検索する手順は、次のとおりです。
「パッチ検索」リージョンで「製品またはファミリ(拡張検索)」リンクをクリックします。Advanced Searchウィンドウが表示されます。
「製品」をSolarisオペレーティング・システムに設定します。
リリースを選択します。
3つ目のメニューから「タイプ」を選択します。
タイプを「パッチセット」に設定して、「検索」をクリックします。
注意:
Solaris 9および10の推奨パッチは、「パッチと更新版推奨パッチ・アドバイザ」で検索できます注意:
Sunパッチセットの詳細は、ナレッジ・ドキュメント1272947.1を参照してください。https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1272947.1
E-Business Suite R12製品のパッチを検索するには、「パッチ検索」リージョンの「製品またはファミリ(拡張検索)」をクリックします。「製品」メニューから製品名を選択し、「リリース」メニューからApplications R12.1、Applications R12.0、Applications R12 (その他)またはApplications 11iを選択します。
E-Business Suite R12製品では、異なるリリースのパッチに同じパッチ番号が付いていることがあります。検索結果の「リリース」列を使用して、正しいリリースを検証します。また、リリースがパッチ詳細ページの右側にリストされます。使用可能なリリースが複数ある場合、リストを使用して、使用可能な他のリリースに切り替えることができます。
はい。JD Edwards製品のパッチ検索は、「パッチ・クイック・リンク」リージョンにあります。このインタフェースを使用して行われる検索では、「最近のアクティビティ」または「最近の検索」リージョンは更新されません。「パッチ検索」リージョンからの検索では、JD Edwardsのパッチは検索できません。
Sunのパッチおよび更新は、「パッチ検索」リージョンの通常検索と拡張検索から検索できます。また、「クイック・リンク」リージョンには、ナレッジ・ドキュメント1589780.2「情報センター: Sun Patches and Updatesの概要」にアクセスできる「Sun」リンクがあります。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1589780.2
注意:
6-2パッチの改訂バージョンを検索するには、簡易検索を使用します。patchid-*またはpatchid-%の形式で、アスタリスク(*)またはパーセント記号(%)をワイルドカードとして使用できます(112233-*、112233-%など)。Sunのパッチおよび更新は、「パッチ検索」リージョンの通常検索と拡張検索から検索できます。また、「クイック・リンク」リージョンには、ナレッジ・ドキュメント1589780.2「情報センター: Sun Patches and Updatesの概要」にアクセスできる「Sun製品」リンクがあります。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1589780.2
注意: パッチ推奨は、Configuration Managerリリース10.3.2以上を使用しているお客様のみが使用できます。この機能は、サポート契約の一部として使用できます。
パッチ推奨では、Configuration Managerリリース10.3.2以上を使用してアップロードされ、オラクル社から発行された推奨パッチが不足している構成が識別されます。構成にインストールされているパッチとオラクル社推奨のパッチが比較され、不足しているパッチが識別されます。Configuration Managerによって毎日オラクル社に更新が送信されていることが重要です。Configuration Managerのステータスは、「ダッシュボード」タブの「ターゲット」リージョンおよび「システム」リージョンから確認します。
たとえば、年4回リリースされるSPUは、Oracle製品のセキュリティ修正を提供するパッチのバンドルです。Oracleでは、データ機密性、データ整合性およびシステム可用性を低下させる、サポート対象製品の脆弱性に対応したSPUを発行します。安全な環境を確保するために、SPUを迅速に入手および実装することをお薦めします。パッチ推奨は、Configuration Managerを使用してアップロードされたシステムにSPUがない場合に表示されます。
初期計画フェーズの一環として、パッチ推奨を使用して、SPUがないターゲットを識別し優先順位を付けます。パッチ推奨の詳細を使用して、SPUアドバイスを確認し、パッチの重要度および前提条件パッチを評価します。パッチをダウンロードするには、My Oracle Supportを使用します。その後、Enterprise Managerまたは同様の製品を使用して必要なパッチをデプロイできます。
「パッチ推奨」リージョンは、アップロードされた構成に適用できるすべての推奨パッチのポータルです。棒グラフから推奨パッチのリストにドリルダウンし、それらのパッチの詳細を表示したり、パッチをダウンロードしたり、またはパッチ計画にパッチを追加できます。棒グラフには、検出された問題の数が要約されています(たとえば、問題が1つある場合には、1つのターゲットに対して1つの推奨があります)。
パッチ推奨の詳細は、「構成ベースの推奨を使用した検索」を参照してください。
推奨されるパッチがすべて適用されているために推奨が存在しない場合は問題ありませんが、その他の理由で推奨が表示されない可能性もあります。
Configuration Managerのあるターゲットに公開済の推奨がない場合。現在、推奨を使用できるのは、Database、Enterprise ManagerおよびApplication Serverターゲットです。その他のOracle製品は、今後のリリースに含まれる予定です。
製品、プラットフォームおよびバージョンにパッチ推奨がない場合(Oracle Database 10.2.0.3 on Windowsなど)。
Oracle Databaseで、Configuration Managerはインストールされているが、データベースが実装されていない場合。Oracleホームは存在しますが、推奨の提供に必要な機能の使用状況メトリックを使用できません。詳細は、Oracle Configuration Managerインストレーションおよび管理ガイドを参照してください。Oracle Enterprise Manager内からMy Oracle Supportにアクセスしている場合、この項の説明は当てはまりません。
すべての推奨が抑制されています。抑制を表示リンクがある場合、一部のパッチは抑制されています。抑制を表示をクリックして確認し、必要に応じて抑制を解除してください。
Configuration Manager 10.3.2以降が使用されていない場合。自動更新がオフになっている場合は、旧バージョンのConfiguration Managerが使用されている可能性があります。
該当するパッチ推奨がすべて適用されています。
「パッチ推奨」リージョンを編集して、パッチ推奨でサポートされていないターゲット・タイプの推奨を表示する場合、推奨の数はゼロです。
アップロードされた構成情報がない場合。
注意: 現在、My Oracle Supportがパッチ推奨を提供している製品ラインは次のとおりです。
Oracle Database
Oracle Application Server
Enterprise Manager Cloud Control (管理エージェント/Oracle Management Service)
Oracle Fusion Applications
Oracle Fusion Middleware
Oracle SOA Suite
Oracle Real Applications Clusters
Oracle Real Applications Clusters(Clusterwareを含む)
Oracle Dataguard
Oracle Exadata Database MachineおよびExadata Storage Server
Oracle Exalogic
Exalogic以外のシステム用のOracle Coherence、Oracle WebLogic Server、Oracle JRockit
Oracle Business Process Management
Application Development Frameworkランタイム
オラクル社は、範囲を他の製品ラインにも拡大することをお約束します。それまでの間は、「パッチ・クイック・リンク」リージョンを使用して従来のパッチ検索サイトにアクセスし、他の製品ラインのパッチ情報を入手してください。
「パッチ推奨」リージョンには、パッチ分類またはターゲット・タイプ別にパッチのグラフィカルな数値サマリーが表示されます。棒グラフをクリックすると、ターゲット・タイプまたは分類に対する完全なパッチ・リストにドリルダウンします。
「すべての推奨」をクリックして、使用可能なパッチの完全なリストをパッチ推奨ページに表示できます。パッチを抑制している場合は、「抑制された項目の表示」をクリックして、抑制したパッチのリストを表示できます。
パッチ推奨ページのフィルタを使用して、特定の種類を選択します。
パッチ推奨をフィルタするには、フィルタ・メニューからオプションを選択します。フィルタは複数選択できます。オプションを選択解除するには、オプションを再度選択します。
パッチ推奨を検索する手順は、次のとおりです。
検索メニューから、「ターゲット名」などのカテゴリを選択します。
検索ボックスに検索基準を入力し、検索アイコンをクリックします。
Configuration Managerバージョン10.3.2以降では、使用する環境に適用するパッチの追加情報が収集されます。追加情報がないと、オラクル社は、パッチ推奨やパッチ計画ツールを使用した競合を解決するための代替パッチが提供できません。Configuration Managerは、通常自動的に更新されます。自動的に更新されていない場合は、Oracle Configuration Managerインストレーションおよび管理ガイドの手順に従って、手動でConfiguration Managerを更新してください。
http://www.oracle.com/technetwork/documentation/ocm-092152.html
導入されているConfiguration Managerのバージョンを判別するには、次の手順を実行してください。
「ダッシュボード」タブの「ターゲット」リージョンから、タイプが「Oracle Configuration Manager」のすべてのターゲットを検索します。
ターゲットのホーム・ページへの各リンクをクリックします。
どのConfiguration Managerに情報が適用されるかを理解するためにOracleホームおよびホストの情報をメモします。
「構成」リージョンのCCRパッケージ・バージョン・メトリックを選択します。
"scripts"という「パッケージ名」行で、「パッケージ・バージョン」列の値を確認します。これがConfiguration Managerのバージョンです。10.3.2以降であることが必要です。
抑制を使用すると、パッチ推奨を一時的または永久的に非表示にできます。これは、すぐに参照する必要のない推奨を非表示にする方法です。たとえば、開発システムや問題とみなされるもの用のパッチを抑制できます。抑制により、「パッチ推奨」リージョンに表示される推奨の数が少なくなります。
抑制オプションには、次の3つのオプションがあります。
抑制されたターゲット-特定のターゲットに対するすべての推奨事項
抑制されたパッチ-すべてのターゲットに対する特定のパッチ
抑制された問題 - 特定のターゲットで検出された特定のパッチ
選択されているオプションに応じて、「抑制された項目の表示」が選択された際に、抑制された項目が適切なタブに表示されます。
1つ以上の行を選択できます。または、標準の[Ctrl]キーと[Shift]キーの組合せを使用して行の任意の場所(リンク以外)をクリックすることで推奨の範囲を選択できます。「抑制」ボタン・メニューは、一意の問題、ターゲットおよび選択した推奨の数を追跡します。
3つのタイプの抑制の詳細は、次のとおりです。
抑制された問題: 特定の問題を抑制すると、そのターゲットに対するその推奨が表示されなくなります。これは最も小さいタイプの抑制です。1つのターゲットに対して1つのパッチ推奨なので、開発ターゲットの推奨を抑制し、本番ターゲットの推奨はアクティブのままにすることができます。最小の抑制タイプなので、他の2つのタイプの抑制によって上書きされる場合があります。この抑制が行われる場合、そのターゲットについてのみ問題が抑制されます。
ターゲットに対するすべてのパッチ推奨: そのターゲットのパッチ推奨は何も表示されなくなります。これは開発サーバーに最も役立ちます。推奨の抑制が解除されないかぎり、このターゲットでどのような操作をしても、現在または将来に推奨は表示されません。
推奨のすべての発生: 特定の推奨のすべての発生を抑制します。これは、パッチ推奨が環境に適用される可能性がまったくない場合に役立ちます。たとえば、インターネットに直接接続されていない安全な場所で、インターネット・セキュリティに関連するパッチ推奨を抑制する場合などです。以降環境に新たに追加されたターゲットでも、この推奨は表示されません。
抑制ページの抑制されたターゲットおよび「抑制された推奨」タブでは、リストされた各項目に番号がリンクされています。これは、抑制された推奨またはターゲットの番号を示します。番号をクリックすると、詳細が表示されます。この方法で、推奨の抑制を解除せずにその影響を確認することができます。
パッチ推奨を抑制する手順は、次のとおりです。
パッチ推奨ページで、パッチ推奨行をクリックしてパッチ推奨を選択します。必要な場合は、複数のパッチを選択します。
コンテキスト・メニューで「抑制」をクリックします。
選択したパッチ(問題)、選択したパッチのターゲットに対するパッチ推奨、または選択したパッチのすべての発生の抑制を選択します。
「抑制された項目の表示」をクリックし、関連タブをクリックして抑制されたパッチを表示します。
抑制に関するヒント
次のパッチ・デプロイメント・ウィンドウに含める問題の優先順位を決定します。後のウィンドウで対応する項目は、抑制を使用して非表示にします。抑制表の「次以降抑止」列を使用して複数選択を行い、以前に延期した問題のコレクションの抑制を解除します。
管理対象外のターゲットを抑制します。これで、自分が担当するターゲットとシステムに焦点を当てることができます。自分が管理していない異なるグループからの推奨を複数選択し、「抑制」ボタン・メニューを選択して2つ目のオプション(ターゲットのすべてのパッチ推奨(現在および将来))を選択します。
パッチ推奨の抑制を解除する手順は、次のとおりです。
「抑制された項目の表示」をクリックします。
関連タブを選択します。
抑制を解除するパッチ推奨を選択します。
「推奨のリストア」をクリックします。
抑制を使用すると、パッチ推奨を一時的または永久的に非表示にできます。これは、すぐに参照する必要のない推奨を非表示にする方法です。たとえば、開発システムや問題とみなされるもの用のパッチを抑制できます。抑制により、「パッチ推奨」リージョンに表示される推奨の数が少なくなります。
パッチ推奨グラフ上のカウントは問題に対するものです。つまり、1つの問題が1つのターゲットに対する特定の推奨になります。したがって、ターゲット全体を抑制すると、その結果としてカウントの問題が大幅に減少する場合があります。同様に、パッチ推奨を抑制すると、多くの問題がカウントから削除される場合があります。
抑制された推奨ページを表示するには、「抑制された項目の表示」をクリックします。
推奨パッチ・アドバイザを使用すると、スタンドアロン製品、製品の組合せ、または製品スタックの製品の推奨パッチおよび必須パッチを簡単に検索できます。現在、使用可能なデータは制限されています。今後、データが追加される予定です。製品またはリリースを選択できない場合、それは現在使用可能なデータがないことを意味します。
リスト全体から検索するのではなく、製品名の一部を入力できるように、先行入力機能がサポートされています。
リストから製品を選択すると、少なくとも1つの検索結果が返されます。同時使用される製品が選択された、選択された1つめの製品に推奨パッチがない場合、2つめの製品を選択する必要があります。製品が見つからない場合は、推奨パッチ・アドバイザにパッチ推奨が存在しません。
推奨パッチ・アドバイザ検索で見つからない製品の推奨パッチを検索するには、「製品またはファミリ(拡張検索)」を使用できます。その場合、「製品またはファミリ(拡張検索)」を使用して検索し、値を「クリティカル」、「セキュリティ」、「法規制」または「一般」の1つ以上のカテゴリに設定した「分類」フィルタが使用されることを確認します。
「推奨パッチ・アドバイザ」の検索結果のアイコンは、推奨パッチが戻されること、および動作保証にはパッチが必須であることを示します。多くの場合、別の製品と一緒に使用する製品を検索する際に、パッチが必須としてリストされます。必須パッチの特別な問合せ方法はなく、検索の一部として自動的に戻されます。パッチの詳細は、パッチを選択して 「推奨 / 動作保証」 セクションにドリルダウンしてください。
Oracle Configuration Managerを使用して、構成をOracle Supportにアップロードできます。アップロードが完了すると、Oracle Supportはアップロードされた構成を評価し、アップロードの時点で存在しないすべての推奨パッチを識別します。その後、推奨パッチを、「ダッシュボード」タブまたは「パッチと更新版」タブの「パッチ推奨」リージョンで表示できます。アップロードされた構成に存在しない推奨パッチを表示するには、「すべての推奨」をクリックします。
製品の名前の把握が課題になることがあります。たとえば、Oracle DatabaseがRDBMS Serverと呼ばれるパッチの観点からOracle Databaseを参照することに慣れていることもあります。Oracleは、複数の用語を入力しても単一の製品を確実に検出できるようにすることに取り組んでいます。多くのMy Oracle Supportシステムでは、Oracleが製品の名前を変更しても、別名を使用して製品を検出できます。さらに、多くの省略語(たとえばOracle DatabaseをDBと表記)が別名として含まれるため、一般的な省略語を入力して、正しい製品を検索できます。先行入力機能でこれらの別名を使用して製品検索を絞り込んだり、製品リストから別名を使用して製品を識別したりできます。
注意: 推奨パッチ・アドバイザ検索での製品名は、「製品またはファミリ(拡張検索)」での製品名や、「番号/名前またはバグ番号(簡易)」の検索結果と異なる場合があります。
特定のパッチ検索のパッチ検索結果ページへのリンクを保存または共有するには、「リンクの共有」をクリックします。特定の検索へのリンクを含むウィンドウが開きます。このリンクをコピーして、ドキュメントへの保存や、同僚への電子メール送信などを行うことができます。
現在、製品名の標準化を進めています。完了するまでは、領域によって製品名が異なる場合があります。たとえば、ある領域では"Oracle Database - Enterprise Edition"ですが、他の領域では"Oracle Database"で検索する場合があります。製品が見つからない場合は、その製品に使用する可能性のある別の名前で検索してください。
実行した検索のリストを表示するには、「パッチ検索」リージョンで「最近」タブをクリックします。検索の履歴リストには、検索方法(番号または製品ファミリ)と検索対象のパッチがタイム・スタンプとともに表示されます。
「パッチ検索」の「最近」タブには、前の20件の検索が表示されます。検索リストは、アルファベット順または年代順にソートできます。
最大20の検索を保存できます。保存した検索には、「保存済検索」タブを通じてアクセスしてください。
「パッチと更新版」タブで、Oracle製品の推奨パッチおよび更新を参照してダウンロードできます。次のパッチ・タイプをダウンロードできます。
個別パッチ - 必須として提供される単一のバグ修正またはバグ修正のコレクションが含まれます。
セキュリティ・バグ修正用の個別パッチ - ユーザー固有のセキュリティ・バグ修正が含まれます。
診断パッチ - 診断の支援、または修正あるいはバグ修正のコレクションの検証を目的とします。
バンドル・パッチ更新(BPU) - 特定の製品またはコンポーネントを対象とする修正の累積コレクション
パッチ・セット更新(PSU) - 特定の製品またはコンポーネントを対象とする、影響の大きい低リスクの証明済修正の累積コレクション
セキュリティ・パッチ更新 - セキュリティ・バグ修正の累積コレクション
Sunのハードウェアおよびファームウェア
ユーザーは個別のパッチではなくパッチセットを適用することをお薦めします。個別のパッチは多数存在するため、パッチセットの検索を制限することで、より迅速に結果が生成されます。
はい。パッチ検索では「次を含む」検索が自動的に実装され、パッチの説明に入力した内容と一致する任意の語が検索されます。パッチ名またはIDフィールドは検索されません。たとえば、SPU、ORA-00600、Incorrect Valueなどが検索されます。
注意:
パッチの命名規則は今後変更される可能性もあるため、パッチを検索する方法として、説明による検索のみに依存しないでください。最新のPSUまたはSPUを検索するには、次のいずれかを実行します。
「推奨パッチ・アドバイザ」を選択し、「製品」リストからOracle DatabaseまたはRDBMSとそのリリースを選択して、プラットフォーム(オプション)を選択します。
「拡張検索」を選択し、「製品」リストからOracle DatabaseまたはRDBMSとそのリリースを選択します。プラットフォーム(オプション)を選択し、PSUまたはSPUを含めるように説明を設定します。
「拡張検索」を選択し、「製品」リストからOracle DatabaseまたはRDBMSとそのリリースを選択します。プラットフォーム(オプション)を選択し、「分類」リストから「セキュリティ」(SPUの場合)または「一般」(PSUの場合)を選択します。
「パッチ・クイック・リンク」リージョンの「クリティカル・パッチ・アップデートとセキュリティ・アラート」リンクを使用することもできます。このリンクから、CPUおよびセキュリティ・アラートに関する最新情報にアクセスできます。
パッチは次のタイプに分類されます。
一般: 他の分類に含まれないパッチ。通常は、お客様の特定の業務上の問題を解決する1回かぎりのパッチです。
クリティカル: アプリケーションがスムーズに機能するために必要なE-Business Suiteパッチ。クリティカル・パッチはただちにインストールする必要があります。
セキュリティ: 製品のセキュリティの脆弱性に対処するパッチ。
法規制: アプリケーションで時間とともに変化した可能性がある値(新しい年の税率表、給与の源泉徴収計算など)の正確な計算に必要なパッチ。
破棄: 最新のパッチに置き換えられたパッチ。「破棄」リージョンには、破棄パッチおよび代替パッチがリストされます。代替パッチを使用する必要があります。
注意:
バグ番号またはパッチIDがわかる場合、破棄されたパッチを検索できます。また、製品検索でも破棄パッチを検索できます。廃止: リタイアしたパッチ。「代替オプション」の下にリストされたパッチを使用します。
注意:
バグ番号またはパッチIDがわかる場合、廃止されたパッチを検索できます。製品検索では廃止パッチを検索できません。次の検索フィルタに対して基準を指定できます。番号/名前またはバグ番号(簡易)検索には、「プラットフォーム」および「言語」フィルタのみが使用可能です。「製品またはファミリ(拡張)」検索の場合、指定した製品によっては、一部のフィルタを適用できないことがあります。
注意:
デフォルトのフィルタは「いずれか」です。フィルタが設定または選択されていない場合、そのフィルタは検索基準に含まれません。分類は、パッチの重要度によって結果を制限します。分類を設定しない場合、一般的な分類を持つパッチを含むすべてのパッチが検索されます。検索可能な分類は次のとおりです。
セキュリティ: 製品のセキュリティの脆弱性に対処するパッチ。
法規制: アプリケーションで時間とともに変化した可能性がある値(新しい年の税率表、給与の源泉徴収計算など)の正確な計算に必要なパッチ。
一般: 他の分類に含まれないパッチ。
「互換コードライン」を使用すると、Oracle E-Business Suite (アプリケーション)のコードラインと互換性があるパッチに結果を制限できます。たとえば、R12.FIN_PF.A、R12.SCM_PF.Bなどです。
注意:
これはオプションのフィルタです。コードラインを選択しない場合は、選択したリリースのパッチがすべて戻されます。「説明」ボックスでテキストを指定して、入力したテキストが含まれる説明(またはSunパッチの場合はシノプシス)を使用するパッチに検索結果を制限できます。たとえば、パッチ11i.MSD
または
5.9_x86、登録
などです。「説明」フィールドでは、大文字と小文字を区別して検索されません。*や%などのワイルド・カードは不要です。
注意:
パッチのネーミング規則は一定期間で変更される場合があるため、説明またはシノプシス内のテキスト指定による結果の制限を、唯一のフィルタリング・パラメータとして使用しないでください。「ファイルを含む」を使用すると、特定のファイル、ファイル名の一部との一致、またはファイルの特定のバージョンを含むパッチに結果を制限できます。このフィルタはOracle E-Business Suite (アプリケーション)の検索でのみ有効です。たとえば、GenCartComm.java、バージョン: 11.5.3などです。
ファイルの完全なバージョンを設定すると、さらに検索を制限できます。バージョン・フィルタにワイルドカードは使用できません。バージョンを空にすると、すべてのファイル・バージョンが一致します。
1つ以上の言語を指定して、結果を指定した言語のパッチに制限できます。ドロップ・リストを使用して、アプリケーション・インスタンスの言語を選択します。
注意:
英語は、プラットフォーム固有のパッチに常に含まれており、PeopleSoft製品以外の場合、言語パッチをインストールする前にインストールする必要があります。PeopleSoft製品の場合、米国英語またはいずれかの翻訳(英国英語を含む)を選択する必要がありますが、両方は選択できません。「パッチセットに含まれていない」は、Oracle Applicationsの検索でのみ有効です。指定したパッチセットに含まれていない、またはこのパッチセットにより破棄されるパッチに検索が制限されます。この検索フィルタを使用すると、より広範囲なパッチセットをインストールした後で、まだ関係のある結果を戻すことができます。リストから項目を1つ以上選択します。
「パッチ・ターゲット」を使用すると、選択した機能、コンポーネントまたはタスクのパッチに結果を制限できます。
たとえば、データベースのData Guardパッチのみを対象としている場合、「Data Guard」を選択します。OC4Jに関連するFusion Middleware (iAS)パッチを検索する場合、「FMW - OC4J」を選択します。
注意:
パッチ・ターゲットを指定するときは注意してください。パッチ・ターゲットを使用する場合、期待した結果を得られないことがあります。プラットフォームを5つまで指定して、結果を特定のオペレーティング・システムに制限できます。
注意:
HP-UX PA-RISC、IBM AIXおよびSun Solaris SPARCで返されるOracle Applicationsリリース11iの32ビット・パッチは、32ビットと64ビットの両方のオペレーティング・システムに適用できます。Linux x86-64上のOracle Applicationsリリース12を検索する際に返されるLinux x86パッチは、32ビットと64ビットの両方のオペレーティング・システムに適用できます。「製品」は必須フィールドです。値リストから製品を選択します。
タイプを指定して、検索結果をパッチまたはパッチセットに限定します。
パッチ: 1つの問題に対処する1つの更新。問題が、既存のパッチセットでは解決されていないものとしてReadmeに記載されている場合にのみパッチをインストールします。
パッチセット: Sunパッチ・クラスタ/バンドルなどのように更新をまとめたもの。
注意:
可能なかぎり、個別のパッチではなくパッチセットを適用してください。更新日は、指定した期間内に更新されたパッチに検索を制限できます。
注意:
Readmeの変更程度の小規模な更新の場合もあります。パッチのレビューとは個別のパッチおよびプラットフォームの組合せに関するお客様からのフィードバックのことです。より確実にするために、オラクル社は最大数のお客様の環境で動作するパッチを提供しています。オラクル社は、お客様と、パッチの開発を担当する開発チームやサポート・チームとを結び付けるフィードバック・チャネルとしてパッチのレビューを提供してきました。
はい。「パッチの詳細」リージョンの「コミュニティ・ディスカッション」領域から、「ディスカッションに返信」をクリックし、コメントを追加します。
また、コミュニティのメイン・サイトから返信できます。パッチを検索し、スレッドに返信します。パッチとプラットフォームの組合せごとに別のスレッドがあることに注意してください。スレッドを検出した後は、すべての投稿に返信できます。
適切なパッチを見つけることは容易ではありません。したがって弊社では、コミュニティ・スペースでの意見やアドバイスの発言を奨励しています。スペースからパッチに直接リンクさせることで、コミュニティがパッチの改善に貢献し、他のコミュニティのメンバーにも役立つヒントやこつの共有の場となるよう奨励しています。また、オラクル社は、お客様のフィードバックを反映させています。
プラットフォームごとの製品別に各パッチをグループ化するため、パッチ・スペースが作成されます。これは、プラットフォーム固有(インストール手順など)のコメントによって投稿が乱雑になることを防ぐためです。該当のパッチについて正しいプラットフォームで参照していることを確認してください。
パッチ・スレッドは、お客様の最初の投稿により自動的に生成されます。特定のパッチ/プラットフォームのパッチ・スレッドは、パッチの詳細ページからのみ作成できます。スペースは、コミュニティのメイン・サイトからも使用できます。また、パッチの詳細ページには、コミュニティのメイン・サイトからのその他のスレッドも表示されます。コミュニティのメイン・サイトで独自のトピック・スレッドを作成した場合、それはこのページにリンクされません。また、不適切な投稿をした場合、投稿は削除される場合があります。
My Oracle Support競合チェッカ・ツールには、パッチ検索結果ページと、パッチの詳細ページの両方からアクセスでき、OPatchインベントリのアップロードのみでなく、競合への対応のために環境に適用するパッチのチェックも実行できます。
競合がない場合は、パッチをダウンロードできます。競合がある場合は、ダウンロードする既存の解決策が検出されます。解決策がない場合は、ソリューションをリクエストし、そのリクエストを「計画」リージョンでモニターできます。
詳細は、ナレッジ・ドキュメント1091294.1「My Oracle Support競合チェッカ・ツールの使用方法」を参照してください。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1091294.1
計画には、パッチ計画とアップグレード計画の2種類があります。
注意:
パッチ計画は、現在ハードウェア・システムまたはオペレーティング・システム・パッチングでは利用できません。注意:
計画を利用できるのは、Configuration Manager 10.3.2以上を使用している場合のみです。詳細は、「第8章 コレクタ」を参照してください。Configuration Managerを使用していない場合でも、OPatchインベントリ・ファイルに対してMy Oracle Support競合チェッカ・ツールを使用して、計画とすることができます。詳細は、「My Oracle Support競合チェッカ・ツール」の項を参照してください。
パッチ計画
パッチ計画とは、1つ以上のターゲットにまとめて適用することが考えられるパッチの集まりです。各ターゲットには、別々のパッチ・グループがあります。パッチ計画には、計画の説明とデプロイメント日、および1つ以上のパッチを含めることができます。計画のターゲットにパッチを追加できるのは、パッチのリリースとプラットフォームが追加対象のターゲットと同一の場合のみです。追加するパッチの製品が、パッチの追加対象のターゲットに関連付けられている製品と異なる場合は、警告が表示されます。警告は表示されますが、計画にパッチを追加できます。
計画のターゲットには任意のパッチを含めることができます。計画では、インストール済のパッチとの競合があるかどうかを確認するために、使用環境に対してOracle Database、Fusion MiddlewareおよびEnterprise Managerのパッチも検証されます。
アップグレード計画
アップグレード計画はパッチ計画に似ています。主に、同一プラットフォームでの同一製品の1つのリリースから別のリリースへのアップグレードの計画に使用されます。パッチ以外に、アップグレードに必要なメディアとパッチ・セットが含まれます。アップグレード計画は、1つのターゲットに対してのみ作成できます。
アップグレード計画を使用すると、同一プラットフォームで、インストールされている製品リリースから別の製品リリースにアップグレードする必要があるパッチやソフトウェアを確認できます。アップグレード計画は、Oracle Enterprise Manager内からMy Oracle Supportにアクセスしているのでない限り、コレクタを使用する顧客のみ使用できます。現在サポートされていないターゲット・タイプもありますが、ターゲットは定期的に追加されています。ターゲットを指定する際は、アップグレード・プランナにより、選択されたターゲットの構成の詳細が分析されて提供されます。
アップグレード計画では、ターゲットが計画作成の開始地点として使用されます。ターゲットを指定する際は、アップグレード・プランナにより、ターゲットの構成情報が分析され、次の内容が提供されます。
必要なソフトウェア
推奨パッチ
旧リリースで検索された既存のパッチに一致する新リリース用のパッチ
アップグレード可能なターゲットを選択したら、アップグレード先として使用可能な現在サポートされているリリースのリストが表示されます。リストからリリースを選択する際には、サポートの詳細が表示され、適切なリリースの選択に役立ちます。たとえば、リリースのステータスが最終リリースである場合、この製品ラインには新しいリリースが作成されないことがわかります。アップグレードの決定による影響を判断できるよう、パッチ情報が提供されます。
パッチ計画同様、アップグレード計画でも競合の有無が分析されます。競合が検出された場合、ユーザーは新しいパッチをリクエストし、リクエストした代替パッチが使用可能になったときに、現在のパッチを置き換えることができます。置き換える際には、再分析が必要です。
計画ウィザードでは、計画の作成、表示および変更を行えます。アップグレード計画を作成する場合は、「計画」リージョンからアップグレード計画またはパッチ計画を選択するか、開かれる計画ウィザードで計画を表示します。ウィザードは、「パッチ推奨」、「パッチ検索」リージョン、および「パッチの詳細」リージョンからパッチ計画を作成した後、「計画の表示」をクリックすると開くことができます。
注意:
各計画には一意の名前を使用する必要があります。計画の一般情報を更新するには、「ステップ1: 計画情報」をクリックします。計画済のデプロイメント日がわかっている場合は、ここで入力できます。
計画に関連するドキュメントがある場合、ステップ1でそのリストも表示されます。ドキュメント・リンクをクリックすると、ナレッジ・ベースにドキュメントが表示されます。アップグレード計画の場合、使用可能なアップグレード・アドバイザのリストは、Oracleサポート・アップグレード・アドバイザのドキュメントを参照します。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=250.1
アップグレード・アドバイザは、アップグレード・ライフサイクルについて順を追って説明した動的ドキュメントです。各アップグレード・アドバイザは、製品またはスイートの特定のバージョン間での特定のアップグレード・パスに固有のものです。
アップグレード計画の場合は、「ステップ2: パッチ」で、構成に対して推奨されるパッチが、計画に自動的に追加されます。また、手動で追加したパッチと抑制されたパッチ(現時点では計画に含めるが検証には使用しないパッチ)が表示されます。
計画に手動でパッチを追加する手順は、次のとおりです。
「ステップ2: パッチ」で「パッチの追加」をクリックします。「検索の編集」ボックスが表示されます。
検索基準を入力し、「検索」をクリックします。検索オプションの詳細は、「パッチ検索」を参照してください。
追加するパッチを選択し、「この計画に追加」をクリックします。計画ウィザードで、選択したパッチが検証され、パッチに関連する問題が計画のターゲットに報告されます。無効なパッチ(別のプラットフォーム用のパッチなど)は追加できませんが、警告付きパッチ(別のリリースまたは製品用のパッチなど)は追加できます。
注意: 警告はすべて、計画に追加する前に評価する必要があります。
計画ウィザードの表の「理由列に、パッチを含む次の理由がリストされます。
推奨 - 新しい環境の推奨としてこのパッチにフラグが付いています。
追加済カスタマ - ユーザーが手動でパッチを検索して、それを計画に追加しました。
無視 - 計画の別のパッチにすべての修正が含まれているので、このパッチは必要ありません。このような状況が発生するのは主に、PSUも計画に含まれている場合のSPUです。
代替パッチ - システムにより推奨パッチが検出されたか、正しくインストールされない計画に追加されたため、同じ問題を解決するパッチに置換されました。
手動で削除済 - カスタマがパッチを抑制したためまだ計画内にありますが、分析に含まれていないので、レビュー画面およびダウンロード画面に表示されません。
既存の修正を管理します - 元のリリースと一緒にインストールされたパッチによって解決された同じ問題を修正するパッチが分析によって追加されました。これは、パッチ適用された修正がアップグレードしている新しいリリースで修正されなかったために起こります。
推奨パッチを削除または抑制するには、「ステップ2: パッチ」でパッチ行をクリックし、メニューから「抑制」または「削除」を選択します。「削除」を選択すると、パッチが計画から削除されます。「抑制」を選択した場合、パッチは計画には含まれていますが、「ステップ3: 検証」で分析されません。抑制されたパッチは、メニューの「計画に戻す」をクリックして戻せます。
パッチを抑制して「what if」シナリオを作成できます。マージ・パッチを待機する時間がない場合に、パッチを抑制することで、分析が変わる状況を確認できます。マージ・パッチのため、後でメインテナンス・ウィンドウのパッチを実行できます。
検証では、新規のソフトウェアとパッチの組合せが既存の修正を管理するインストールとなり、正しくインストールされるかどうかが判断されます。アップグレード計画の場合、「ステップ3: 検証」で分析を実行すると、古い環境で検出され、新しい環境には存在しないが再適用する必要のあるパッチもリストされます。
ウィザードの最も重要な機能は、計画を検証することです。My Oracle Supportで計画を検証する際、Oracleの情報、システム上のパッチのインベントリ(Configuration Managerで収集)および候補パッチの情報を使用して、パッチの競合を確認します。検証機能では、計画に一覧表示されたパッチ間のパッチ・マージ競合を確認する他に、一覧表示されたパッチとすでに適用されているパッチとの競合も確認します。
アップグレード計画では、古い環境に適用され、新しい環境には存在しないパッチが「分析から追加」表に一覧表示されます。これらの追加されたパッチも、「ステップ2: パッチ」に一覧表示されます。
「情報メッセージ」表には、次のいずれかの理由で無視されたパッチがリストされます。
パッチは置換するインストール済のパッチと同じ問題を解決します。
パッチは、他のパッチが同じ問題を修正するため、無視されます。
パッチは、分析時に使用される別のパッチの一部です。
すべての製品に対して計画を検証することはできません。現在、検証機能を使用できるのは、Oracle Database、Oracle Fusion MiddlewareおよびOracle Enterprise Manager製品のみです。これらの製品でパッチを検証すると、後でパッチをデプロイする際に役立ちます。検証プロセスでは様々な問題が検出され、パッチのデプロイ時に検出されるよりも、容易に解決できます。競合が発生していて代替パッチ(マージされたパッチ(MLR)とも呼ばれます)を必要としているパッチ、前提条件を満たしていないパッチ、特定リリース向けでないパッチ、およびインストール時に問題を引き起こす可能性のあるその他の状態が検出されます。
製品で検証が可能な場合は、計画を検証する必要があります。検証しない場合、パッチのインストール時に、計画ウィザードで識別可能であった、インストールを完了できないという問題が発生する可能性があります。
パッチ・リクエストは、オラクル社に対する、特定の構成要件に合うパッチ作成のリクエストです。以前にインストールしたパッチがこれからインストールするパッチと競合する場合や、以前にインストールして現在も必要なパッチをアップグレードするリリースにまだ使用できない場合にパッチ・リクエストを作成します。古いパッチの上に新しいパッチをインストールすると問題が発生する場合があり、古いパッチの取消しは通常実行されるオプションでないため、安全にインストールでき、既存パッチのバグ修正を維持し、新しいパッチによって修正される問題に対処する、代替パッチをリクエストする必要があります。アップグレードで既存のバグ修正を維持する場合は、移行対象のリリースに対するパッチをリクエストする必要があります。
ターゲット・リリースにパッチを使用できない場合、計画ウィザードの「ステップ3: 検証」で、「解決する問題」表の「問題」列にその内容が記載されます。まだパッチをリクエストしていない場合は、表の「ソリューション」列(パッチ番号と同じ行)で「パッチのリクエスト」ボタンを使用できます。「パッチのリクエスト」をクリックして、選択したターゲットのパッチをリクエストします。通常、パッチ・リクエストは1週間以内で完了しますが、データベースのパッチ・リクエストの大部分は1日で完了します。パッチが使用可能な場合は、「ソリューション」列に使用可能な代替パッチが表示されます。パッチを選択して「分析」をクリックし、パッチを分析して計画に追加します。
Oracleによりシステムが分析されると、インストール済のパッチがこれからインストールする必要のあるパッチと競合することがサポート・エンジニアにわかる場合があります。古いパッチの上に新しいパッチをインストールすると問題が発生する場合があり、古いパッチの取消しは通常実行されるオプションでないため、安全にインストールでき、既存パッチのバグ修正を維持し、新しいパッチによって修正される問題に対処する、代替パッチをリクエストする必要があります。代替パッチを要求すると、代替パッチが作成されます。作成された代替パッチは計画にリストされます。続いて計画に代替パッチを追加し、分析を再実行する必要があります。
パッチ計画によって、インストールするパッチがブロックされたことが報告される場合があります。これは、パッチのコンポーネントが、分析中の1つ以上のその他のパッチと競合している場合に発生します
通常は1週間以内に提供されます。場合によっては、ただちに提供されます。以前に作成された代替パッチをリクエストした場合(別のお客様と同じ状況に遭遇した場合など)は、計画内の他のパッチがただちに代替パッチに置き換わります。パッチを待つ必要がある場合、「計画」リージョンの「パッチ・リクエスト」タブに、すべての代替パッチとそのステータスがリストされます。
Windows環境用の代替パッチを取得できないのはなぜですか。
自動プロセスに含まれていないだけで、取得できます。また、Windows用パッチ競合のチェック・サポートはありません。サービス・リクエストを申請する既存のプロセスに従ってください。今後のリリースでは、計画でWindows用の代替パッチ自動リクエストが使用可能になる予定です。
注意:
ステップ4の「レビューおよびダウンロード」表が空の場合、Configuration Managerリリース10.3.2以上を使用していることを確認してください。パッチ計画のために指定した詳細を確認し、「デプロイ」をクリックします。
カスタマ・ユーザー管理者(CUA)によりダウンロード権限が付与されていれば、Oracleからパッチをダウンロードできます。
項目を1つ以上選択するか、「すべてダウンロード」をクリックして、表示されているすべてのパッチ、パッチ・セットおよびメディアをダウンロードします。ダウンロード・オプションの詳細は、「パッチのダウンロード」を参照してください。
計画は、すべての代替パッチ(およびアップグレード計画用のソフトウェア)が計画に配置されたときに完了します。これは、検証チェックに合格したときです。その後、計画内のすべてのパッチとソフトウェアをダウンロードおよびインストールできます。
計画は、「パッチ推奨」および「計画」リージョンから表示できます。「代替パッチ」と呼ばれるリージョンの2つ目のタブでは、全計画の未処理のパッチ・リクエストがすべて追跡されます。
自分が作成した計画のみを表示するには、お気に入りアイコンの隣にある人のアイコンをクリックします。
「計画」リージョンからパッチやアップグレード計画を表示するには、パッチまたはアップグレード計画を選択します。これにより計画ウィザードが起動されます。このウィザードは、計画の編集を可能にし、計画内のパッチ間にマージ競合がないことを確認するための直観的なツールです。
計画表をフィルタ処理するには、メニューから「すべての計画タイプ」、「パッチ」または「アップグレード」を選択します。
計画を検索するには、検索ボックスに計画名または計画名の一部を入力して、「検索」ボタンをクリックします。
見出しで表をソートするには、表見出しをクリックします。
注意: ダッシュボードに「パッチの推奨」リージョンがない場合は、「ページのカスタマイズ」をクリックし、ダッシュボードに「パッチの推奨」リージョンをドラッグします。「パッチ推奨」リージョンの詳細は、「構成ベースの推奨を使用した検索」を参照してください。
「パッチの推奨」表には、計画にすでに含まれているパッチが、「計画内」列に計画アイコンが付けられて表示されます。アイコンをクリックすると、パッチが関連付けられているすべての計画が表示されます。計画をクリックすると、計画ウィザードが表示されます。
これにより、複数の計画にパッチを追加できるようになります(たとえば、1つの計画へのパッチの追加と別の計画からのパッチの削除)。通常は、1つの計画の特定ターゲットのパッチのみが表示されます。
計画ウィザードの詳細は、「パッチ計画とアップグレード計画」のヘルプを参照してください。
アップグレード・プランナでは、Configuration Managerによって収集された指定ターゲットの構成情報を使用して、有効なリリースのリストが作成されます。リリースが表示されない場合、次のいずれかの理由が考えられます。
アップグレード・パスが実現可能ではありません。
そのリリースへのアップグレードは可能です。ただし、ソフトウェアまたはパッチがまだロードされていないため、リストには表示されません。オラクルでは、最も一般的なアップグレード計画を優先します。
注意: Oracle Databaseリリース10.2.0.4は、アップグレード・プランナのリリースへのアップグレード・セクションにある「リリースの選択」メニューから使用できません。Windowsの場合、リリースへのアップグレードの「リリースの選択」メニューでは、Oracle Databaseリリース11.2.0.1以上がサポートされます。
パッチを計画に追加する際、パッチをターゲットに関連付ける必要があります。対応するターゲットがあるパッチのみ追加できます。
「パッチ推奨」または「パッチ検索結果」から任意のパッチを選択し、「計画に追加」オプションの1つを選択します。指示に従って、新規の計画または既存の計画にパッチを追加します。
「パッチ推奨」リージョンから計画にパッチを追加する場合、My Oracle Supportでパッチの適用先ターゲットが認識されているため、パッチは計画に正しく追加されます。間違った計画に追加した場合は、確認メッセージが表示されたときに「元に戻す」をクリックするか、「パッチ計画」アイコンをクリックしてx計画から削除をクリックします。
次の場合、パッチを詳細ページからダウンロードできます。
CUAによってダウンロード権限を付与されている場合。CUAは、企業のポリシーに基づいて、パッチのダウンロード権限を設定します。パッチのダウンロード権限を持っていない場合でも、表示のみの権限があれば、「パッチ検索」リージョンからパッチ詳細およびREADMEドキュメントを参照することは可能です。
CUAを検索するには、「設定」タブに移動し、「アカウント」を選択します。「サポートID」表(「管理者」列)で、任意のサポートIDの「表示...」リンクをクリックして管理者のリストを表示します。名前の1つを選択し、電子メールを送信して、ダウンロード権限をリクエストしてください。
必要なレベルのサポートがアカウントのサポートID (SI)に関連付けられている場合。アカウントのパッチ・ダウンロード・アクセス値のリストに、パッチのパッチ・ダウンロード・アクセス値が含まれている必要があります。たとえば、パッチ・ダウンロード・アクセス値が「オペレーティング・システム」であり、SIに「オペレーティング・システム」パッチをダウンロードするアクセス権がない場合は、そのパッチをダウンロードできません。
パッチのダウンロード権限の詳細は、ナレッジ・ドキュメント1369860.1「パッチと更新の権限の仕組み」を参照してください。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1369860.1
パッチの一部には、ダウンロードする前にライセンスに同意する必要があるものがあります。このカテゴリ(ロック・アイコンによって識別)でパッチをダウンロードする場合、「ダウンロード」ポップアップから「ライセンスに同意...」をクリックします。パッチのライセンスが表示されます。ライセンスに同意します。ライセンスに同意すると、パッチをダウンロードできます。
ダウンロードする許可を得るには、オラクル社のExtended Support契約が必要なパッチがあります。Extended Support契約をしていない場合は、Extended Supportパッチのパッチ詳細とパッチのREADMEファイルを表示できますが、Extended Supportパッチをダウンロードすることはできません。
Extended Supportの詳細は、次のサイトを参照してください。
http://www.oracle.com/us/support/lifetime-support/index.html
パッチ検索結果ページまたはパッチの詳細ページから、パッチを直接ダウンロードできます。
1つのパッチをダウンロードする手順は、次のとおりです。
「パッチ検索結果」表で、パッチ名リンク以外の場所をクリックして、目的のパッチの行をハイライト表示します。コンテキスト・メニューが表示されます。
「ダウンロード」をクリックします。
ファイル・ダウンロード・ウィンドウで、パッチ・ファイル名リンクをクリックします。
複数のパッチをダウンロードするには、「パッチ検索結果」表で、パッチ名リンク以外の場所をクリックして、目的のパッチの行をハイライト表示します。[Shift]または[Ctrl]を使用して複数の行を選択します。コンテキスト・メニューの「ダウンロード」をクリックします。ファイルのダウンロード・ウィンドウで、パッチ名リンクをクリックするか、「すべてダウンロード」を選択して、パッチをダウンロードします。あるいは、WGETオプションを使用します。
WGETは、UNIXのダウンロード・ユーティリティです。WGETオプションを使用すると、ファイルとしての保存やクリップボードへのコピーが可能なWGETダウンロード・スクリプトを作成できます。
注意:
WGETダウンロード・スクリプトは、上級ユーザーを対象としています。ほとんどの場合、エラーが起きたことを示すメッセージが表示されません。WGETスクリプトを使用する前に、WGETコマンドとWGETログ・ファイルに精通しておく必要があります。また、UNIXファイル管理やUNIXファイルの編集、削除およびコピーの方法、シェル・スクリプトの作成と編集の方法、UNIXでの実行権限の変更方法、HTTPエラー・コードについても理解しておく必要があります。あるいは、ダウンロード・マネージャを使用して、複数のパッチをダウンロードします。この場合、パッチのダウンロードの間、アクティブなMy Oracle Supportセッションを保持する必要があります。注意:
現在、My Oracle Supportで生成されるWGETスクリプトでは、Sunパッチはサポートされていません。My Oracle Supportの外部でWGETユーティリティを使用してSunパッチをダウンロードする方法の詳細は、ノート1199543.1の「WGETを使用したSun製品のパッチ・ダウンロードの自動化」を参照してください。ファイル・ダウンロード・ウィンドウで、WGETオプションをクリックします。WGETオプション・ウィンドウが表示されます。(期限がある場合)認証トークンの期限に注意してください。それ以降、このスクリプトは使用できません。
「ダウンロード.sh」をクリックして、シェル・スクリプト(sh)ファイルをダウンロードするか、「クリップボードにコピー」をクリックして、スクリプト・コンテンツをクリップボードにコピーします。「ダウンロード.sh」をクリックした場合は、「ダウンロード」ダイアログ・ボックスが開きます。
WGETオプション・ウィンドウで、「ファイル・ウィンドウに戻ります」をクリックします。
テキスト・エディタで .sh ファイルを開くか、クリップボードのコンテンツをテキスト・エディタにコピーします。
SSO_PASSWORD=の行を特定し、SSOパスワードを入力します。これは、My Oracle Supportへのログインに使用したパスワードです。ユーザー名はSSO_USERNAME=の行にすでに入力されています。正しいパスワードを入力しないと、スクリプトの実行時にエラー・メッセージが表示されます。パスワードでは、大文字と小文字が区別されることに注意してください。
WGETスクリプトに制御されているパッチが含まれる場合は、PASSWORD_patchnumber=行にパッチのパスワードを入力します。ここで、patchnumberはダウンロードする制御されているパッチの数です。正しいパスワードを入力しないと、スクリプトの実行時にエラー・メッセージが表示されます。
必要な場合は、 WGET=/usr/bin/wget 行でパスを編集します。 この行は、WGETが環境の別の場所にインストールされている場合に編集します。
必要に応じて、ログ・ディレクトリのパスを編集します。
WGETスクリプトを保存します。
chmodコマンドを使用して、スクリプトに実行権限を追加します。たとえば、chmod u+x filename.sh (filenameはWGET.shファイルの名前)などです。
次のコマンドを入力してスクリプトを実行し、パッチをダウンロードします: $sh filename.sh
注意: WGETダウンロード・スクリプトには、スクリプトが成功したかどうかのフィードバックがありません。ダウンロードが成功したことを確認する場合や、問題のトラブルシューティングを行う場合は、ログ・ファイルを表示します。ログ・ファイルの場所は、スクリプトの LOGFILE= 行に記録されています。
WGETスクリプトで得られる結果は次のとおりです。
ダウンロードが成功しました。
ゼロ・バイトのファイルが返されます。ゼロ・バイトのファイルは、スクリプトが失敗したことを示します(例: -rw-r--r-- 1 userx g920 0 Sep 2 17:10 p8290402_111060_SOLARIS64.zip)。
注意: スクリプトを再実行する前に、ゼロ・バイトのファイルをすべて削除してください。
一部のパッチ・ファイルは正常にダウンロードされますが、ゼロ・バイトのファイルがいくつか返されます。Oracleで使用できる接続の数を超えると、後続のリクエストは拒否されます。ログ・ファイルに次のメッセージが記録されます。Proxy request sent, awaiting response... 403 Forbidden
SSOパスワードが空であることを示すメッセージが表示されます。
パスワードが正しくないか、大文字/小文字が違っています。次のメッセージが表示されます。HTTP request sent, awaiting response... 401 Unauthorized Authorization failed.
ファイアウォールが原因で、WGETによるパッチのダウンロードができません。
複数のパッチをダウンロードするには、「パッチ検索結果」表で、パッチ名リンク以外の場所をクリックして、目的のパッチの行をハイライト表示します。[Shift]または[Ctrl]を使用して複数の行を選択します。コンテキスト・メニューの「ダウンロード」をクリックします。ファイルのダウンロード・ウィンドウで、パッチ名リンクをクリックするか、「すべてダウンロード」を選択して、パッチをダウンロードします。あるいは、WGETオプションを使用します。
パッチには次の1つまたは複数のダウンロード・アクセス・タイプがあります。
ソフトウェア
オペレーティング・システム
ファームウェア
Vintage Solaris
Extended Support
層1
パッチのダウンロード・アクセス・タイプは「パッチ詳細」ページにリストされます。必要なパッチ・ダウンロード・アクセスがSIにない場合、パッチをダウンロードできません。たとえば、パッチに「オペレーティング・システム」ダウンロード・アクセスがあり、SIに「オペレーティング・システム」パッチをダウンロードするアクセス権がない場合は、そのパッチをダウンロードできません。カスタマ・ユーザー管理者(CUA)に連絡して、必要なダウンロード・アクセスをリクエストしてください。
また、CUAが、プロファイル内のSIに対して、パッチをダウンロードする権限を「いいえ」(表示のみ)に設定している場合、プロファイル内の別のSIのパッチをダウンロードする権限が「はい」(ダウンロード)に設定されていないかぎり、パッチをダウンロードできません。
パッチのダウンロード権限の詳細は、ナレッジ・ドキュメント1369860.1「パッチと更新の権限の仕組み」を参照してください。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1369860.1
言語メニューが表示される場合、そのパッチで言語パックをダウンロードできます。最初にプラットフォーム・パッチ(英語版)をインストールし、その後、適用可能な言語を選択します。パッチをダウンロードするには、「ダウンロード」をクリックし、各パッチ・ファイル・リンクをクリックしてダウンロードし、選択した場所に保存するか、処理を速めるためにダウンロード・マネージャを使用します。また、ダウンロード・ウィンドウから選択されたすべてのパッチに対して、wgetスクリプトを生成することもできます。
注意:
PeopleSoft製品の場合、米国英語またはいずれかの翻訳(英国英語を含む)を選択する必要がありますが、両方は選択できません。各パッチの詳細ページでは、パッチをダウンロードするオプションだけでなく、パッチのREADMEを確認するオプションが提供されています。また、パッチ検索またはパッチ推奨ページから、パッチ検索結果の個々のパッチセットを選択することもできます。
パッチの詳細ページからパッチをダウンロードする手順は、次のとおりです。
「パッチ検索結果」表で、パッチ名リンクをクリックして、パッチ詳細ページを表示します。
「ダウンロード」をクリックします。
ファイル・ダウンロード・ウィンドウで、パッチ・ファイル名リンクをクリックします。
各パッチのコンテキスト・バーにはダウンロード・オプションがあります。[Ctrl]または[Shift]を使用すると、リストから複数のパッチを選択できます。
お客様の多くにとって、複数ファイルをダウンロードするのが最も効率的な方法です。各ファイルのサイズは大きい可能性があり、それらを多数ダウンロードする必要がある場合には、ダウンロード・マネージャを使用するのが、容易で、時間的にもより便利です。多くのダウンロード・マネージャを使用できます。どのダウンロード・マネージャを使用するかについて、特定の推奨事項はありません。
複数のパッチをダウンロードする手順は、次のとおりです。
パッチ詳細の上にある「クローズ」リンクを選択し、パッチ検索結果に戻ります。
パッチ検索結果で、リンクを除き、行の任意の場所をクリックするとその行が選択されます。複数の行を選択するには、[Ctrl]または[Shift]を使用します。
コンテキスト・バーから「ダウンロード」ボタンを選択します。
ファイルのダウンロード・ウィンドウで、パッチ名リンクをクリックするか、「すべてダウンロード」を選択して、パッチをダウンロードします。
一部のパッチは配布が制限されています。これらのパッチの分類は「制御」で、パスワードで保護されています。制御されているパッチのダウンロードを試行すると、パスワードを要求されます。制御されているパッチのパスワードをリクエストするには、技術的サービス・リクエスト(SR)を登録します。
「拡張検索」を使用して、パッチ以外にファームウェア更新、ドライバおよび次のサポート関連ダウンロードも入手できます。
自動サービス・リクエスト(ASR)
Services Tools Bundle (Explorer、SNEEP、LWACおよびRDAが含まれるSTB)
Sun Automated Service Manager (SASM)
Secure File Transport (SFT)
Sunディスク・ストレージのパッチおよび更新の詳細は、ナレッジ・ドキュメント1350703.1を参照してください。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1350703.1
「パッチ関連アクティビティ」リージョンには、パッチに関連する最近のアクティビティがリストされます。パッチ・リンクをクリックし、パッチ詳細を表示します。このリージョンには次のタブがあります。
ダウンロード済 - ダウンロードされたパッチがリストされます。パッチをお気に入りとしてマークするには、スター・アイコンを選択します。お気に入りのパッチは、「お気に入り」タブにリストされます。
表示済 - 表示されたパッチがリストされます。パッチをお気に入りとしてマークするには、スター・アイコンを選択します。お気に入りのパッチは、「お気に入り」タブにリストされます。
ディスカッション済 - ユーザーのメッセージの投稿対象のパッチがリストされます。
お気に入り - お気に入りのパッチがリストされます。「お気に入り」からパッチを削除するには、スター・アイコンをクリックします。パッチを表示するには、パッチ・リンクをクリックします。お気に入りの詳細は、「お気に入り」を参照してください。
パッチと更新版に関するビデオ・トレーニングについては、次のナレッジ・ドキュメントを参照してください:
ナレッジ・ドキュメント1543731.1「My Oracle Supportの使用方法の理解 - パッチと更新版」
ナレッジ・ドキュメント1941934.1「My Oracle Supportパッチ競合チェッカの概要」