設計時の書式設定ルールの定義

管理者は、設計時にフォームのフォーマット・ルールを定義できるようになりました。このルールは、カスタム・スタイルの適用時に実行時にユーザーがフォームを表示できます。

適用先: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、FreeForm、Planning、Tax Reporting

書式のみのルールはフォーム・デザイナのセグメント・レベルで定義されるため、実行時に、関数の評価後にセグメントに属するすべてのセルに書式設定が適用され、セキュリティ・オプションと抑制オプションが適用されます。

設計時書式ルールでは、フォームは次のようになります:

  • ボーダー、色、フォント・サイズ、フォント、数値形式など、Smart Viewクライアントで現在行うほとんどの書式設定機能をサポート
  • 今日のデータ検証ルールに加えて、純粋な書式設定の目的でルールを作成できます
  • データ・セルに加えて、ヘッダーおよびメタデータ・セルにフォーマット・ルールを適用できます

フォーマット・ルールは、管理者がフォーム・デザイナの「レイアウト」タブで定義します。 「レイアウト」で、フォーマット・ルールを追加する行見出し、列見出しまたはセルを右クリックし、「フォーマット/検証ルールの追加/編集」または「メタデータのフォーマット/検証ルールの追加/編集」を選択します。 「ルール・ビルダーのフォーマット/検証」で、「ソース・タイプ: セルの処理」の条件について、右側の「アクション」列にある「セルの処理」アイコンをクリックし、フォーマット・ルール・オプションを選択します。

実行時にフォームにフォーマット・ルールを適用するには、Forms 2.0でフォームを開きます。 フォームの上に表示されるツールバーのスタイル・アイコンをクリックし、スタイル・オプションを選択します:

  • セル・スタイル: 読取り専用セル、ロックされたセル、サポート詳細、添付など、セル・スタイルのみをフォームに適用します。 カスタム(フォーマットのみ)のルールは適用されません。
  • カスタム・スタイル: ユーザーがSmart Viewクライアントに追加できる、設計時およびExcelカスタム書式設定でルール・ビルダーに定義されたフォーマットのみのルールを適用します。 セル・スタイル(読取り専用セル、ロックされたセル、サポート詳細、添付など)は適用されません。
  • カスタムおよびセル・スタイル (デフォルト): セル・スタイル(読取り専用セル、ロックされたセル、サポート詳細、添付など)とフォーマット・ルール(Smart Viewで追加されたExcelカスタム書式設定を含む)の両方をフォームに適用します。 これはデフォルトのスタイル・オプションです。

ビジネス上のメリット: 設計時にフォーマット・ルールを定義すると、すべてのユーザーがルールを作成したフォーマットを表示でき、スプレッドシートのフォーマットに使用されるユーザー間の採用が向上します。

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