カタログ管理プロファイルの概要
カタログ・マネージャによる学習カタログへのアクセスを管理するには、「自分のクライアント・グループ」>「学習および開発」ページの新しい「カタログ管理プロファイル」タスクを使用します。 これらのプロファイルでは、どのカタログ・マネージャがカタログ内の特定の学習にアクセスして管理できるかを指定できます。

「カタログ管理プロファイル」ページ
この機能には、デフォルトのカタログ・プロファイルであるデフォルト・カタログ・マネージャ構成が含まれています。このプロファイルには、既存のすべての自己ペース学習が自動的に含まれ、すべてのカタログ・マネージャが含まれます。 この提供済デフォルト・プロファイルは削除できませんが、非アクティブ化できます。

デフォルト・カタログ管理プロファイル
プロファイルの作成時に、カタログ・コントリビュータが誰であるかを定義し、このプロファイルで管理される項目を他のカタログ・マネージャに表示するかどうかを定義します。 また、プロファイルを表示できるのが、すべてのユーザーか、コントリビュータのみかを指定します。 コントリビュータが指定されたカタログ・プロファイルでは、カタログに属する自己ペース学習を管理します。 また、カタログ内の学習用に作成された割当を表示できるのが、コントリビュータのみか、すべてのカタログ・マネージャかもこの表示設定に示されています。

「新規カタログ管理プロファイル」ページ
アイテムの作成時に、自己ペース学習アイテムに適用されるカタログ管理プロファイルを指定します。

「新規学習」ページ
カタログ・マネージャが1つのカタログのみのコントリビュータである場合、自己ペース学習の作成時にそのプロファイルが「プロファイル名」フィールドに自動的に移入されます。 複数のカタログのコントリビュータである場合は、自己ペース学習の作成時に選択した最新のカタログが「プロファイル名」フィールドに自動的に移入されます。 必要に応じて、別のカタログを選択できます。
この機能拡張により、カタログ・マネージャが管理できる自己ペース学習、および自己ペース学習で表示または作成できる学習割当に関して、カタログ・マネージャ間で職務を分離できます。 この機能拡張により、セキュリティ、説明責任およびコンプライアンスも強化され、1人のカタログ・マネージャがライフサイクル全体を単独で制御できないようになります。
有効化のステップ
リリース24D新機能の自己ペースのRedwoodエクスペリエンスの管理を有効にします。
ヒントと考慮事項
学習の作成時に、すべての自己ペース学習をカタログ管理プロファイルに追加する必要があります。 適切な権限を持つカタログ・マネージャは、それを別の自分のカタログ・プロファイルにいつでも変更できます。
主なリソース
学習カタログ管理の詳細は、My Oracle SupportのLearning Catalog Management: Redwood Experience (ドキュメントID 3052904.1)を参照してください。
アクセス要件
学習管理者には、次の権限が必要です:
| 名前 | コード | 説明 |
|---|---|---|
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カタログ管理プロファイルの管理 |
WLF_MANAGE_CATALOG_ADMINISTRATION_PROFILE_PRIV |
カタログ管理プロファイルの管理をユーザーに許可します。 |
自己ペースの学習アイテムを管理するために、学習カタログのすべてのアイテムの管理職務と学習カタログ管理職務という2つの新しい職務ロールが導入されました。
| 名前 | コード | 説明 |
|---|---|---|
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学習カタログのすべてのアイテムの管理職務 |
ORA_WLF_LEARNING_CATALOG_ALL_ITEMS_MANAGEMENT_DUTY |
すべての学習カタログ・アイテムの管理をユーザーに許可し、次のロールおよび権限を含みます:
この職務は、すべてのカタログ管理プロファイルに構成されているアクセス権を上書きします。 自分がカタログ管理プロファイルで指名されたコントリビュータでない場合でも、すべての学習カタログ・アイテムを完全に制御できます。 適切な学習実装者および管理者に割り当ててください。 |
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学習カタログ管理職務 |
ORA_WLF_LEARNING_CATALOG_MANAGEMENT_DUTY |
学習カタログ・アイテムの管理をユーザーに許可し、自分がコントリビュータであるカタログに対する次のロールと権限を含みます:
この職務は、カタログ内の特定の学習アイテムの管理を担当するカタログ・マネージャに割り当ててください。 |