Redwood: 当初オーダーへの返品明細のリンク

新規または既存の販売オーダーに返品明細を追加し、その返品明細に当初オーダーへの参照を手動で指定します。

この更新の前は、品目を返品して当初オーダーを参照する場合は、当初オーダーを開き、返品する内容を指定してから、返品専用の新しい個別のオーダーを作成する必要がありました。 もうこれを行う必要はありません。 既存の販売オーダーを改訂して品目を返品できるようになりました。 別の方法として、新しい販売オーダーを作成して品目を返品することもできます。 他の既存の販売オーダーからも品目を返品できます。

次のような利点があります:

  • 参照返品の実行方法を簡素化します。
  • より効率的に作業できます。 1つの販売オーダーを使用して、異なる販売オーダーから複数の返品明細を返します。

販売オーダー521290を作成し、Envoy Laptop - Rugged品目をオーダー明細2に追加し、販売オーダーを送信したとします。 しばらくすると、同じ顧客から電話がかかって、まったく異なる品目に対して別のオーダーを作成します。 その顧客は、電話中にオーダー521290からラップトップを返品するとも述べました。

次のようにします:

  1. 新規販売オーダーを作成します。 これらの値をオーダー・ヘッダーに設定します。

    属性

    値

    ビジネス・ユニット

    Vision Operations

    顧客

    Computer Service and Rentals

    通貨

    USD
    販売オーダー52192を作成するとします。
  2. 「保存」をクリックし、「処理」 > 「返品使用可能」を選択します。
  3. 「追加オーダー詳細」で、「返品明細」をクリックし、「当初オーダー参照」属性を設定します。
    「当初オーダー参照」属性は、オーダー52192の顧客、ビジネス・ユニット、通貨と一致し、返品に適格なオーダー明細があるすべての販売オーダーをフィルタします。     多数のオーダーがこの基準を満たす可能性があるため、当初オーダーのオーダー番号または顧客購買オーダーを入力して、「当初オーダー参照」属性の値をフィルタできます。 52129と入力し、次にオーダー521290を選択するとします:
    zzzzzzzz
  4. 「当初オーダー明細参照」属性を設定します。
    「当初オーダー明細参照」属性は、元の521290オーダーで返品に適格なすべての明細をフィルタします。     「明細」の値を入力するか、「品目」に値を入力して「当初オーダー明細参照」属性の値をフィルタできます。 オーダー明細2を入力して選択するとします:
    xxxxxxxxx
  5. 「返品数量」属性と「返品可能数量」属性に値が含まれるようになりました。 返品数量は変更できます。 「倉庫」属性には返品先事業所が含まれます。
    xxxxxxxxx

また、品目のオーダーに最初に使用したのと同じ販売オーダーで、品目を返品することもできます。 新しいオーダーを作成する必要はありません。 オーダー521290を改訂し、「処理」 > 「返品使用可能」をクリックしてから、このトピックの前半の例と同じように、品目の返品に進みます。 オーダーは「クローズ済」ステータスにしないでください。 例:

xxxxxxxxxxx

有効化のステップ

  1. 「Redwood: 販売オーダーの作成および管理」機能を使用可能にします。
  2. Redwood: 複数の販売オーダーの検索および処理の適用の検索索引の管理サブトピックで説明されているステップを実行します。 次の属性を索引に追加します。

    オーダー属性

    明細属性

    通貨

    明細カテゴリ

    出荷数量

    履行済数量

    オープン

    取消済

ヒントと考慮事項

  • アウトバウンド明細には、オーダー管理から在庫履行システムに送信する品目が含まれています。 返品明細には、履行にすでに送信した以前の販売オーダーの品目が含まれ、在庫に戻っています。
  • 返品オーダーの顧客、ビジネス・ユニット、通貨は、当初オーダーの顧客、ビジネス・ユニット、通貨と同じである必要があります。
  • 参照返品を作成する場合は、品目を設定する前に、当初オーダー参照および当初オーダー明細参照を設定する必要があります。 最初に品目を設定すると、オーダー管理によって参照されない返品が作成され、「当初オーダー参照」属性および「当初オーダー明細参照」属性が無効になります。
  • 「返品可能数量」属性は、当初数量からすでに返品した数量(下書きオーダーで返品した数量を含む)を差し引いたものです。
  • 当初オーダー明細は返品に適格である必要があります。 詳細は、販売オーダーの返品の「品目を返品できるかどうかを決定する条件」を参照してください。

主なリソース

アクセス要件

この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 販売オーダー索引の更新(FOM_UPDATE_SALES_ORDER_INDEXES_PRIV)。

この権限は、この更新の前から使用可能でした。