DCSポータルのFusion Knowledge Managementアセットのサポート

Fusion Knowledge Managementアセット・ピッカーを使用すると、作成者は、イメージ、ビデオ、その他のファイル・タイプなどのアセットを、記事のコンテキスト内に1箇所から埋め込むことができます。 25B DCS参照テンプレートは、このナレッジ機能をサポートしています。

作成者が記事を公開すると、KMアセットはNextGenアプリUIおよびDCSサポート・ポータルでレンダリングされます。 エンド・ユーザーは、記事テキストのコンテキスト内でファイルを表示およびダウンロードできるようになりました。 視覚的なサポートにより、コンテンツを理解しやすくなります。

DCS参照テンプレートで使用可能なoj-dcs-km-article-viewコンポーネントは、保護されたアセットとパブリック・アセットの両方のKMアセットをサポートします。 DCSリファレンス実装およびコンポーネントでは、この機能はV2 KM APIバージョンでのみサポートされます。

ビジネス上の利点:

  • 外部ツールの必要性を排除: 作成者は、ナレッジ・ベース内のファイルを1つのロケーションから直接アップロード、整理、管理および検索し、サポート・ポータルを含むユーザー・インタフェース間で表示できます。
  • 読みやすさと一貫性の向上: 共通のアイコンとイメージを使用すると、エンド・ユーザーは記事をすばやくナビゲートできます。
  • 理解と文脈の改善: 記事の最後にあるファイルのリストではなく、エンドユーザーがテキストのコンテキストでこれらを表示およびダウンロードできるようになりました。 これにより、記事の読者にとって論理的な方法でファイルをグループ化することもできます。 イメージは、記事が何を説明しているのか理解しやすくなります。
  • 使用準備完了: DCS参照テンプレートには、最新のFusionナレッジ管理機能をサポートする即時利用可能なコンポーネントがあります

有効化のステップ

KMアセット・ピッカー機能に必要なナレッジ管理V2 APIを使用してDCSアプリを有効にするステップ:

  1. Visual Builderデザイナで、「サービス」-->「バックエンド」にナビゲート
  2. Visual Builderの左側にある「サービス」アイコンをクリックして、「サービス」サイド・パネルを開く
  3. 「バックエンド」タブを開く
  4. 「Knowledge Management V2 API」をクリック
  5. 鉛筆をクリックしてサーバーを編集
  6. {instance}名をFusion環境名(abcd-testなど)に置き換えて、スコープを更新
    例: urn:opc:resource:fusion:{instance}:knowledge-management/

KM V2 APIでDCSを有効にするようにサーバー・スコープを変更

KM V2 APIでDCSを有効にするようにスコープを変更

  1. 保存
  2. DCS -->「変数」をクリック
  3. knowledgeAPIVersionを選択
  4. プロパティ・パネルのデフォルト値を1から2に変更
    KM V2でDCSを有効にするようにknowledgeAPIVersion変数を変更

    KM V2でDCSを有効にするようにknowledgeAPIVersion変数を変更


  5. アプリをステージング

ヒントと考慮事項

  • 記事の作成時には、作成者がアセットを追加する必要があります。
  • UCMアセットを追加する機能は、Redwood UIオーサリング・エクスペリエンスの一部です。
  • DCSリファレンス実装およびコンポーネントは、V2 KM APIに対してこの機能をサポートしています。

主なリソース

この25B DCS機能は、ナレッジ記事にファイルおよびイメージを追加する25Bナレッジ管理オーサリング機能に関連しています。

次のOracle Fusionサービスのドキュメントを参照してください:

アクセス要件

Developerロールを持つユーザーとしてOracle Visual Builderエディタにサインインし、DCSポータル・エクスペリエンスを設計します。